SHAZNA
 1998.9.3(Thu.) 日本武道館
 SHAZNA
 Dear September LOVERS



なんで私がSHAZNA(^_^;)という気も少ししてたんですが、友人Tが「結構面白かったからさ」と言うので、半信半疑のまま武道館へ向かいました。

武道館の周りにはいつものようにダフ屋がたくさん。でも、それに混じって若い子もチケットを売ろうとしていました。もー、それが超ダンピング。ある女の子なんか500円で売ってるんだもん。ハァ?って感じ。それを横目に見つつ、すたすたと歩いていると、一方では「ほんとに300円でいいの?」とか言っている。あぁ?なにそれ?なんで?なんで?

投げ売りの訳がわからないまま、中へ。私の席は、1階の南西J列。J列っていうのは、武道館の1階の一番後ろの列なのです。去年この列でTUBEと相川七瀬を見たけど、思いっきり屋根が邪魔になるのよね。それがなければ、すごく見やすい場所なんだけどね。

会場を見回してみると、イザマーっつーんですかね、IZAM君の真似っこがまぁそれなりにいたんだけど、私が思っていたよりは全然少ない。ビジュアル系ってことで結構期待した(何をだ)のになぁ(^_^;)。その代わりといってはなんだけど、妙にみんなピンクパンサーのぬいぐるみを持っている。小さいのから大きいの(1m3〜40cmくらいのやつ)まで色々。何故じゃ!よくわからないけど、でもかわいい(^_^)。

さっき思いっきりダンピングの場を見てしまったわけだけど、それが象徴しているように、会場内は定刻を過ぎても7割の入り。うーん…。確かこの公演って、チケットはすぐ売り切れになっていたはず。なもんだから、4日が追加公演になったはずだけど。超満員じゃないのかい?なんかおかしいなぁ。

そのせいかどうか、始まったのは18:50を過ぎてからでした。場内が暗くなると、何故か流れるOPUS III の"its a fine day"。おりょりょ、人の曲でスタートですか? 教会のステンドグラスをモチーフにしたステージの上には、スモークがたかれ、何も見えない状態。うむ?どーやって出てくるのじゃ?とかなんとか言ってたら!なんと、私たちの後ろの席に吉川ひなの!マネージャーと一緒に見に来ているじゃないですか!彼女は黒いハイネックの半袖セーターに赤いロングスカートという格好でした。さすが8.5頭身、頭ちっちゃい!ウエスト細い!足も細い!そして長い!しかも、日本人とは思えない顔立ち!ステージも気になるが、こっちもえらい気になっていた私でした。

さてさて、前と後ろを気にしつつ、"its a fine day"の打ち込み低音にリズムを取っていたら、スモークの中からNIY,AOIが登場。歓声が上がる中、ステージ中央の床の下からIZAM登場。キャー、という悲鳴、歓声が一段と大きくなる。温度もグンと上がるだね。

そういえば、開演前にチラシを見ていて驚いた。山田ワタルがドラムを叩いているのであ〜る!うお、ワタルちゃんのドラム、昨年のウツのツアー以来か!チラシを見て一人でウホウホ♪と喜んでしまった。いや〜、相変わらず、いつ見てもいいね、彼のドラムスは。力強いし、歯切れがいいのね。最初はSHAZNAに合うのかと思ったけど、やってる音楽が意外に骨太だったんで、大丈夫、グー!って感じ。低音に合ってたよ。うん。

屋根が邪魔だったんで、あんまり見えなかったんだけど、一生懸命覗いてみてた感じでは、スターライトを多用して上から下に照らすのが多かったんだけど、その色調がすごくきれいだった。微妙な色合いをたくさん使ってて、青い光でも、グラデーションが細かく分かれてたりして、きれいなの。で、その一つ一つがまた、分光化っていうのかな、細かく分けられていて、それが少しずつ回転したりして。かなりきれいだったですね。

SHAZNAのアルバムは私は一枚しか聞いてなかったんでわからない曲はたくさんあったのだけど、多彩で、聞いていて飽きないっていうのには、我ながら驚きました。ビジュアル系というカテゴリの中に入るバンドで、IZAMの中性的な感じから受けるちょっとなよなよっとしたイメージっていうの、Melty Loveとか、すみれSeptember Loveとかの路線がず〜っと続くのかなぁと思ったんだけど、バンドサウンドもあるし、打ちこみもああるし、なんだ、色々できるんじゃん。って思って感心してしまいました。IZAMのボーカルがちょっと聞こえづらかったのはPAの調整が悪かったのかな、って気がするけど、演奏はしっかりしてたと思います。音がそれぞれちゃんと出てたと思う。特に低音の響きがもの凄くて、前からバンバン来てたんだけど、こんなんだとは全然知らなかった。嫌いじゃないです。あ、いや、好きです結構(^_^;)。来年1/6にまた武道館が決まったそうですが、多分、行くと思います(^_^;;)。次は、"PURENESS"の振り付けを覚えていくっすよ!(笑)



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