去年マライヤを見たんだけど、私は、マライヤとセリーヌ・ディオンの事は、どうしても比較してしまうですね。同じ女性ソロシンガーで、「歌姫」なんて呼ばれていて…。
さて、東京ドームに行ってみると、あらビックリ!内野のネット外してあるじゃない。そして、柱の間からもれる売店の光を遮るための、黒い幕(カーテン)がついているじゃないですか!どうしたのだ東京ドーム?最近出来たドーム、ナゴヤはトビラがついているから真っ暗になるよね。大阪ドームも真っ暗になってかなりイケてるという噂。けど東京ドームは、その売店の明かりがすごく気になるんだよね。邪魔だよね。それが今日は、その明かりを隠せる黒い幕がついてるんだもん。…なんなのよ、やれば出来るじゃない、東京ドーム。内野の網をつけたりつけなかったり、その基準は何なのね?って感じもしますが、この日の東京ドームは、結構イケてました。ほんと、ライブの時は毎回こうして欲しいよ。
私の席はアリーナA4の71、ステージ正面から少し左側という所。あぁ今回もこんないい席で見れて、お父さんどうもありがとう(謎)って感じ。ステージは円形のセンターステージで、アリーナ席でもセリーヌの後ろとかもあったわけですが、正面の席でよございました。円形といっても、正面を向いて歌う事の方が圧倒的に多かったからね。
さて、定刻から5分も遅れないうちに客電は落ちました。おお〜!っという歓声が上がったのですが、でてきたのはなんと男性5人組。…あれ?とか思ったら、前座だったようです(^_^;)。「ボクタチハー、ヒュマンーネイチャーデース。」と、よせばいいのに日本語で言う彼等は、HUMAN NATUREというグループでした。既にアメリカではデビューしているようで、全員がボーカルも取れるし、ダンスも上手いという、なかなかのグループでした。…まぁ、曲は…というのはおいといて。 40分くらい歌っていたですね。こんな展開になるとは予想してなかったというのが正直な所。外タレではよくある事かもしれないけど、私は、前座って好きじゃないんだよねー…:-<:-<。
それから一回客電がついて、さらに15分ほど休憩。なんなのよ、って感じ。こんなに待たされるとは…。ちょっと怒り気味だった時、ようやく落電。TVなんかで見るよりも実物の方が何倍もきれいなセリーヌを見て、私もやっと御満悦。
オープニングは"LET'S TALK ABOUT LOVE"。やー、ええ曲やわー、と思っていたら、彼女を取り巻くようにお子様たちが登場。彼女と一緒に大合唱、うわー、いいなぁ〜、って感じ。(って後からWOWOWのライブを見たら、この曲の時には毎回こんな事をやってるみたいですね。)
セリーヌ・ディオンの歌って、例によってほとんど知らなかったのですが、それでも、なんかどっかで聞いた事があるとかばかりだったのでよかったです。よかったっていうかね、歌が上手いのはおいといても、正統派、って気がしたのですね、センターステージにするだけあって、全方向のお客さんに向かって、ちゃんと歌ってくれる。いや、当たり前とは思うけど、なんていうのかなぁ、誠意を感じるっていうか。別にダンスをするわけでもないけど、観客に向かって歌う姿には、精一杯、一生懸命、丁寧に、親切に、こういう言葉がぴったりでした。ステージが地味だったわけじゃないけど、マライヤと比べると地味。けど、その分ちゃんと歌ってくれたから、私はセリーヌの方が好きです(^_^)。これで活動休止とは、惜しいですね。