ICEはおしゃれである。アンニュイな感じや「女性ボーカルとバックから見守る男性プロデューサー」というユニットである所など、さすが「シブヤ系」の走りというか、都会的センスの固まりというか、でもやっぱり一言で言うと「おしゃれ」なのでした。
この日はとても寒くって、でもオールスタンディングなライブだったため私は足まであるコートを着たまま見てました。会場にはコインロッカーがなかったし、でも荷物を床に置くみたいなスペースがなかったもんで、荷物も持ったままだったと思う。ライブを見るには結構辛い格好だったけど、そこはICE(^_^;)、体は揺れるけれど決して激しくもないし、というわけで、それでもなんとか、普通に見る事が出来ました。
前述のように、私はICEはおしゃれだと思っているし、バックでギターを弾いている宮内氏はかなりクールな人だと思っていたんだけど、ライブになると前に出てくる人でした。出てくるというか、存在感がアリアリで、しかも会場にいる男の人たちに「アニキー!」などと呼ばれているのもあるせいか、やけに饒舌な宮内氏。ギターテクニックは十分なだけに、決して二枚目とは言えない彼の風貌ももはやどうでもいいっちゅーか、「技」を持つ人はやっぱりカッコいいのである。という事のお手本のようでした。
しかしそれにしても何にしても"kozmic blue"ですよ。いいですね。悲しいですね。ライブで聞くと、また最高です。次はライブハウスの椅子に座って、ロックなお酒でも飲みながら聞きたいものです。