今回のツアーで、東北地方の公演は仙台のみ。普通なら青森や福島でも行われてもよいものが、何故か仙台のみ。３年ぶりのツアーなのに、東北の人にはちょっと可哀想な感じがしました。

現地まで車ででかけた私は(^^;)、17:30頃に駐車場に車を入れました。私が着いたときはまだ台数はまばらでしたが、それでも「青森」「山形」などの他県ナンバーの車が目立ちました。やっぱ、そうだよね…。

仙台では、群馬・大宮のように開場が遅れる事もなく、スムーズに入れました。しかも会場のロビーでは、スポンサー様である花王「ラビナス」シリーズが並べられ、コンパニオンのおねえちゃんたちがラビナスの試供品を配っていました。勿論、製品の両脇にはモニターが置いてあり、"Frame"のプロモーションビデオがエンドレスで流れています。しかも、その試供品の中には「当たり券」が隠れていて、それが入っていた人は、ツアーパンフその他諸々が入った袋をもらえるという事までやっていて、いやぁ、花王の東北支店は気合い入ってるじゃないですか！感心しましたね。

さて、ホールに入る前に、自分の座席を確かめようと、掲示板の前に行った私。私の席は「アリーナＣゾーンＣ３列４６、４７番」でした。これだけ見ると、どこなのか全然わかりません。で？と掲示板を見たのですが、ガーン。愕然。私は最初、「Ｃゾーン」というのは、センター(center)のＣかと思ったら、ナナナなんと、真ん中のブロックは「Ｆ」ではないですか！！しかも、ＣゾーンはＦゾーンの後ろ！！なんじゃこりゃあ。えらい後ろやん。Ｃ３列っていうから、前から３列目だと思っていたのに。とほほほ…。

ガックリ肩を落しながら、私はホールに入りました。ところが…。あれ？

メチャメチャ狭いのです、仙台サンプラザ。しかも、どこかで見た事のあるそのは、 超ミニミニ横浜アリーナ。可動式の椅子、白い柵、丸い場内、2階3階のスタンド。その形にも驚きましたが、なんといってもその広さです。このホールは最近色々なアーティストが利用していますが、ここは一体何人入るのでしょうか。2,000人は入らないような気がしました。

東北地方の公演は、今回は仙台しかないんです。だから、東北地方の人がみんな仙に 来るわけです。実際に、サンプラザの駐車場には東北六県ナンバーの車がズラリ。それなのに、この会場ってのは…(--;)、あまりにも東北地方をなめていないかい？ これ、みんな、チケット取るのは大変だったんじゃないでしょうか。

ちと横道にそれましたが、そんなこんなで、狭い会場を見渡しつつ、私は自分の席を探しました。…後ろだと思っていた私でしたが、あらびっくり！！Ｃゾーンとはえ、 番号が若かったせいか、Ｆブロックの先頭(ちょうど前から６列目付近)と肩を並べるところです。しかも、私の席は２つだけ独立していて、両脇ガラ空き。足下も広いし、前には１つだけ独立した席しかないし、踊りまくるTRFのライブを見るにはもってこいの環境。あぁ、なんとラッキー(^^)v。

会場は時間がたつにつれて、段々と埋まっていきました。ふと見ると、白い柵の向こう側には、大勢の立ち見客がいました。…やっぱり、ここじゃあ狭いんだよ、きっと。

やがて開演の時。場内の灯りが消えると、観客は一斉に立ち上がり、歓声をおくりす。オープニングの、幕に"TRF"の字が並んだ時なんか群馬や大宮なんかとは比べ物にならないほどの歓声で、今考えると、武道館の時よりもその声は大きかったです。なんていうか、会場の底の方からぐぐぐっと、「沸き上がる」という言葉がすごく似合う感じの歓声で。凄かったよ。いやホント(多少会場の作りに影響されているところはあるものの)。

ステージ上のメンバーの動きはというと、まだツアーが始まったばかりだからか、パキパキとメリハリがついていてすごくいい感じ。それでいてSAMさんなんかは「余裕っすよ!」っていう表情があるし、なによりも、今回のツアー、メンバーがみんなニコニコしている！ すっごく楽しそう。やってる方が楽しそうだと、見てるこっちも楽しくなっちゃうよね。小さなホールを回っているせいもあるのかどうか、メンバーも私たちの顔が見えて、楽しかったんじゃないのかな? とにかく笑ってくれたから。

私的には、いーじょーの目の前だったのね。だから、彼が踊っていると、自然と目があっちゃって、そーゆーところ優しいから、私がにっこり笑いかけると、彼もにっこり笑ってくれるのね。たったそれだけなんだけど、なんか、嬉しいよね。

会場がメチャ狭いせいからかね、ほんと、ダンスを「目の前で」見たって感じがしました。きっと、全ツアーの中でも、ダンスのインパクトはここが一番だったと思う。