渡辺美里
 1998.7.5(Sun.) 松戸森のホール21
 Misato Watanabe 1998 ハダカノココロ Tour



曲順と共に。ラインナップを見てもらえればおわかりのように、選曲としてはめちゃめちゃGooooood!!だったのです。


1. ハートマーク(アルバムの1曲目)
2. 運命のドア

私、ここ遅刻してきたんで、正確じゃないんですが、こうらしいです。

3. ハミング

歌詞も、メロディーも、これぞ美里!いやいやいやいや、来たじゃないですかみさっちゃん!遅刻したからこの曲の半分くらいからしか聞けなかったんだけど、それでもこの先に期待を持ててました、私は。

4. グッときれになりましょう
(MC)

恒例の、「みんなみんなみんな、あいたかったよーーー!」「ウオー!」。はぁ〜、 なんのかんの言いながらも、私はこれを聞きにきてるってところ、あるんだよね。

5. マイセルフ

よくわからないんだけど、歌詞カードを見ていると、何かワケアリなんじゃないの?と思ってしまう曲。メロディー以上に歌詞が存在感を主張している。

6. 素顔

これ、いい曲だったんだなぁ。しみじみ思った。カラオケで歌ってみたいな(違うか)

7. 彼女
8. ハダカノココロ
(MC)
9. 跳べ 模型ヒコーキ

「じゃあ、懐かしいナンバーを」と言ってイントロが始まったのがこれ。ほんとに、前はいつ聞いたっけ?って考えてしまうくらいひさしぶりかも。間奏でみさっちゃんがちゃんとセリフを言ってくれたのもすごく嬉しかった。バックがオレンジ色の夕焼け空に変わったのも、雰囲気すごく出てたし。

10. ランナー

メロディーは好きだし、雰囲気もいいし、好きな曲なんだけど、「富士山」という歌詞にイマイチ馴染めないんだなぁ、私は。それがなければねぇ…。

11. My Revolution

いつ聞いても色褪せる事のない、名曲中の名曲。先生+美里、最高だ。

12. Welcome
13. BABY

アルバムに入っているものとは倍くらいの早さにアレンジしてある。初めは何なんだか、全然わからなかった。お馴染みの曲をこういう風にアレンジして、いくつもの側面を見せてくれるのね。もはやライブの定番となってきたこの曲ですが、今回の激しいアレンジでも、お約束は忘れずに。でもテンポ早いんで、ついていくの大変よ。もう。

14. Spirits
15. SHOUT

葛Gのギターソロで始まるこの曲。いいわぁ。

15. フリーダム トレイン

アルバムに入っているのを聞いたとき、この、裏で鳴ってるHand Clappingはライブで絶対やるに違いない!と思ってました。ら、まさにその通り!

16. チェリーが3つ並ばない

一曲まるまる、モンキーダンス+ジャンプで足が吊る(笑)。しかも、裏方さん総登場で揃いのダンス。そして美里のSAX。内容もりだくさんの一曲で大満足。

--encore

(MC)
17. 太陽は知っている

イントロを聞いただけで、千ちゃんの曲だとわかってしまった。でも、これこれ、こういうのを私は待ってたんだよ。気持ちよく弾けてなきゃ、みさっちゃんじゃないもの。好きです。これ。

18. BIG WAVEやってきた
19. ジャングル チャイルド

--encore2

(MC)
20. My Love Your Love

先日のTV「ウルルン」の話。女子ラグビーチームの話で盛り上がる。そして、その時に歌ったというこの曲。MC効果もあり、場が一層盛り上がる。一体感を感じられた一曲。この歌、こんなにいい歌だったっけ?

21. サマータイム ブルース

個人的に大好きな一曲。夏の西武ではお馴染みだけど、レギュラーツアーでやるとわ…。ホールの天井を突き抜けて、松戸の夜空に響きわたるくらい気持ちいいタクボーンのSAX、たまらんです…。

(MC、挨拶)

ここで、バンドメンバー全員が出てきて、手をつないで礼。歓声と拍手の嵐。これで終わりか、と思ったら、メンバー位置につく。観客の驚き、そして再びの歓声。

22. いつか きっと

これだもんなぁ。やってくれるよ。
でも、多分これは松戸だけじゃないのかな、って感じがしますね…。

--
ライヴを見るまでは、正直言って不安な気持ちがすごくありました。それというのも、前のSpiritsというアルバムが、私にとっては全然イケてないもので、それまで美里に抱いていたイメージとか期待とかいうものが吹っ飛んでしまっていたからです。新しいアルバムは出たけど、前が前だっただけに今回はどうなのか、それがイケてなかった場合は多分、ライヴも…、と考えていたからです。だから、ライヴのチケットは取ってもらっていたのだけど、不安な気持ちはどうしてもありました。

ところが、いざアルバムを聞いてみると、前作とは似ても似つかぬものが出来上がっていました。これならいけるんじゃないか?と、7/1の時点で、確信ではないけれど、期待は膨らみました。

ちょっと遅刻してしまったのは失敗だったけど、ライヴが終わるまでは上に書いたような事を感じながら、結果的にもすごく満足出来ました。

ライヴの途中で美里が、

「追われるように音楽を作るのは好きじゃないんです。自分の好きな音楽を自分のペースで作っていきたいといつも思ってる。でも、『それじゃいけない』って思う時もあって、『ここで勝負かけなきゃ!』って思う事もある。それで、一つ勝負してやろうと思って作ったのがこのアルバムなんです。」

って言ったんですね。私、それを聞いて、自分のSpiritsへの評価ってのは、あながち間違ってはいなかったんだな、って思いました。やっぱり、本当にいいものならば、結果がついてくるもんだと思うんですよね。それが本当にいいアルバムならば、口コミでもなんでも、多くの人に伝わっていくものだと思うんですよ。本人が黙っていても、例えばマスコミの方からオファーが来たり、ラジオなんかでのオンエアー回数が増えたり、すると思うんです。それを思うと、今回のアルバムの出来は前のに比べてもかなり違うし(わけのわからない歌詞も少ないし、インパクトのないメロディーもかなり少ない;アレンジがいいんだろうな)、それをライヴで歌っている姿からは余裕が感じられるのね。何事にも、余裕がなくちゃダメだよね、と思う私にしてみれば、その姿というのは、見ているこっちも心が広くなって、ライヴへの思い入れってのが強くなるんですね。何をおいても盛り上がる、みたいなさ。そもそもさ、ライヴって、こっちが何も考えなくてもその場に引き込まれるようなものじゃないとダメだと思うのよね。せっかく生の演奏と歌を聞きに(見に)来てるのに、あれこれ考えるのってなんか違うと思うし。私、みさっちゃんには高校生の頃から何かとお世話になっている(笑)ので、彼女への思い入れってのが強いみたいで(って自分で言うかね)、妙に精神論語ったり、曲や歌詞に注文つけたりしてしまうのだけど、…いや、これからも多分いちいち口だしするとは思うけど:-p、でも、今回のアルバムとツアーに関しては、私は褒めまくるんじゃないかしらね。


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