さて彼等は、私の予想通り…というか、大方の予想通り、全員スーツ姿で登場しま した。ボーカルの彼（浅岡"U-Ya"雄也君）はフロントマンという事で一番派手 だったんですけど、何が派手って、Aラインの光る生地のシルバーグレーの4つ ボタンダブルポケットのスーツ（表現がイマイチうまくない）で、勿論ネクタイは しめーの。いやあれで2時間歌い続けるってある意味すごいですよねぇ。
　他のメンバーはというと、私の好きな（このライブを見るまでは「好きな」 だった(^^;)）、ギターの小田さん（少し沖雅也似）はTVと同じように表情を ほとんど変えず。ベースの新津さんは、スーツが似合いすぎてまるで「会社帰りに 演奏」してるみたいでした（ごめんなさい）。ドラムスの小橋さんはワイシャツに ベスト姿で、これまたMCは一切なし。ボーカルの彼に全てを一任、って感じです ね。

　客電が落ち、薄い幕の向こう側にメンバーが揃った時には、場内はもう黄色い 歓声。おお、マイクを前に、はすに構えたU-Ya君が見える。そしてしばらくじらし た後（結構じらされたな）、吊されていた幕が落ち、オープニングは「突然」。場内 大興奮。客の構成はやはり女の子が多かったのですが、もう黄色い声援がすごくて、 こりゃミスチルなんかと全然かわんないですね。こりゃちと意外かな。

　U-Ya君の歌い方は、TVで見てる時とは力の入れ具合が全然違ってまして、… まぁ、ツアー最終日だったから気合い入ってたのかもしれませんが…、 もう、目いっぱい歌ってる！って感じで、その気合いの入れようがよく伝わって きてたと思います。

　そしてライブは淡々と続いていくのですが、そんなに激しい曲がない割に、 聞いていて飽きる事なく、楽しめました。どうしてだろう？と考えたのですが、 やっぱり、U-Ya君が「思いっきり歌う」「動きが大きい」からでしょうか。
歌の歌詞に合わせて動く彼は、表情も豊かだしリアクションも大きいし。「歌」だけ ではなく「動き」で雰囲気を表現するというのは、TVでは見た事のない一面でした ね。最初はステージの奥の方で歌っていたのですが、後半になってからはステージの 前の方まで出てきて（ステージは2段構成になっていた、彼が前に来るまで私は 気付かなかった）、ステージ上を所狭しと動き回っていました。私は11列目で見て いたのですが、U-Ya君がステージの前の方に出てきた時は、彼をすごく近くに 感じる事が出来たし、ステージを十分に使う所なんかはライブツアーが初めてで緊張 しているとは思えなかったです。しかし、MCの方はさすがに緊張してるのか、言葉 を一つ一つ区切って喋っているところなんか、君は外国人（笑）？とつっこみたく なったり、「愛してるよー」という女の子の声に照れて黙ってしまったりして、 …くぅー、かーいい♪

　そんなこんなで、1st,2ndのアルバムの曲をほとんど演奏し（一曲が短いので 結構な曲数やる事になります）て、終了。

　アンコールは、スーツを着替えて登場。ビートルズを彷彿とさせるような、 ラウンドカラーのスーツでした（2牧目のアルバムの歌詞カードの中で着ている ようなやつ。同じものかしら？）。
んで、「ドキッ」で大盛り上がりした後、「When I call your name」を観客との コーラスで締めて、終わりました。

それにしても、一曲終わるたびごとに「どうもありがとう」と言い、深々と 礼をするU-Ya君、とても印象いいですね。さわやかな好青年、って感じです。
　最後の最後でU-Ya君がこっちをじっと見た後、Vサインをしたので、私も し返したのですが、絶対あれは私にしたんだと思っています（笑）。だって、オープ ニングから結構こっちの方ばっか見てたんだもん…。ぽっ(#^_^#)
　アンコールの時、彼等に敬意を表して私もスーツの上着を着てボタンもしめて 見ていたのですが、たった2曲だったけど一緒に歌って拍手したら、すげー暑かった です（笑）。…アナタたちは偉いですね(^^;)。

なんか、見た後すごくさわやかな気分になったライブでした。U-Ya君がMCで 「夢や希望をもつという事を、大切にして欲しい」「皆さんの夢や希望を叶える ための手助けになるような曲を作って、歌っていきたい」というような事を言って いましたが、まさに、彼等の曲を聞いていると、夢とか希望とか、そういうものを 諦めないで頑張ろうよ、と言ってくれているような気がしてきます。実際、確かに 彼は、そういう事を意識して曲を書いているような気がします…。

　もう少しメンバーにステージ上での動きが欲しい気もしますが、そのせいで、 かえってU-Ya君一人のパフォーマンスが目立つ事になり、一曲一曲をしっかり 聞く事が出来ました（メンバーよりサポートの方が演奏がうまかったりすると、 そっちにばっかり目がいったりする事ってあるから）。 とにかく、シンプルな形で私は好きでした。

アンケートに私のアドレスを書いてきたんだけど、U-Ya君からメール来ない かなぁ、なーーんて淡い（甘い）期待をしてたりして…(^^;)。
ライブが終わって、気付いたら私はU-Ya君から目が離せなくなっていました。
もう〜、U-Ya君大好きですぅ(#^_^#)。
私は今でも、あなたの出ているTV番組を録画したテープを見てからでないと 眠れません…

＃もはや最後はレポートでもなんでもなくなっている（笑）