THE YELLOW MONKEY
 1997.9.7(Sun.) 西武球場
 THE YELLOW MONKEY TOUR '97 〜紫の炎〜

今回の曲順は、一緒に行った弟のおかげで完璧でした(^^)。 さて、私の席は3塁側スタンドだったんですが、そこからステージを見てたら、 なんか変なんですよ。なぁにが変なんだろうなぁ…と思ったら、わかった。 3塁側のアリーナの席が、妙に少なくて後ろに引っ込んでいるんです。多分 1塁側はそんな事なかったんじゃないかなぁ、って思うのだけれど。… なんでだろ?とか思っていたら…

1. 見てないようで見てる

この曲のイントロが流れると、球場全体が揺れる感じがしました。 そして、スクリーンにはこの歌を歌い、演奏するメンバーが映し出され。歓声がまた 一層大きくなります。モニターに映ったメンバーは、コートのようなものを着ていま した。まだ暑いこの時期に、何故?
私は弟に、「これ、なんて曲?」と聞くと、弟は「見てないようで見てる!」と。 「見てないようで見てる」???ステージ上ではなく、どこかで演奏し歌っている YELLOW MONKEY、私たちにはどこにいるか見えないけれど、あなたたちは「見て ないようで見てる」って事?

とかなんとか、私が考えていた時だ!私の目の前の、3塁側のステージ裏手から、 一台の小型トラック登場!わかった!皆は、この中で歌ってるんだ!!
ものすごい歓声の中、トラックはステージ中央部まで移動。そして、トラックの 扉が開いた瞬間、大量の煙!いや、違う、煙ではなく、あれは「冷気」だ!! 冷凍車の中で歌っていたから、コート着てたのね!

やってくれんじゃんよ、イエモン(にやっ)

2. ロマンティック・テイスト
3. 楽園
(MC)
4. I love you,baby
5. TACTICS
6. TVのシンガー
7. 紫の空

ツアータイトルが「紫の炎」だけあってか、紫のライトがぐわ〜、って感じ。 怪しい。

8. 薔薇の娼婦レナ

すげー歌だと思った(^^;)。それ以上に、何を言えと言うのだろう(^^;;)
吉井和哉怪しすぎだよ。すげーっす。

(MC)
9. 追憶のマーメイド
10. SPARC

単純なビートのロックで、単純だからこそ、観る方は何も考える必要がないと いうか、聞こえてくる音に素直に反応出来るというか、身を任せろっつーか、 この歌こんなに気持ちよかったんだなぁ。

(MC)

(ここのMCだったと思うんだけど)
「小さなライブハウスから始めて、次に小さなホールでやって、大きなホールで やって、武道館でやって、アリーナでやって、ついに、西武球場でやる事になり ました。よくあるバンドがたどる道を、そのままたどってここまで来ました」

って言ったんだよね。当り前の事なんだけど、やっぱ、バンドやる人にとっては、 いつかはこうなってみたいと思う事なわけで、さらに彼は

「今、アマチュアでバンドやってる奴!頑張れよ!頑張れば、ここまでくる事も 出来るんだぜ!」

って言ったんだけど、…結構、ジーンときた、私なのでした。

11. JAM

あぁもうステキ。
この曲を聞いて、私はイエモンを好きになりました。この曲の歌詞には、今の世の中 の無常がつまっていると思います。うっわー、私、いまここにいてもいいのかいな、 なんか、私はなにかに向かって動かなきゃいけないんじゃないか?このまま生きて いていいのか? とか、色々考えましたねぇ。胸が痛くなって、言いようのない せつなさを感じた曲。オルガンの響きが余計胸にくるんだよね。

12. BURN

ちょっと忘れちゃったんだけど(笑)、イントロの頭にDeep Perpleだか Rolling Stonesだかのメロディーが入ってたのよ。

13. LOVE LOVE SHOW

一番を日本語で、二番を英語で歌ってくれました。ノーテンキで楽しかったです。

14. SUCK OF LIFE
15. 空と本当の気持ち

--encore1

16. 人生の終わり

一回目のアンコール、イエモンはなんと、アリーナ後方、ちょうどバックネットの 正面くらいの所に作られた特設ステージに登場。なんだか、美里といいジュディマリ といい、ステージ以外の所へ出てくるのが好きなようで。スタンドで見ている方は それでも構わないのですが、アリーナにいる人には、ちょっと酷です。

--encore2

17. Love Communication
18. 悲しきASIAN BOY

弟が、なにはなくともこの曲だけはフリをつけて踊れ、というので、指示に従って 踊ってみました(^^;)。

んで、この2曲になると、もうスタジアム全体が揺れるというよりもう壊れそうな 感じなわけです。皆がもつエネルギーを一気に放出するような。手の動きに統率が 撮れているのは今さら言う事でもないですが、それにしてもこれだけの人が同じ 動きをしてるというのは、インパクトありすぎ。演ってる方も、これだけの観客を 目の前にすれば、そりゃ嬉しいだろうな。


あと、これは言っておかねばなるまい。私はイエモンのアルバムをもっていない ので、クレジットをちゃんと見たわけじゃないんだけど、彼等のサポートメンバー としてキーボードを弾いていた三国さん、あなたはもしかして、Red Warriorsの サポートでキーボードを弾いていた三国さんではないですか?
メンバー紹介の時に言ってましたよね、「西武球場では、前に一度やった事が あるんだけど」って。それってもしかしたら、Red's のラストライヴではない ですか?三国さんのキーボードは、ハードロックバンドの音にすごく合っていま した。音質も、弾き方も。すごいうまいなぁ、って思っていたです。
真偽の程は定かではないけれど、たぶん、そうじゃないのかな、って思ったです。 なんか、イエモンとRed's が、一瞬重なりました。
昔を思い出して、懐かしんでしまった。


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