8月のあの有明から約3ヵ月、初の全国ツアーを行った成果がここ横浜で出ると
いうもの(ちょっと大げさか?)。ライヴというものに、もう慣れましたか?
あぁでも、8月に見た時、あなたは初めてとは思えないステージングを披露して
くれたんでしたっけ。心配ご無用かな。
私の席はアリーナC13、これはどこかというと、ほぼステージ正面。つまり、
アリーナ席の中では、ステージから一番遠い場所なのでした…しかし本当に遠かった
なー。これじゃ表情までは全然見えないわ(;_;)。
ライヴは、定刻より約20分遅れてスタート。場内の明りがゆっくりとフェード・ アウトしていき、ステージ両脇のスクリーンがON。そしてそこには、下を向いた ひまわり。しょぼーん、って感じのひまわりが、段々花をひらいてきて、そして 8月のライヴの時と同じように、「大黒摩季」「LIVE NATURE #1」の文字が ヒューン、キラリン、と飛んで来る。もう初心者マークは取れてます(笑)。
1. 永遠の夢に向かって
摩季さんいきなりサビの歌詞を飛ばす。多分きっと、ここからは見えないけれど、 テレまくりだろう(^^;)。
2. チョット
3. あなただけ見つめてる
オープニングからここまで3曲、怒涛の攻め。オープニングは派手に、元気よく、 ガツーンとね。これ基本。そして、結構汗をかく。
(MC)
4. DA・KA・RA
5. 別れましょう私から消えましょうあなたから
6. Herlem Night
(MC)
7. 空
もう、そんでこの曲がここに来てしまうという。終わりの方に来ると思っていたの だけれど。
8. DA・DA・DA〜恋はメリーゴーランド〜恋のTIME MACHINE
8月の時とほぼ同じメドレー。くるくる変わる曲に、観客はちゃんとついてくる。 かけ声も、手の動きも。いいねー。うん、いいよー。楽しい。
曲が終わりに近づくと、摩季さん着替えタイム。ステージ中央にあるなにやら たて のようなものの後ろに隠れる。何なに?って感じで見ていたら、パァーン、 黄色っぽい(だっけ?)キラキラした衣装に着替えて登場。そのまま次の曲へ なだれ込む。
9. OH-MENI-MITE-YO!!
♪パラッパ パラッパ パリーララッパッパー って感じ(笑)。
サンバ調の曲なもんで、陽気に。
(Film)
10. 愛してたんだ
11. いじわる
この2曲はバラード。「愛してたんだ」の時、ステージ中央の階段にもたれかかる(
座っているだけとちゃう)ように、クルッと回って出てきたのが印象的。えっ?今、
どこから出てきた?って感じで、目をパチクリしてた人は多いんじゃないかな。
しっとりと、力強く聞かせるバラード。
(MC)
12. STOP MOTION
(Film)
さて。再びフィルム。眼鏡をかけ、制服を着たOLの摩季さん、パソコンに向かって
なにやら打ち込んでいます。画面には、「大黒摩季収支決算報告」の文字。
Windowsです、Excelです。次の瞬間、画面はモザイク状に崩れていき、
違う場面へ。違う場面では、まず、ピンクの制服のウエイトレス。お客さんに
水はかけるわ、お盆の上の料理はブチまけるわと、失敗の連続。そしてまた次の場面
へ。次は、工事現場でクレーンを操る土方。クレーンで、人を吊り上げてしまう摩季
さん。…そんな事ないっちゅーの。その次は、遊園地でパンダのぬいぐるみに入って
おどける役。ところが、転んでしまい、首が取れてしまいます。急いでその首を
かぶるのですが、これが前後ろ逆。何も見えないという事で、もう動きは
メチャメチャ、人にはぶつかる、転ぶ。もう、ここまで来ると、わざとらしいを
通り越して、冷静になってしまう私(^^;)。だから、絶対そんな事ありえん、
っちゅーに(笑)。
モザイクの画面がうにゅ〜っと元に戻って、再びOL姿の摩季さん。そして画面
には、「大黒摩季は、これより3週間の休暇をいただきます」の文字。
そしてそれにかぶるように、MISTRALのイントロ。
13. MISTRAL〜アンバランス
14. FIRE
15. 熱くなれ
私個人的に一番好きな曲。一緒に歌うのだ〜!
間奏の時のセリフ部分は、エヴァンゲリオンを彷彿とさせる視覚効果(ちなみに
「チョット」の時もそうです)。
スクリーンの横から縦、縦から横へと文字が流れていきます。
実際の歌声と、メリハリの効いた文字の羅列、観客は目と耳から同時に刺激を
受けるわけです。かなりショックです。でもメチャメチャカッコいい。
16. ゲンキダシテ
17. 夏が来る
非常に個人的に、ワタシ、この歌好きなんです。なんでって…
真っ白な馬に乗った王子様がいつか目の前に現われると思っているから(苦笑)
(MC)
18. Power Of Dream
--encore
19. あぁ
20.ROCKS
Wow〜Wow〜Wow〜、を皆で大合唱、そして腕を振り上げる。会場一体と なる瞬間。ライヴ終盤にして、この日最大の盛り上がり、といってもいい位 でしょう。いやぁ、一つになるって、いいよねぇ。来て良かった、って思う 瞬間だよ。
21. ら・ら・ら
この3曲とも、8月の有明の時と同じこの曲。このへんは定番化しそうですね。
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8月の有明から約3ヵ月、全国を回ってこの横浜が最後の場所だったわけですが、 内容的には8月のものとほとんど変わっていませんでした。 ただ、前回がオープニングからお祭り気分だったのに比べると、この日のライヴは ロック色が強かったと思います。 歌声には観客を納得させられるだけの声量と表現力があったし、CDより少し ハスキーな声質は8月に聞いた時と全然変わらないくらい伸びもあり、見ている方 も安心してノレる。そして、これだけのヒット曲を持ち、それをたたみかけるように 歌われると、もうこっちは言う事ありません。気持ちイイです。 サイコー!って感じ。
で、ライヴに慣れていない分、MCはストレートなんですけど、その喋り方が
すごく個性的なんですよ。一つ一つを言葉を区切るように、かみしめるように
喋るんですけど、あれっていつもそうなのかなぁ。緊張してるからそうなのか
なぁ。
それがあるからかどうかわかんないんだけど、大黒摩季って、「凄いカッコイイ」
ってイメージだったんですよ。働く女な私としては、ああいう元気な、それでいて
稟とした感じ(外見かな)の女性って、妙に親近感を覚えるというか、自分と重ね
合わせてみてたというか、そんな感じだったんですけど、あのMC聞いてたら、
「あら?(^^;)」みたいな、なんか、今まで私が持っていたある意味カタいイメージが
とっぱらわれたような気がしてね、「あ、この人は、思ったよりも普通の人かも
しれない」なんて思ったんですよ。そう思ったら、妙に友達感覚が芽生えたという
か、逆に親近感が湧いたというかね、もうちょっと大黒摩季という人の事を知りたい
なぁ、と思ったのでした。(でもさぁ、「摩季ちゃん」って感じじゃないよねぇ(
だってそれじゃあLINDBERGになっちゃうもの)。でも、「摩季さん」ってのも
なんか違和感ない?なんて呼んだらいいんだろうなぁ。)
ライヴでもCDと遜色ないという事で、今さらのようですが、注目したいアーティストですね。
あぁすみません、最後にこれだけ言っときます。あのぅ、せっかく両脇にスクリーン
を張ってるのだから、ライヴ中に少しくらい彼女を映してくれても良かったんじゃ
ないでしょーか?いつ映るものかとずーっと待っていたのですが、結局全然映らずに
ライヴは終わってしまいました(;_;)。悲しかったっす。
8月の時は途中から映してくれたから、「今ここで歌ってる!」っていうリアリティ
が感じられて良かったんですけれど。それだけが残念だったです。