大黒摩季
 1997.8.1(Fri.) レインボースクエア有明
 テレビ朝日パイン'97
 大黒摩季 LIVE NATURE #0  〜nice to meet you〜


1. いちばん近くにいてね
2. 愛してます
3. DA・KA・RA
4. チョット
5. 別れましょう私から 消えましょうあなたから
(MC)
6. Harlem Night
7. 恋はメリーゴーランド
8. 恋のTIME MACHINE
9. DA・DA・DA
10. ガンバルシカナイジャナイ?!
11. STOP MOTION
12. あなたがいればそれだけでよかった
13. Rainy Days
<映像>
14. 永遠の夢に向かって
15. 熱くなれ
16. ゲンキダシテ
17. あなただけ見つめてる
(MC)
18. 夏が来る
--encore
19. あなただけ見つめてる〜熱くなれ〜夏が来る〜ら・ら・ら
20. あぁ
21. ROCKs
(MC)
22. ら・ら・ら

誰もが待ち望んでいた大黒摩季ファーストライヴ。この日はミュージック ステーションの生放送もある事になっていたので、本人はドキドキだったので しょうが、見ているこっちはワクワクしちゃっててしょうがなかったですね。

会場はテレビ朝日のイベントのために作られた有明のレインボースクエア。 有明コロシアムに隣接する、下は土の会場でした。てっきり椅子が並べられて いると思って会場に入ったらビックリ、ブロック分けのロープの囲いの内側に あったのは、工事現場で使う足場でした(-_-;)。およそ20cm x 3m くらいの 長さで、鉄製、ペンキの跡多数、コンクリートの破片も多数という、汚いわ 狭いわ固いわで、もう最低。
私はB7ブロックで、ステージ向かって右側の方。かろうじてステージ上の彼女が 見えるくらい。表情までは全然見えませんでしたけど、でも、巨大モニターが あったのでOK,OK。

まぁなんと言おうと「顔見せ」であり「ファーストライヴ」であったわけで、 お客さんたちの期待といえば、それはそれは大きなものだったと思います。 彼女自体も、きっと緊張していた事でしょう。しかし大黒摩季という人は、その プレッシャーに少しも負ける事なく、堂々とライヴを成功させたと思います。 歌声はCDで聞いたのと変わらず透きとおっていて伸びがあり、キーボードや パーカッションをプレイするという才能も見せてくれたし、アップテンポも バラードもソツなくこなし、いや本当にこれが、初めてライヴをする人間なのだ ろうかと疑うくらい。

途中映し出された映像。これは面白かった。
開場したばかりと思われる会場が映し出されます。カメラは、一人の女の人を追って います。女の人は、黄色のTシャツを着て、帽子を被り、メガネをかけ、髪の毛を ポニーテールにし、入り口の所でチケットをもぎっています。
チケットもぎを何枚かした後、彼女はその場を離れます。ステージ方向に向かって 歩き出す彼女。その彼女にチケットを見せ、座席の確認をする少女。少女に座席の 案内をした後、また歩き出す彼女。なぁーんで、この人ばっかり追いかけるのかな。 そう思いつつ、「もしかして…」と思う私。
「もしかして…」、映像を見ている観客も、そう思いはじめたようです。ざわつく 会場。…、そうだよ、そうに違いない。
やがて彼女は、ステージ脇から裏に回ります。裏に回り、メガネを取り、髪を ほどき、帽子をとった彼女は、「大黒摩季様」と書かれた控室のドアに手をかける。 ゆっくりとカメラの方を振りかえる彼女。チケットもぎのおねえちゃんだと思って いた女の人は、そう、大黒摩季その人だったのです…。
会場がどんなに湧いたか、想像してください(^_^)

さてそして、ミュージックステーションの中継。最初のMCでは少し緊張してる かな?という感じもしましたが、歌に入ればもう別人でしたね。今までのヒット曲を メドレーで。ライヴ会場だったから、というのがあまり緊張せずに済んだ理由かな、 という気もしますが、それにしても、ステージ狭しと動き回るその姿には、いや私は 恐れいりました。

なんかホントね、ここまでのものを見せてくれるとは思いませんでした。 予想外でした。私の負け。秋からツアーに出るらしいけど、絶対見に行くのだ。


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