クライズラー&カンパニー
 1996.9.11(Wed.) 日本武道館
  FINAL TOUR 1996 Up and Away〜GRAND FINALE〜

 このライブはクライズラー&カンパニーのツアー最終公演、同時に彼らの 最終公演でもありました。つまり、解散ライブだったわけです。
このバンドの『売り』は、ある時はクラシック音楽の自己流アレンジであり、美しい メロディラインを持つオリジナル曲であったりしたのですが、その音楽は、実は TVCF というものの中で何回も耳にしていたものだったのです。ハイネケンビール、 NISSANシルビア、東京建物 などたくさんあるのですが、多分誰もが一度は耳に した事のある曲なはずです。

 とはいえ、私も彼らの音楽については特に興味を持っていたわけではなく、あぁ 面白い事をしてる人達だなぁ、くらいにしか思っていませんでした。なので当然の ごとく、演奏された曲目などもわからないのですが、その中で言える事は、『3人と いう単位での演奏であれ、クラシック音楽を表現する事は十分に可能である』という 事でした(実際には3人プラスドラムスとギターのサポートが入る)。
 また、クライズラーのライブでの一番の見どころは葉加瀬太郎氏のヴァイオリン 演奏でもあるのですが、これがまた噂に違わずの素晴らしいものでありました。

(続く)


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