globe
 1998.7.25(Sat.) 阪急西宮スタジアム
 tour 1998 Love again


今回は少し短めに書きます:-p

来てしまった大阪まで。 まぁ、週末だし、別にどおって事はないと思うのだけど、どうも周りから見ると「そこまでするか」的なものはあるらしい(苦笑)。まーでも、好きなものは好きなのだから、しょーがないじゃないですか、ねぇ?それが私の愛ってもんでしょう、きっと。

という事で強引にまとめてしまう。

さて私は、前日に大阪入り、渡辺美里@大阪フェスを見た後、某MLのメンバーと朝まで麻雀。そして眠らないまま、友人Aさんの車にて西宮球場入り。ほとんどバカという噂もある(^^;)。が、西宮スタジアムを前にして、何もなくても球場を見ただけでハイなのに、寝てないから、この時は更に倍。

さぁそして、リハーサルを聞きながら飲むのだ! という計画の元、駐車場に入ったのが午後2時。車を駐車したその目の前には、なんと3塁側グランド入り口があったのでした。なんと歩いて15歩くらい(笑)。これはラッキー。帰りも超楽チンじゃないですか。

着いてみると、既にリハーサルは始まっている様子。あ、マークの声が聞こえる…。 "I'm bad"だね、これは。いきなり聞こえてきた声に興奮状態な私は、なーにも用意していないにも関わらず車を降りました。うおー。

…車に荷物を置き、デジカメと少しのお金を持った私たちは、気をとりなおしてビールを買いにでかけました。初めて来る西宮スタジアム、というか、初めての名古屋以西のスタジアムにうひょうひょひょ、と興奮しながらデジカメで写真を撮りつつ、駅前で買ってきたビールでまずは乾杯!うーん美味い!くぅ〜、やっぱ夏は野外でビールでしょ!!いい音も聞こえてきているし、もう言う事ないっすね。ビールを片手に、へろへろと謡、踊るあたし。多分顔赤い。

すっかりいい調子になってしまった私たちの次なる目標は、名古屋で買えなかった会場限定Tシャツでした。各会場で限定20枚売られているTシャツは全部で18種類。中にはマークがデザインしたという、ちょっと…なやつもあるのですが(笑)、なんかこういうのってむやみやたらと欲しくなってしまうんですよね。実は名古屋でも買おうと思っていたんだけど、一枚4,900円という値段だったために買わなかったんです。だってさー、限定とはいえ、一枚4,900円は高いでしょ。いくらなんでも。
でも、そこは酔っ払った勢いだね、グッズ売り場への行列にちゃっかり並んでしま ったのは。ビールの勢い以外にはなにもないよ、うん。球場の中からはKEIKOの声。"a picture on my mind","FREEDOM","Love again","FEEL LIKE DANCE"などを聞きながら、やっぱりここでも歌いながら、列に並ぶ事約1時間。この暑い中、てっちゃんは果たしてリハーサルに参加してるのだろうか。キーボードの音は時折聞こえてきてはいるが…。いや、きっと「ボク、暑いからやらな〜い」(あの声で)なんて言いながら、きっと自動演奏に任せているに違いない、なんて事を話していました。ふふふ。

とかなんとか言っているうちに、15:30ころグッズ売り出し。売り子のおねえちゃんに「○番の後ろってどうなってます?」と聞いて確認しながら、念願の(嘘つけ!)TシャツをGet。黒地に赤のglobeマーク、その周りに、TK,KEIKO,MARCの顔がついているやつ。背中には「Love again」の文字がぐわ〜っと書いてある。これが結構カッコいい(^_^;)。来週の横浜に着ていかなくちゃ。

…じゃ、今回はライブ前の話は短めに(笑)という事で、中身。

Opening Movie

ナゴヤと同じように、TK,MARC,KEIKOの幼少の頃のビデオ映像が流れる。ところが、野外でまだ明るいから)、みんな見ていない。おろろーん、これが面白いのにぃ(;o;)。MARCとKEIKOのキャラクターが登場し、TKコールを求めるも、なんとなく長め。う〜ん、ナゴヤではこの時点ですごく盛り上がっていたんだけど、みんな「まだまだ」なんて思うのかなぁ。座ってる人が結構いる。ちょっと淋しい。けど私は、イントロのループの所で、今回もめざとくてっちゃんを見つけて叫ぶ。きゃぁあああああああ〜。

Feel Like Dance

私の中では、この出だしのキーボードの音は「ファ」なのです。
♪ファララララララララ なーんていう、気の抜けた(失礼!)ような、鼻にかかったような(機械だっちゅーの)音が聞こえてくると、もうその瞬間に、ぴょーんと飛び上がってしまうという。と同時に「てっちゃぁぁああ〜ん!」なんて叫んでしまう。この曲、かなり危険な曲だな(笑)。

KEIKOが下から現れる。♪Feel Like Dance〜、の出だしと共に、キャノン砲が爆発。ドカーン 。いきなり盛り上がるのはいいけれど、煙で前が見えん(^_^;)。

FREEDOM

オープニングからこの2曲だと、ほんとテンション上がるね。いいわぁ。飲んで酔っぱらってたのが汗になって、一気に抜けていく。イイ感じ。

提供 I'm bad

てっちゃんこっち(三塁側張り出し部分)にくる。きゃああ〜、きゃああ〜。叫びまくり、手を振る私。もはや歌は聞いていない。ごめん、Marc。

(MC)

MarcのMC。「ヘロー西宮!元気ですかー!」
ウオー、という観客。羨ましいねぇ、この歓声を私もステージ上で受け止めてみたいもんだ。

UNDER Your Sky

♪あんな〜
KEIKOの声が空に響く。

くぅ、ナゴヤとは逆。ナゴヤでは絶対に味わえない、青い、透きとおった空。時間は遅いのだけど、夏だし、西だし、陽はまだ落ちてない、そんな空の下。その空をglobeの3人と共有している事を、体いっぱいで感じながら聞くこの歌。気分イイ。

FACE

お、結構周りの人、このビデオは見てるやん。私もナゴヤではぼーっと見てしまったけどさ。やっぱこういう、作り込まれてるものって見ちゃうよね。FACEってキーが高すぎるから、自分が歌うにはちょっと辛い、というのもあるのかもしれないけど(笑)。

CM(Frequency)
スロットタイム(みんなでスロット)

これねぇ、大阪は、「ヤラセ」でした。というのも、私は開演前、自分の席でビールを飲んでいたんですが、私の4列くらい前に座ってるおねえちゃんたちは、関係者だったらしく、スタッフパスをつけた人が、おねえちゃんのチケットの番号を確認し、その手下のような人が番号を書留め、去っていったんですね。私、その場面を一部始終見てたわけ。私はナゴヤを見て、スロットタイムがあるって事を知ってたから、パスをつけた人がおねえちゃんに「チケット見せて」って言った時、あぁ、もしかして、って思ったのね。で、ライヴ始まって、そのおねえちゃんの番号が揃った時、「あぁ、これってヤラセなのね。」っていうのが完全にわかっちゃって、一気に醒めました。スポットライトがそこだけに当たって、本人たちもキャーキャー言ってたけどさ、何それ?今さら。って感じ。…ヤラセはいかんよ。

a picture on my mind

てっちゃんハーモニカ吹きまくる。だから、そのハーモニカを、私にちょうだいいぃぃいい〜。

TK piano SOLO
今日は何を弾いてくれるの?ワクワク、ワクワク。

Departures
Can't stop fallin' in love のイントロだけ
WOW WAR TONIGHT
My Revolution
Can you celebrate?

みさっちゃんが、前日、この日と2日連続で大阪でやってるんだよね。てっちゃんそれ知ってて「My Revolution」やったのかな。ここで演奏する曲は当日考えるって言ってたから、もしかしたら、スタッフか誰かに「今日美里も大阪でやってるよ」なんて言われて、あ、それじゃやってみようかな、とか思ったのかもしれない。もしそうだとしたら。同じ日に同じ土地でライブをやっている偶然。そこで彼は、彼女に提供した曲を弾く。彼女には聞こえないけど、そうやって、エールを送っているとしたら。そんな事を考えながら、やっぱりてっちゃんが好きだなぁ、と思いなおす私。

DEPARTURES

ピアノソロから、TKが手を挙げる。自然に入っていくイントロ、その最初の音で会場全体の目がステージに集まる。同時に飛行機の映像、"Departures"だけに、妙にハマってる。飛行機のバックのきれいな夕暮れの空ともマッチ。KEIKOが静かに歌い出すけど、多分、観客のほとんどは、そのビデオを見ていたんじゃないかな。

Precious Memories

これも後ろのスクリーンに映ってた、光(?)がぱぁっと散っていく様子が、歌の雰囲気とピアノの伴奏に合っていて、きれいだったなぁ。このへん、耳と目の保養になりました。

I'm still alone

また泣いているKEIKO。何故泣くKEIKO。ステージ上では泣かないと雑誌で見たのに、路線変更なのか?(私はこれがどうしても気になるらしい)

(CM)
Frequency;Tour Goods
Messages(ビデオ)

今日は、TK、MARC、KEIKOの順番。大阪の人は結構騒がしい。ビデオが流れている間に3人は円形中央ステージへ。ナゴヤではみんな大人しくビデオを見ていたのに、大阪の人たちは「きっと後ろから来るに違いない」って感じで、喋ったり、後ろを向いてたり。あーん、この違いは何?やっぱ、真っ暗なドームと野外の違いなのでしょうか。なんとなく興ざめではある。

Anytime Smokin' Cigarette

めちゃめちゃカッコいい曲。こっちまで、体を折って、入り込んで歌ってしまう。「生きれない!」も叫んじゃったりして。

…なんだけど、歌の前、円形ステージに3人が上がった瞬間、すごい歓声と共に、たかれたフラッシュの量といったら…。東京では、というか、普通のコンサートでは考えられないくらいの量のフラッシュでした。昼かと思ったもん。う〜ん、確かに入場する時、持ち物検査がなかったんだよな。あれぇ〜、いいのかなぁ〜、とは思っていたけど…。大阪、チェック甘いよ!

TK HAMMOND SOLO

白い衣装を着たTKの体がしなやかに、そして激しく、円形ステージ上で踊っている。ハモンドを弾いているというよりは、ハモンドと一緒に踊っているという感じ。私はただただ、それに見とれるばかり。

 くるみ割り人形
 Get Wild
 Together Now
 ミッキーマウスマーチ

 あとは即興で
 でもJMJが使ってた音源をいくつも使う。
 キーボードの上に乗ったり
 揺らしたりして
 そしてハモンド爆破。

SWEET PAIN

come…w/z…us… come……

Marcの声、キーボードの音。だ、ダメだ。顔がニヤけてしまう。TKが走って舞台に戻ってくる。それよりも前に始まる歌。KEIKOがまさに歌い出すその直前、花火爆発。上がる火柱、球場全体からの悲鳴にも似た歓声。"so sweet pain!"、KEIKOがマイクをこっちに向ける。人さし指を空に向け、"sweet pain!"観客が応える。くくぅ〜。この場所にいてよかった。

Joy to the love

人さし指を振りながら、じょーい、じょーい、の大合唱。KEIKOもこちらに指を向けて振っている。キーが高くて歌うのが大変なぶん、腕を振ってKEIKOに応える(^_^;)。

MUSIC TAKES ME HIGHER

お約束のコーナー。なぜそんなにKX-5を壊すのか小室哲哉。もったいないぞ。でも本人はとても楽しそうだ。私はもう今さらなんで驚かないけど、周りではまだ「すげ〜!」と言って驚いている人がいる。

Love again

CD同様、ふつふつと来るイントロ、ステキすぎる。観客の心をつかんで、絶対離さない。裏で鳴るメロディーも、規則性のあるリズムも、キュゥーンと鳴るギターも、マジ最高である。涙出る。 "I'm fallin in love again/忘れられないで/あなたに堕ちてく" まさに堕ちてます、わたし。メロメロ。

--encore

今回の構成は「TVショー」。歌もあればCMもある。そしてアンコール待ち、何をさせるのかと思いきや、オープニングで登場したCGの人形。それにしても3人とも、よく特徴をつかんであるよね。ホント、こういうゲーム欲しい。

パッパラパッパー

相変わらず難しいパッパラパッパー。TKのステージがクリア出来ない。みんな出来ていないのだけど、とりあえずいいようだ(笑)。

FACES PLACES

ライブではAnytimeとこれを聞きたい。他はやらなくてもいいからこれを聞きたい。それくらい好き。なんてカッコいい曲なんだろう。

Wanderlin' Desteniy

あぁ、ナゴヤでやらなかったこの曲!イントロが流れた瞬間、会場全体から大きな歓声が上がった。私も、ここに一曲挟まるんだとは知らなかったので、「おお〜!!」って叫んでしまった。きれいなキーボードの音と、水に潜るようなうねる音が混ざったイントロは、FACES PLACESで盛り上がった気持ちを鎮めてくれるよう。「青い鳥」を思い出したりもするね。

You are the one

TKの外しに外しまくったボーカルがとてつもなく素敵すぎて腰くだけ。てっちゃん大好きぃ。が、西宮一体に響いたあの声を付近住民はどう思ったかリサーチしたい気分にもなってしまう。ちょっとドキドキ(笑)。

Is this love

You are the One"できれいにシメた後、この曲が流れてくる。3人は前に出てきて、挨拶。手を振っている。TKはナゴヤドームと同じく、指揮をしている。幸いにして、今日の私はCブロック。走っていこうにも、遠い(^_^;)。大阪の客は、こういう所は大人しく聞いている(っていうかナゴヤが異常だっただけ)。

勢いで大阪まで来てしまったわけですが、会場に屋根がない事、そのせいでオープニングやCMの部分がボケてしまった事、これはちょっと敗因でしたね。自分はハイテンションだからいっか、とは思ったものの、どうしても周りの声なんかは気になってしまう。まぁこんなに何万人もいると、いろんな人がいて当然なのですが、ドームで見た時の観客の集中感っていうのかな、そっちの方が断然上だったんで、夏に野外というシチュエーションは最高だけれども、ちょっと、考える所もあるなぁと思いました。これ、横浜も同じなのかな。


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