THE ALAN PARSONS
 1999.12.14(Tue.) 中野サンプラザ
 ALAN PARSONS "THE TIME MACHINE" TOUR of JAPAN 1999


アランパーソンズ今世紀最後の来日!とかたいそうな触れ込みのCMをやっていましたが、考えてみると一昨年でしたかね、前の来日は。その時に初めてアランパーソンズプロジェクトってものを見たのですよ、そしたら、ボーカル2人連れてきてて、昔の曲とか結構やったんで、今回もかなり期待してたんですよ。で、会場が今年は中野サンプラザで2daysというので、あれ、前回国際フォーラムだったから、今回は箱を小さくした分回数を増やしたって事ですよね。ふうううん…。

私がチケットを買ったのは発売されてからかなり後で、ちけっとぴあに行ったら、23列とかになっちゃって。ありゃー、もうそんなもんしか空いてないのかぁ…と、少々ガッカリしてたんですわ。ところがワケあって(^_^;) 当日に券を2枚買って入ったのね(^_^;;)。そしたらさ、渡されたのは8列!えぇ〜?なにそれ〜?なんで〜?…よくわからないまま中に入ってみると、これまたビックリ、開演直前に着いたにも関わらず、会場ガラガラ…。

ちょ、ちょっと待てぇい!一体これは何なのだ?!思わず唖然としてしまった。買ったチケットの8列目に向かいながら、がらんとした会場を見渡す。…見事に客がいない!何なの?どうしたの一体?なんで?そんな事を思いつつ、連れてきた人にも「入ってないじゃん」なんて言われながら、でもただ「う、うん、そうだね…」というしかなく。前回の国際フォーラムはなんだったのでしょうか?

まぁ、それでも、いい音楽を聴かせてくれればいいや、と思っていたのですが、内容も、期待を裏切るものでした。今回の新しいアルバム「TIME MACHINE」は、いつもより多め(笑)にボーカルを変えて作ってあったので、密かに期待してたのです。私の好きなスパンダー・バレエのボーカル、トニー・ハドリーなんかも起用されていたので、もしかしたら、初めてのご対面になるのかなぁ、とか。ところが、連れてきてたボーカルは前回と同じく、ニール・ロックウッド。しかも彼一人。え〜…。

メンバーは淡々とプレイしていたけど、客が入っていないからか、なぁんか迫力不足というか、気合い入ってないというか。ステージセットが派手でないので、その分演奏に集中して見ちゃうのですが、ボーカルは私個人的に嫌いなのと、テキトーに歌ってるようにしか聞こえなく…。曲も知らないやつばっかだし。あぁ、97年に見た時は良かったよなぁ…と、そればかり思ったライブでした。ダメ。ダメすぎ。




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