当日はあいにくの曇り空、今にも雨が降ってきそうな天気。 と思ったら、やっぱりライブ直前まで雨が降っていたそうで(とアムロちゃんが 言っていた)。会場に向かう私。でも、同じく千葉マリンに向かう人の群れは、なんだか子供が多いぞ…(^^;)?親に手を引かれて歩いている女の子アリ、中学生と思われる男女アリ。何故か「アムラー」は少ない。かと言って、キムタクもいない。なんなんだ、一体…?!
球場に着く。「アリーナの人は…」というアナウンスに従い、一塁側の階段を上るが入り口が狭い。荷物チェックを念入りにやっているわけでもなく、チラシを配って いるわけでもなく。う〜ん、ただ単に狭いんだなぁ…。もうちょっとどうにか ならないのだろうか。私は今まで、西武球場、東京ドーム、横浜スタジアムのアリーナでライブを見てきたが、こんなに入りにくい球場はここが初めてではなかろうか( 神宮球場で花火を見た事があるが、ここも入りづらかった。千葉マリンといい勝負 のような気がする)。
席に向かう。私の席はアリーナDブロック90番という事で、「Dだったら結構見えるよね♪」と思いスキップしながら席を探す。Dブロックの最後列の席番を確認する。が、しかし…。…え?180番?ナナナなんと、一ブロックに対して180人も詰め込んでいる。嫌〜〜な予感が……。うおおお〜、予想通り。狭い。一言で言って、狭い!こんな小さな椅子とスペースで、どうやってノれと言うのだろう?と悩んでしまう位狭いのである。普通に座っているだけなのに、隣の兄ちゃんとあたってしまう。 うがー。なんか嫌だー。
さてさて、そうこうしているうちに幕(んなもんないのだが)が開く。オープニングは "TRY ME"。イントロと共にまずスーパーモンキーズの面々が登場する。湧き上がる歓声!しかし!私の所からは何も見えないのである!!ぴょんぴょん跳びはねて見てみると、どうやらアムロちゃんはスーパーモンキーズとお揃いのような衣装を着ているようだ。ただでさえステージから遠く、何も見えないのだからせめて衣装だけはスーパーモンキーズとは違うものにして欲しかったぞ…。
そんなこんなで、あちこちから「見えなーい」「見えねーぞ」の声が飛ぶ中、ライブは続きます。前半は昔のアルバムから中心に歌われ、中盤〜後半が "SWEET 19 BLUES"から。バンドのメンバーは全て(遠かったので嘘かもしれないが)外人で 占められていたが、何が驚いたって、シーラ・Eがパーカッション+コンガを叩いて いた事!"SWEET 19 BLUES"に彼女が参加しているのはクレジットされていたので 知っていたが、なんとライブにも出演しているなんて!私的にはすごい感動!かつて 「プリンスが惚れぬいた才能の持ち主」と言われセンセーショナルなデビューを飾っ た彼女、それからアメリカでは一線級のパーカッショニストとして活動してきたので ある。その彼女がわざわざ日本に来て、小娘(失礼)のライブに参加するなんて!い やぁ驚いた。
ところが、ライブが始まって一時間して、アムロちゃん曰く「では、最後の曲です!」と。うそぉ??と思ったら、これは「シーラ・Eが叩くのが最後」という意味だったらしい。それにしても「えぇ?」である。…どうやら、「一時間だけの参加」という契約らしい。一時間が経ったので「最後の曲」だと。ふぅ〜ん…。
彼女は曲の終りにコンガとパーカッションを叩くだけ叩いて、帰っていきました。
しかしそのパーカッションソロのカッコよかった事と言ったら!言葉に出来ない程の
凄さでした。女性であれだけ力強い打ちを見せるなんて!…ただ、感激していたのは
私だけだったようで、まわりの若いモンはそれが誰だったかわからなかったようです。う〜、なんてこったい…。
さて彼女が帰った直後からは、シングル曲連発でした。"Body Feels Exit" "You're my sunshine""Chase the Chance" などを歌い、前の方はそれなりにノリノリ。私は相変わらず何も見えず。ただ手拍子する私の周りの人々。全然消化不良な 私(-_-;)。中盤になってやっとついたでかいモニター画面に映るアムロちゃんを見ている。うおー、アリーナだぞお、私はぁ!
そして、そそくさと本編を終え、袖に下がる面々。…あと、何を歌うのかしら…?
と考えるが、どうしても "SEWEET 19 BLUES" しか思い浮かばない。まぁ、それを
歌って終りだろうな、なんて思っていると、アンコールの声に応えて一同登場。アンコールは、"Stop The Music"、その後は"GO GO"、そして大ラス"SWEET 19 BLUES"。あぁやれやれ。終わった終わったぁ(投げやりでどーする)。
でも、すごい!と思ったのが一つ。花火です。ライブ中にも火柱や花火は打ちあがっていたのですが、ライブ終了後、約100発程の花火が上がりました。これがすごくきれいで、おまけにでっかくて(いわゆる、スターマインてやつでしょう)、これは凄かった。きっと莫大なお金がかかっているにちまいない、と変な計算をしてしまいました(笑)。