globe
 1998.7.12(Sun.) ナゴヤドーム
 tour 1998 Love again


さて…。
去年のツアーを見てしまった私は、すっかりglobeにハマってしまい、元々てっちゃんのトリコ♪だったのが、その思いはますます強くなり、もはやビョーキ(^^;)。ナゴヤだろーが、西宮だろーが、いっちゃる!てっちゃんの姿が見れるならどこへでもいっちゃる!
ってわけで私は東京(横浜)、ナゴヤ、西宮の公演分を全部、押さえたのでした。いえい!(って言っても、福岡は取ってないんだけどね、しょうがないじゃない福岡は平日なんだもの。)

2回目のナゴヤドーム、私アリーナA-8ですよ!Aブロック!しかも真ん中!嬉しい(;_;)ほんとに嬉しい(;_;)(;_;)。こんな前で見れるなんて、アナタ、あそこにてっちゃんが立って、いつものあのスタイルでキーボード弾いてたら、私一体、どうすればいいの?……って私は、自分の真ん前にあるてっちゃんのブースを眺めつつ、椅子に座ったまま考えておりました。でも、ずっと椅子に座って黙っているとね、どうしようもないてっちゃんへの想いが次から次に涌いてきて、自分が何したらいいかわからなくなっちゃうんですよ。ビョーキっていうか、もう終わっちゃってるよね、それって。自分で自分をコントロール出来ないところまでいっちゃってるんだもん。

一緒にいった人がちょうど飲み物を買いに行ってしまったので、その空き時間でそんな事を思いつつ、心臓はバクバクで、喉がすごくかわいて、足はもう震えちゃってたのだけど、それだと本当に始まる前に倒れてしまいそうだったんで、しょうがないんでステージの様子を観察、手帳に書き記す事にしました(なんじゃそりゃ)。

席に着く前にPAを見に行ったのだけど、おろろ、アリーナの真ん中にステージ組んでありますがな。ドラムセットも、たくさんのギターも、マイクスタンドも、そしてハモンドも。そしてその回りには係員がいて、客を誘導してます。あ、張り紙みっけ。なになに? 「本日は演出変更のため一部座席の変更があります」…あ、そう?今回は、ここでやるんだー…?…ふと、TMN終了時の東京ドームを思い出す私。
それから、コンピュータを見ようと思ったのだけど、それらも別個に特設ステージが組んであって、上の方にあったので見れませんでした。SGI見たかったのに。残念。

そして、自分の席からは、スターライトの数を数える。1、2、3…32+36+12+…うーん数えきれん。また今回も200個前後、あったんじゃないでしょうか。ライブ中は全然回りを見る余裕はなかったんで、わかりませんが。

ステージ上はというと、2段になっていて、向かって右脇に階段。1段目中央奥にはベーヤンのドラムセット、その右にギターとベース。ドラムの左にてっちゃんのキーボードブース。円形に配置してあります。それを支える脚が普通のものではなかったですね。脚というには大きくデフォルメされてあるもので、イメージとしては、金属製のEXPOピアノって感じでしょうか(そこまで言うか)。…EXPO…TM……なんかどれを見ても TMを思い出してしまう私はイケナイ子かも。

スクリーンは5つ。大きいのが3つで、ちょっと小さいのが2つ。これらは可動式で、上下に動きます。けど、スクリーンというかあれは、球場にある○○ビジョン、みたいな奴でした。ドットが見える。あれでちゃんときれいに見えるのぉー?と、始まる前は言ってたんですが、いや、きれいに映ってましたよ。そして、ステージ全体に覆い被さるように、巨大なピンクのglobeマーク(丸いやつね)がでで〜んと。かなりデカいです。…あれ、ライヴ始まったら邪魔だよなぁ…。とか、この時点では思っていました。

定刻も過ぎた頃。前回のツアーと同様に、スポンサー様のCM映像。今年はNTT一社独占ではなく、メインはSEIKO。は、何故SEIKO?それは、「小室哲哉プロデュース」の時計を販売するからなのでした。製品名"Frequency"。腕時計なんだけど、ボタンを押す事によって、てっちゃんがサンプリングした音がリズムを刻み、LEDが光るんですね。をを、すごい!(本当か?)いやー、考えるよね、いろんな事を。時計にチップ入ってますがね。PCM音源というのもいかにもヲタクっぽい。今回はそのフリークエンシーにglobeバージョンというのを作って、あのマークが入っています。しかも、TKマークも入っている。これの説明を、てっちゃんが延々とするわけ。ビデオの途中てっちゃんが「だんだんカタログショッピングみたいになってきましたが、」って言ってたんだけど、いやいや、なかなかのプレゼンで(笑)。

そこに映るてっちゃんに手を振っていたら、一緒に見ていた友人に呆れられていましたが:-p、いいのだ。てっちゃんはどんなカタチでも、私の神様なのだから。あぁ、うっとり。

私の読み通り、それは15分間の映像で(去年もそうだったよな〜)、18:15に なった途端、きれいに終わりました。あうー、今度こそ、てっちゃん出てきちゃう よぅ…。緊張度200%のわたし。後ろの高台ミニステージも気になるけれど、まさか あそこからは出て来ないよね…。

などと思っていたその時でした。場内の明かりがふっ、と消えました。去年の3月にも、同じ事を経験したこの場所。去年と同じように、明かりが消えると真っ暗な空間が出来上がるナゴヤドーム。思わず叫び声がでちゃいました、今年も。…まだだ、ってわかっているのにね。あぁ、興奮度250%。卒倒しそう…。(感極まって失神する人の気持ちがすごくよくわかる瞬間だったりする)

今年はどんなはじまり方だろうと思っていました。去年とどうしても比べてしまう私、てっちゃんの事だから、オープニングには命をかけているに違いない、じゃあ、どうやって? こういう事を考えるこの一瞬が、たまらなくココロをきゅん、とさせるのだけど、同時に、前方スクリーンに目が釘付けにさせる。てっちゃんの、KEIKOの、MARCの事しか考えられない瞬間。

Opening Movie

スクリーンの周りにある12個の白色の大きなライトが左から右へと反転。すると、てっちゃんの顔が浮かび上がり、スクリーンに "KOMURO TETSUYA"の文字が映し出されました。ほ?次の瞬間、小室育子さん(ママね)の直筆の文章とナレーション。「ぼくはとても音楽が大好き。jazz だともっと好き。部屋中レコードに合わせてクルクル回ります。ノリコおばちゃんのウクレレをちょっと借りて、弾いてみましょうね。…小室育子」小さい頃のてっちゃんの様子なのでしょう。なんとも、今を象徴するような言葉じゃないですか。…いいなぁ、小さい頃からの夢(多分そうだよね)を実現出来ている人…。

それから次々と、てっちゃんの昔の写真が映ります。子供の頃、学生の頃、音楽をやりだしたであろう頃。そしてその次には「1984 TM NETWORK DEBUT」…(-_-;)。フレッシュサウンズコンテストの映像(from DECADE)、金曜日のライオン、1974、Come on let's dance、All-Right All-Night、Get Wild のクリップ、CAROL、Rhythm Red、Expo のツアー映像…。会場からは、驚嘆ともため息ともつかない声があちこちから上がり、懐かしさにひたる事が出来たのでした。私にとっては、「懐かしみたくない映像」であるため(懐かしむという事は TMN が終わってしまったという事を確認するようなもので、私はそれを認めていないから)、ちょっと複雑な気分でした。…でも、本人が出てきていないのに 観客がみんなそれを見て盛り上がれるのは、それはそれですごい事じゃないかっても思う…。

うーん。"てっちゃん"じゃない、"TK"だね。

てっちゃんが終わると、次はMARC。クオーターだけあって、子供の頃から既にカッコいい。場内からも「をを〜!」というタメ息が出るくらい。子供の頃からモデルだったのね、この人は。東急のチラシみたいなのとか出てた。

次はKEIKO。小さな頃の写真、ビデオ、そしてglobeのボーカルとして歌う事になった、あのオーディションのビデオ。紹介しているのはMARCだっけな?KEIKOは勢いよく出てくるのだけど、ステージから落ちてしまうのね。もう、有名過ぎるエピソードだけどさ。でも、それを繰り返し再生&スロー&拡大再生するってのには、笑ったね(^o^)。

バックでかかっている音楽はend of 3rd element。1995、の文字に続いては、previewのライヴ映像が映ります。まだこの頃は、3人ともすごく初々しい。

それが終わると次は1996、1997と続きます。過去のツアーの様子、1st,2ndアルバム発売の頃の映像。バックには"GIVE YOU"がかかっています。もう、この頃になると、場内の誰も口を開かなくなる。じっと、みんなが見入っている。歌詞のない音楽と過去の映像がベストマッチングしていて、何も*言う必要のない*空間が、そこにあるのでした。

数字が1998に変わった後、いっときの砂の嵐。その後、スクリーンにはMARCとKEIKOのキャラクターが登場。去年はこむろっちが出てきてみんなを笑わせてくれたけど、今年はさらにパワーアップしている(^^;)。CDTVのキャラクターを思い浮かべてもらえればいいです。あの、顔デカ2頭身のキャラクターです。わはは、と笑っていると、MARCの声。「ハロー、アロ〜ハ〜、ナゴヤドォ〜〜ム!今日はglobeのコンサートに来てくれてありがとう〜!OK、盛り上がってきたところでKEIKOちゃん呼びましょう〜!それKEIKO,KEIKO,K・E・I・K・O!」すると、KEIKO登場。「呼びましたかぁ〜?」うーん、メチャメチャカワイイ。そして「それじゃあみんなで、TKを呼びましょう、それTーK くるくーる(MARCの顔が回っている)、TーK くるくーる…」思わず手拍子をしながらTKを呼んでしまうワタシ。制作者の意図に見事にはまっている。「TK、TK、」が連呼され続けた何回目か、突然聞こえてきた、乾いた、高音の、キーボードのあのイントロ!

私はその音よりも早くてっちゃんを見つけ、「てxxxxx〜(聞き取れず)」。どうして私はこんな高い声が出るのだろうか(^^;)。けど、音よりも、観客の誰よりも、てっちゃんを見つけるのが早かった自分にちょっと優越感(#^^#)。

Feel Like Dance

パンフレットと同じ、サイケデリックな衣装にテンガロンハットをかぶったてっちゃんが、ステージ裏から勢いよく飛び出してきた!きゃぁあああああ(*^o^*)。カッコいい、カッコいい、カッコいい。何回言っても足りないくらいカッコいい!!!TV画面じゃないですよ!生のてっちゃんだよ!生きてる!動いてる!弾いてる!歌ってるよ〜!!(号泣)

FREEDOM

キーボードばりばりな曲。しかも、間奏のアレンジがたまらなくいい。去年やったのと同じやつ。素敵だ、素敵すぎる!しかも、オープニングから飛ばす!会場大いに盛り上がる事この上なし。

提供

2曲終わった所で、スクリーンには「提供」のテロップとアナウンス。「本日の公演は、主催、東海ラジオ放送、…」…な、なに?なに?!これは一体なぁに?!あっけにとられる観客。「ちょっとぉー、盛り上がってる私の気持ちをどうしてくれるのよぉー!」と叫ぶ私。でも、ステージ上では、3人とも何事もなかったかのように次のスタンバイをしている(^^;)。ギターを持ち、何やらメンバーと喋っているてっちゃん。顔はニコニコしている。どうやら、上機嫌らしい(#^^#)。

I'm bad

MARCがメイン。けだるい曲調の後ろで、てっちゃんはギターをかき鳴らしている。…けど、それって、音出てるんか…?(笑)

MC;MARC

今歌い終わったMARC、「ナーゴーヤー!ナゴヤ ナゴヤナゴーヤー!今日は初日ぃー!」。ハイテンションだぜマーク!「今日は"globe TV"、みんな楽しんでってね!」…なんじゃその、"globe TV"っつーのは?私がそう思っていると、友人Aさん曰く「だから提供って入ったんじゃないの?」をを、そういう事か!
再びMARC。「今日は、一枚目からも二枚目からも三枚目からも、全部やるからね! じゃあ聞いて下さい、"UNDER Your Sky"!」

UNDER Your Sky

間髪入れず、♪あんな〜、と入るKEIKO。リズムに合わせて体を揺らすTK。説明しなくてもわかるよね?このリズムでてっちゃんが右に左にリズムを刻む姿!これが一番好きかもしれないね、私は。TM の時にもありましたね、こうやっててっちゃんが体を揺らす曲が。ALL-RIGHT ALL-NIGHTとか、Get Wildもだったかな?探せば出てくるけど、とにかく、そういうやつですよ。見てるだけでこっちが楽しくなってしまうやつ。だから、てっちゃんと同じように、右に左にリズムを取る私。あ〜、キモチイイ一曲だ。てっちゃん、コーラスもノリノリぃ、TMっぽいアレンジもステキぃ。はぁ〜ん。

FACE

イントロだけがループする間、KEIKOのビデオ映像。ステージからバックステージへ、そして楽屋へ。ガードマンに導かれて移動する彼女。楽屋に戻ってきて、鏡を見る。鏡の前には、小さい頃、学生頃の自分の写真。それを見て、鏡の自分を見て、何かを考えている。すると、鏡の顔が、だんだん学生の頃の顔に戻っていく…

CM;Frequency/限定Tシャツ

MC;MARC

「みんなでスロット」タイム。入場の際にもらったスペシャルチケットに書かれているナンバーとスロットの番号が一致すると、SEIKO Frequencyと、会場で限定20枚しか売っていないTシャツ18枚(全種類)をプレゼント、というもの。例によって、スロットにはアニメ化された3人の顔も。これが出ると、やり直しらしいのね。

MARCが、「〜をプレゼントしちゃいます!」と言った時、ワタシ思わず「私、てっちゃんが欲しい!!」って叫んでしまった。友人Aさんに はたかれましたけれども(笑)。

CM;Love again TVCF(KEIKO Version)

a picture on my mind

去年のツアーに引き続きこれを歌いますか。ちょっと意外ですな。てっちゃんのハーモニカ、いい感じ。好き勝手に吹きまくってくださいって感じ。

DEPARTURES

この日は、てっちゃんのピアノソロがほとんどなし。軽くDeparturesのサワリを弾いただけで、すぐに曲へ。この曲への歓声は、やっぱりすごい。そして大合唱。みんなの声が私の耳に聞こえるくらいの大合唱。何故か客席には曙と武蔵丸(^^;)。名古屋場所やってるから、見に来たらしい。観客は一時そっちを見て騒然となる。

この曲の間もずっと映像が映っていたのだけど、これが、今までとはちょっと違う趣向でして(^^;)、名付けて「グループ内恋愛」。MARCとKEIKOは恋人同士。写真たてには二人の写真が。しかし、ちょっとした口喧嘩から、KEIKOは思わずMARCに平手打ちをくらわしてしまう。家を出ていってしまうKEIKO。それからしばらくして、思い出の家に帰ってきたMARCが窓の外を眺めていると、花束を抱えたKEIKOがドアを開けて入ってくる。MARCを見つけたKEIKOは、花束を捨ててMARCと抱き合う。……なんざんしょ、こりゃあ(^^;;)。思わず笑ってしまいましただよ、私は。

Precious Memories

白いスパッツの上から白いオーガンジーが何層にも重なったようなスカートをはいて、KEIKO登場。原曲よりも少し早いテンポ。私は個人的にこの曲、好きなんだよね。前のツアーでは、アルバムに入っているバラードは歌わずに、Can't Stop Fallin'in Love なんかをやってたのだけど、今回はそれがないかわりにちゃんとアルバムの中のバラードを歌ってくれました。いい曲あるんですよ、ちゃんとね。

I'm still alone

2曲続けてやるとは思わなかったけどね:-p。何故か歌の終わりで泣いてしまうKEIKO。辛い思い出でも?

CM;Frequency/NTT Multimedia/Love again TVCF(TK Version)/JACCS CARD/globe tour GOODS

Message

TK,MARC,KEIKOが、それぞれ出てきて、音楽と自分について語るというもの。てっちゃんは「人の作るメロディーには際限があるのかもしれないけど、僕の中からは、まだ、メロディーが次々に生まれてくる」。MARCは「音楽がなければ自分は生きていけない、と思っている。なのに、今までは音楽から意図的に逃げていた部分があった。でも、TKと合ってからは、変わった」。KEIKOは「今まで何かあっても、『KEIKOは大丈夫だよ』っていわれてきてた。で、なんでだろう、と思うだけだったのが、今では、楽しい時も、悲しい時も、とにかく歌いたい。」と。

その映像が流れ、終わりに近付いた時、アリーナ後方から悲鳴と歓声が。開演前に「絶対ここでやるんだね」って言ってた、高台のステージに3人が移動してきたのです!ちょうどアリーナのCブロックのところ。アリーナAにいた私は、ステージとは逆側を向いて、ステージを見上げるのでした。

Anytime Smokin' Cigarette

いいねぇ。マジいいねぇ、これ。2nd Albumを聞いた時、"FACES PLACES"の次にいい曲はこれだよ、と思っていたけれど、その思いはそれからますます強くなり、思いは確信に変わり、相手が誰だあろうと、ホントに自信を持って「これがglobeだよ!」って言えるような曲になった。いや、もしかしたら、2nd Albumの中で一番かもしれない。KEIKOがふぅっ、と煙草をふかすのも、ただ単に演出だけじゃない、怒りの表現の一つのカタチだなって思えるんだよね。もちろん、他の二人の、MARCのラップは怒りそのものだし、てっちゃんのハーモニカもキーボードも、ハモンドも、ギターも、全部が力強くて、エッジが効いてるのよね。とにかくこれはいいよ。

曲が終わると、MARCとKEIKOはステージを降ります。TKは一人残って、…うふふふ、ハモンドのお時間です!全て即興、その場の気分、ハモンドの前から、後ろから、弾くというよりは彼の好きな音を「出す」って感じ。出したい音を出したいだけ出す。ただ出すだけじゃなく、メロディーと、和音と、力強さと、柔らかさ。音の全ての面を出してる。そうかと思うと次の瞬間にはハモンドの上に乗ってるし、揺らしてるし、そしてしまいにはお約束の爆破だ!…やっと、2回目にして、お客さんも慣れてきたかな?みんなが「おおー!」と歓声を上げていると、

…ん?なんだっけ、これ?んーと、んーと、……?ソレとわかるかわからないか、くらいの微妙なアレンジのイントロがかぶってきます。…何?これ…?…もしかして…?

"people all over the globe,Listen" 前面ステージから、MARCの声。……!!わかった!!!

SWEET PAIN

"SO,SWEET PAIN,SWEET PAIN!" 両手を上げて、人さし指をステージへ。サイコーだ。言う事ない。

Joy to the love

最高潮!前の曲からとびっぱなしで腕は上げっぱなし。足吊りそう、腕辛い。でも止められない。飛ぶの止められないし、腕を下げる事も出来ない。…そんな事、できるわけないじゃん!!(^_^)

MUSIC TAKES ME HIGHER

うーむこの曲は外せないらしい(笑)。ほとんど歌詞ないし、" MUSIC TAKES ME HIGHER"の繰り返しだし、…けどスキ。ダイスキ。なんでだろ。「ちゅらっ ちゅらっ」が好きなのかな(笑)。

曲の中盤では、TKがこれもお約束のKX-5を叩き割る。私的には、「てっちゃん、物は大事にしようね」と是非忠告してあげたい所なので、意味もなく壊すのにはなんとなく抵抗がある。これだけは、うーむ と腕組みをしてしまうなぁ。本人はすげー楽しそうにやってるんだけどさ。しかも今回は、自分のキーボードブースに向かって振り下ろすという事をしていた。ステージ上にある本物にはちゃんとガードがかけてあったけど、それとバーチャルで映る映像では、マジでキーボードに向かって振り下ろしてるんだよね。あぁー、だから、やめなさいって!…って、やっぱり言いたいなぁ、私は。

あぁ、でも、"MUSIC TAKES ME HIGHER" だから、許されるのだろうか(^^;) ? …ハイになっちゃってくださいよ、もう(^^;;)

そしてここでも、去年と同様、KX-5をお一人様にプレゼント!ステージに上がる女の人。歓声、罵声(笑)。でも、この日の人は、素直に受け取っただけで、そそくさとステージを降りました。あら、控えめな人ね。

Love again

CDと同じように、ふつふつと涌いてくるイントロ。高い音と、低い打ち込みの音。この対比。ぐぅ、もうたまらん。たまらんって、もーさっきから切れているんだけど、私は、それをさらにブチブチブチ、と神経系全部いっちゃいそうな感じ。何も考えたくない、目の前の3人の事だけ。ほとんど精神汚染されてる。そしてこれもみんなで大合唱。"こんな午後は/服脱がせて天国に連れていって/一緒に連れていって"

もう、足が地についていません。地上ではないどこかに、連れ去られてます。はい。

間奏のところで、バンド紹介。
で、本編はおしまい。

アンコール待ち。
CM;globe tour GOODS

アナウンス「先ほど、スロットのコーナーで当選した方、受け取りは当日券売り場ですので、必ずおいで下さい。…なお、当選したからといって、むやみやたらと騒ぐのは、どうかおやめください。幸せは一人でかみしめて下さい。それが、外れた方へのエチケットかと存じます。」
わはははは。

パッパラパッパー;ようはパラッパラッパーのパクリで、印に合わせて手をたたき、うまくできるとステージクリアになる。ステージ1はMARC、ステージ2はKEIKO、そしてステージ3がTK。ステージ2までは簡単なのだけど、3になると格段と難しくなる。うまく出来なかったので、キャラクターのTKが「なんでー」と言ってズッこけてしまった。どう見ても全然クリア出来ていないのに、"CLEAR!"って出たのはちょっと嘘っぽい:-p。

--encore
FACES PLACES

パッパラパッパーが終わって10秒もしないうちだったか。じわじわとくるイントロ。ををを(*^o^*)。さっそく出だしから大合唱。最初の方は、音が低いのでみんな歌えるんだよね(笑)。高くなると誰も歌えないけど(爆笑)。KEIKOもね、実はこの歌、キツいらしい。でも、何故かライヴになると声が出るんだそうで。それってやっぱり勢いかしらね。 それにしても、ハァ〜〜、いい。すごくいい。

歌が終わると、ズゥーン、という音とともに、ゴールドCDがスクリーンに登場、よく見ると、スクリーンにはドームの中が映っています。…ん?なんだ?CDはくるくると回っています。やがてCDはくるくる回りながら、金粉のようなものをまいていきます。……ん?と思った時でした。「ポン!」という音と共に、アリーナの四方八方に向かって金色の紙吹雪。スクリーンの中と、実際のこの場所と、どっちがどっち?これこそヴァーチャルリアリティじゃない?! すごい、すごい、すごいっ!ステージ上には、「してやったり」顔の3人。くぅ、やられたぁ!

You are the one

「もう、最高!…次はー、最後の曲なんだけど」と言うMARC。「エー?」という観客に、優しく微笑みかけながら、「一緒に歌って」。うたうぅ〜、うたうぅ〜(#^^#)。

てっちゃんの"you are the one〜、you are the one〜、ゆうぅあぁあざ ぅわぁぁああ〜ぅあ〜ぅぁあ〜〜ん"、これが聞きたかった私(^^) 今日は何がって、これだけでもいいから聞きたかった私(#^^#)。はぁぁああああ、とけてしまいそう(バカ)。

ライヴ自体はここで幕。メンバー全員が出てきて、礼。…ところが、…。

Is this love

じゃーん。またしてもこれである。三々五々解散なのだけど、バックではこれがかかっている。誰も帰るわけがない(^^;)。てっちゃんは前の方に出てきて、一段下に降りていているし、人さし指を出して、ニコニコしながら指揮している。

そして、ここで事件が…

みんな最初はそれに合わせて歌っていたのだけれど、次の瞬間、てっちゃんは何を思ったか、ステージから降りてしまいました。おーい!君はちっちゃいんだから、降りたら見えないっちゅーの(笑)!まったくもう、と思っていたら、てっちゃんはアリーナの最前列の人の所に寄ってきて、ハイタッチを始めました。ぬおー!ちょっと待てぇぇぇえ!ずるいよー、そんなんアリー?!

ところが、我慢出来なかったファンが、アリーナ最前列の柵の隙間(?)から乱入してしまいました。大慌てで逃げるてっちゃん、追う観客という図。てっちゃんはなんとかスタッフの手によりステージ上に避難出来たのですが、いつまでたってもステージを離れない…(^^;)。MARCとKEIKOはとっくにいないのにぃ。相変わらずニコニコしながら、"Is this love"に合わせて歌い、指揮していました。が、観客はアリーナ後方からも押し寄せ、次々と柵を乗り越えて乱入。

で、私もやっぱり我慢出来ず、行ってしまいました。ほとんど走り高飛びの要領で柵を越え、人をかきわけステージ最前列へ(人はいたけど楽に前に行けた)。そこにいる観客は狂喜乱舞、私はといえば「てxxxx〜」(←黄色い声)、泣き叫びまくり。

てっちゃんはそうなっても全然ひっこまず、むしろそれを楽しむかのように歌っていました。何故そんなにハイなのか、小室哲哉…(-_-;)。場内整理のスタッフも、「あーもうこりゃしょうがないや」って感じで、柵を超えて来る観客を止めもせず、規制もしませんでした(身の危険ってやつかな?)。最初、歓声を上げるだけだった観客も、段々とてっちゃんの指揮に合わせて歌い始め、まさにそこだけライブハウス状態でした。…すごくよかった…。本当はこんな事しちゃいけないんだろうけど、でも、よかった…。

でも、冷静に考えたら、あんな事になっちゃって、果たしてこの先globeはナゴヤドームを使わせてもらえるのだろうか?と考えると、少し心配な私でした。


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