SpitzのNHKホールPart2。このツアーの東京最後の公演だし、曲順書きますね。 ちなみに私の席はというと、2階の中央よりやや右、ちょうどテツヤ君の 真ん前くらい。前から4列目。マサムネ君からは遠いけど(;_;)、距離的には 1階の PA と同じような所だったせいか、バンドの音もボーカルもよく聞こえ ました。やっと音がバランスよく聞けたかも、という気も。
1. 花泥棒
アルバムと全く同じ入り、同じアレンジ。
最後の"花泥棒〜"の繰り返し前に崎山君の"one,two,three,four!"のかけ声あり。
2. 初恋クレイジー
これも、アルバムとは何ら変わらず。
マサムネ君間奏でポケットからハーモニカを出して吹く。
(挨拶)
いつもの挨拶。マサムネ君ピックを持った右手を上げて、
「こんばんわースピッツでーす」←息つぎなしで言う
3. ハチミツ
会場みんなで、リズムに合わせて、頭の上で手を叩く。キーボードの おねえちゃんも一緒になって手を叩く。 崎山君のドラムも、またアレンジが変わってる。ストロークの回数が更に 細かくなって、最初と比べ物にならないくらい。…いいなぁ、この感じ。
4. たまご
リズムに合わせてみんなでぴょんぴょん跳びはね。みんな若いっすー(^^)。 間奏でテツヤ君の、蚊のようなギター(褒めてるのですよ)が好き。 そして田村君、一回目の壊れタイム(笑)。
5. チェリー
あぁもう、この曲大好き。 「恋人と別れて今は悲しいかもしれないけど、君の未来にはもっと色々な 素敵な事が待ってるんだよ、だから頑張って」そう励ましてくれている ような歌だと思うのです。
(MC)
以下MCは全てマサムネ君。
「今日は雨ですね。実は僕らもお花見を計画してたんですが、雨でつぶれ
ました。皆さんはお花見しましたか?…花見はいいですよね、昼間からお酒
飲んで、夜になっても飲んで、もうべろんべろんって感じで。
…ちょうどそこに公園あるしね。じゃあ、みんなでお花見する?」
(するするー、という場内。おいおい、未成年ばっかだってば)
「MCで喋る事って、いつも前もって決めておくんですけど、もう最近ネタが
なくなってきちゃって、…で、今日は日曜ですけど、日曜のスピッツのライブ
は静かで盛り上がらないっていうジンクスがあるもんで、今日は MC の内容を
考えてこなかったんですよ。」
(会場からブーイングの嵐(^^;))
6. サンシャイン
彼等、相当この歌好きなんですね。なんか、毎回歌ってるような気がする。 哀愁のある曲で、「サンシャイン」だけど私がいつも思い浮かべるのは、 夕日なんだな。
7. ナナへの気持ち
前曲から少しインターバルをとった後の曲。歌詞に『ロイホ』とか出てくる
効果で、一番身近に感じる曲でもあります。コギャルがテーマなんだそう
ですけどね。
淡々としたリズムの割に、一番最後に「君と 生きていく事を 決めた」と
すごく大事な事をぼそっと言うのよね。
8. マフラーマン
アルバムとは違うドラムの音から。ズダダダダ、というやつではありませぬ。 なんじゃいね、こんな歌あったっけな、という全然原形とどめてないドラムの アレンジ。う〜んうまく形容出来ないのが悔しいなぁ。
(MC)
「今日は本当に、何を喋るか決めてなかったんですよ。いつもはアドリブが 70%くらいで喋ってるんだけど、今日は95%くらいアドリブです。」
「アドリブといえば、昔ギターの練習をしてた時、本に『では次はアドリブで やってみよう!』というのがあったんです。で、僕は、アドリブって何?と 思ったんで、辞書引いてみたら、『アドリブ=即興』って書いてあるんです。 …でも、即興の意味もわからなかったんですよ(笑)。で、今度は即興を 辞書で引いたら、『即興=アドリブ』って…」
おいおい、落とすなよ(^o^)
9. うめぼし
最初聞いた時に「なんじゃこりゃ」って思ったこの曲も、聞き慣れてくると 感想も変わるもので。私思うところのこの歌は、うめぼしってのは実はどうでも よくて、好きな人に会いたくてたまらない、って感じかなぁ。 マサムネ君みたいな人にこういう間接的な歌を贈ってもらえたら、いいだろう なぁ(それはそれで、解釈に悩むかも)。
10. あわ
再び、会場一体となった手拍子。「ン パン、ン パン」というちょっと遅めの テンポの手拍子が一つになって聞こえる、というのはいいですね。こういう 一体感を感じられるのは、キャパ 2,000人くらいのホールがちょうどいいの かもしれません。
11. スカーレット
うひょー、新曲。ここで来るか。 あまりにも意外だったためか、会場からは歓声とどよめき。
(MC)
うわー、何喋ってたか忘れたぁ〜(^^;)。
「じゃあ次に、『ハヤテ』って曲を聞いて下さい」
これしか覚えてないです、ごめんなさい(_o_)。
12. ハヤテ
13. インディゴ地平線
前のNHKホール(3/22)であった、四角い小さなレフ版のようなものがなくなって ました。あれ、視覚効果云々よりも、ただただ眩しいのよね。やめてけれ、って 感じだったから、なくなって良かった。
14. ほうき星
これも「マフラーマン」と同じく、イントロからして何だかわからなかった。 赤と青、炎と空、という視覚的対比に目がいきますね。田村君作曲だから、 彼ははじけているかと思ったらそうでもなくて、大人しく弾いていました。
(MC)
「僕が毎週楽しみにしてた二つの『ストーカー』も終わったし、『ふたりっ子』 も終わったしという事で。でも4月になればまた新しい出会いもあるだろうし。 …うん、新しい季節っていいですよね。皆さんも、素敵な出会い、素敵な恋を して下さい。」
15. ロビンソン
MCから強引にこの曲(の歌詞)に結びつける MC も、だんだんネタがつきて きたせいか、強引度が増してきました。もう限界か。限界だろう(笑)。
16. スパイダー
再び跳びはねタイム。 この曲は、マサムネ君の生ギターとドラムのバランスがとても良いのです。 して途中には、私の好きな「チャカチャゥーン」っていう、テツヤ君のギターが 入るです。 ♪ドンドンドンドン、チャカチャゥーン。さぁ探そう(^^)。 サビではみんなで両手を左右に振る。これはみんなでやるとかわいいから許す。
17. 渚
ステージ奥に、四角形に配置された白色のスターライト。これも今までは なかったもの。これと、青のライトがきれいだった。ドラムの刻みでどんどん 盛り上がっていく所が大好き。でもちょっと遅れぎみで、歌に追い付いて なかったような気もした…。
18. バニーガール
田村君壊れる。本日2回目の波。
19. ヒバリの心
マサムネ君、勝ち誇ったようにギターを弾く。おお、胸張ってるね。 田村君は腰から折れながら、前曲から引き続き壊れてるし。ステージ向かって 左の方へ移動したは良いが、勢い余って、ベースをスピーカーにガツ〜ンと ぶつけてしまう。一瞬、スゴい音がして、(@o@)という顔をした田村君、でも 次の瞬間にはもう壊れモードに戻っている…。どうしてあんなに、リズムを 無視した動きでベースが弾けるのだろう。もはや酔拳に近いと思うのは、 私だけではないはず。
(MC)
「いやぁ、今日の盛り上がり方はすごいね!今まで何十本もライブしてきて、
もうすぐ終りなんだけど、今日のみんなを見てたら、ここから更に70本くらい
ライブ出来そうだね!」
(会場やんやの大歓声)
「そんなみんなに、僕から、愛のビィ〜〜〜ム」←お約束である
(会場の右から左へ指さす)
20. 夕日が笑う君も笑う
田村君ついに全壊(爆笑)
メンバーは演奏が終わると、手を振りながら退場。崎山君はいつものように、 一番最後に、ステージ上手から下手へ小走りでかけていきました。
--encore (MC)
「ではもうちょっと時間があるようなんで、もう何曲か聞いて下さい。」
(この時点で、まだ20:20である。21:00まで後40分もあるぞよ。余裕、余裕)
21. 空も飛べるはず
どうしてもサビで手を振りたいらしい。う〜〜ん…。 そして今日も、オリジナルとは違うキーで歌っていた。1月の大宮と同じ 調かな? 3/22に聞いた時はこんな変な調じゃなくて、原曲通りだと思ったんだけど。 原曲の調で歌うのは辛いって事なんでしょうか。出来ればそのまま歌って 欲しいな。
(MC)
恒例の、メンバー紹介。
「毎回お題を決めてやってるんですけど、もうネタがなくなってきたんですよ。 …何にしようかな。…じゃ、『自分が誰に似てると言われるか'97〜!』 じゃあ、最近は『イケテる』『イケテない』という都合のいい言葉があるんで、 それでいってみましょうか。」
田村君「去年の俺は、Kinki Kidsの(会場から『あ〜ぁ』との声;剛君ね)。 他には、伊藤政則とか古館(伊知郎)とかね。」 明石敏子(字合ってる?)「イケテる時はねー…どうしよう、言っちゃおうかな、 鈴木杏樹!(おいおいおい)それか、ブースカ!(それって、イケテる の?とマサムネ君から突っ込み)イケテない時は、鹿賀丈史かな。」 崎山君「イケテる時は、アンドリュー(今どきのお子さんは誰の事か知らない らしい;WHAM!のアンドリューである)とか、ジュリーとか。 歴史の教科書に載ってる『ロック』も。 イケテない時は、ルー大柴(場内爆笑)。あと伊藤克信。」 テツヤ君「俺は、生まれてすぐおばあちゃんに『マチャアキ』って呼ばれてた。 あとは、赤信号の小宮。アラジンのボーカル。あとはヤギ、大泉晃 (漢字が出ない)、エリマキトカゲ。ようはなんでもいいらしいよ。」 マサムネ君「よく言われるのはやっぱりトータス松本君かな。あとは、すがぬま しん(昔たけし軍団にいた;これも若い子は知らない)、渡部篤郎、 よいこの小さい方(場内爆笑)、ルチ将軍(これも若い子は知ら ない)、ミッシェルガンエレファントのギター(だれだれ?)。」
こんな感じでした…。
22. 旅人
マサムネ君2番の歌詞を間違える。「ぅわぁ〜、間違えたぁー!」と大声で言って しまった彼。いつもだったら間違えてもすまして歌うのに、こんなに大声を出して しまった所は初めて見たかも。 これってテンション高い証拠?ふふふ(^_^)。
23. 不死身のビーナス
「ねずみの街」を「○○の街」と変えて歌うのはもはやお約束。
こないだは「渋谷の街」だったのが、今回は「東京の街」。
(場内「キャァアアアア〜!」)
歌い終わると同時に客電がつく。会場ってこんなに明るかったんだっけ?
あぁ、明るいと、マサムネ君の顔がよく見えるぅ〜\(^o^)/。
挨拶をして袖に引っ込むメンバー。メンバーは気前よくピックを投げて
いましたが、テツヤ君は手の平にピックをたくさんのせて、花咲かじいさん
のように蒔いてました:-)
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これで東京の公演はひとまずおしまい。あとは九州方面ですね。
私は結局、このツアーを4回見に行ったのですが、まぁ感心したのは、毎回
どこかしらが違っていた事ですね。曲だったり、順番だったり、アレンジ
だったり、舞台セットだったり。公演を重ねていけばいく程、バンドも
スタッフも、あれこれ思考錯誤してたんでしょうか。
スピッツの舞台セットは、トラックが2台であるという事からもわかるように、
今どきのアーティストに比べて飾りが非常に少なく、シンプルなんですね。
だから照明を変えてみたり、小物を使ったり出来るんだと思うんですよ。
どんどん派手になるだけの今のライブの中で、シンプルな形にこだわって、
あくまでも演奏第一、そういう姿勢のようなものが見えるのですが。
勿論これは、見る側にとっても大変嬉しい事であるわけで、出来れば毎回
こういう事をやってくれないかな、なんて思うんですけどね。
マサムネ君は前々から「僕ら、武道館みたいな所では一生やらないと思います」
と言ってるんですが、小さい会場でいいから、今のままのスピッツをずっと
見せてくれたらいいな、と思います。
別に、大きな所でやれば、きっと満杯になると思うんだれど。
でもやっぱり、マサムネ君が喋る言葉をみんなでニコニコして聞きたいし、
一緒に手を叩きたいし、そういう空間でのライブを私は望むですね。
#でも、出来れば、去年千葉でやった「青い車」をやって欲しかった!
#ついでに「夢じゃない」もやって欲しかった!
おしまい(_o_)。