GWを利用して、広島に続き福岡公演にも行ってしまいました。5/7、私たちは大分のホテルを出て、午前中に臼杵市へ。何故臼杵に行ったかと言うと、それは、KEIKOの実家である、山田屋に行くため(^^)。KEIKOの実家が料亭だという事は結構知られている事実ですが、そこがどんな所なのかっていうのはあまり知られてないよね。だって九州にあるんだもん。なかなか行けないからね。
というわけで私たちは山田屋に行きました。…いや〜、山田屋さん、すごかったです。立派な門構え、広い玄関、庭の錦鯉。しかし、おそるおそる門をくぐってみると、仲居さんの優しい声。「どうぞ、」と言われ私は靴を脱いで上がり、ふと右を向いてみると、そこにななんと、KEIKOとglobe3人のポスターが(^^;)。うわ!と思わず叫んでしまう私。最初は、あまりにもきちんとした所だったのでKEIKOの名前を出すのもはばかっていたのですが、個室に案内された後早速、「お客さんたちもKEIKOちゃんのファンですか?」ときたもんだ。あぁ、なんていい人だ(*^^*)。それから、KEIKOパパが出てきてお話してしまったり、KEIKOママがKEIKOの飼い犬(ミニチュアロングダックス)を連れてきて見せてくれたり、はたまた、大きな額に入った写真の数々(テキ屋で売ってそうなやつから超プライベート写真まで)を見せてくれたりで、出てくる料理をさしおいて(おいおい)、楽しませて頂いたのでした。きっと、ファンはたくさん来るんだろうね。なのに、色々と私たちに気を使ってくれて、KEIKOパパ、ママ、仲居さん、皆さんに感謝!です。勿論、出てきた料理はすっごく美味しかったですよ。あれで5,000円は安すぎっす。
さてそんな事がありつつ、臼杵からゆふ5号にて夕方福岡着。マリンメッセへは歩いていくと時間がかかるという事で、タクシーで移動。人がわんさかいたのと、グッズ売場も混んでいたので、とっとと会場に入りました。
私の席は、アリーナ東6列16番。広島とほぼ同じ場所でした。ステージ向かって右サイドの、前から6列目。今日もかなり見えるかも〜(^^)(^^)(^^)。
もう何回も見ているけど、でもやっぱり、毎回毎回ドキドキするね。てっちゃんがあそこに立ってキーボード弾くかと思うとね。KaのCMを見ながらドキドキ、CMが終わって20分ばかりの間もドキドキ。やがて、開演3分前の場内アナウンス。一緒に見ていた友人はglobeは初めてという事もあって、二人で「あ〜もう、はよ始まらんかね〜」なんて言いながら…
Relation
場内が静かに暗くなり、一瞬の間の後にこの曲が流れ始める。今日も18:48だな。毎回決まってる。決めてるのかな?
銀色のスチールの柱が前方斜め右に組んである。ここから"departures"が見えるのかな?うーん微妙だ…。そんな事を思いながら、私は立ち上がった。体の芯まで響いてくる低音が私の気持ちを煽る。きっと、一緒に見ている友人も、会場にいる観客も、この低音に煽られている事だろう。足でリズムを取り出す。きたきたきたきた…。
departures
CDよりも短いバージョンのボレロがやみ、すると、ステージの一番奥側の穴から3人が上がってくる。…柱、邪魔じゃないじゃん。よく見えるやん。「てっちゃああん!」思わず叫んでしまう。あぁ、ほんとに、よく見えるよ。シルクハットをかぶって、いつものようにクールな目でキーボードを弾いている。素敵だ…
SWEET PAIN
半キャップにゴーグル、マスク姿のMARCがゆっくりと歩いてきた。私の目の前を通って。純白の衣装の彼が、薄明るい光の中、両手を広げて…、
people…all over the globe…listen…
come w/z us… come w/z us…
come…
たまりませんね。…めちゃめちゃカッコいいぜー!
letting out a deep breath
そして、MARCのラップの途中で全てが落ちる。会場からはどよめき。一緒に見ていた私の友人も、「これ、何なん?なんで?どうして?」。ふふふふ、これがまず最初の驚きなのだぁ〜!
この暗転の時、てっちゃんはステージ後方でキーボードを弾いていた。うわ、今までこんなのなかったやん!また変えてきたか!小ネタ使うなぁ。
across the street, cross the waters
前の曲から途切れる事なくこの曲へ。ステージ奥から、穴の開いたマネキン人形に布をかぶせられたまま登場。ステージの上には動く歩道が用意されているのだけど、その上に、一体ずつスタッフが乗せていく。ステージの左右に8体ずつ、計16体。そのマネキンの間を彷徨いながら歌うKEIKO。その布を一つずつ外していくMARC。
sweet heart
TK DJ SOLO
CDに入っているものよりもだいぶんアナログ的なアレンジ。Jungleのリズムが心地よく響く。MARCのラップの時の"sweet heart!"の所は、ちゃんと手を挙げようね(^^)/。また、TKのDJソロはどんどん長くなり、クラブ色の強いものに。
FACES PLACES
今日は、MARCは首吊りではなかった!なんと、ピストル自殺だった。なんて過激な演出でしょうか(^^;)。私はこの歌大好きなんだけど、なんだか、イメージ変わりそうだよ。
曲が終わると暗転。ステージ後方の白い幕に、心臓の絵が二つ。今日は、心音がついていた。妙にリアルな心臓の絵と、ドクン、ドクン、という音。「気持ちわる〜い」という声が聞こえてくるくらいで。
MISS YOUR BODY
私的には、本当に言う事なしの曲。なんてカッコいいんだろう。周りはこのリズムに乗れなくてボーッと立っている人が多いのだけど、私とMARCはひたすら踊っている。このテンポが気持ちいい。
Anytime Smokin' Cigarette
MARCがタバコに火をつける。歌いながら、KEIKOも火をつける。演奏が終わると、TKも火をつけた。ううむ。火気厳禁だっちゅーに(笑)。
火炎放射器の炎、どこで燃え上がるか私にはわかっていた。けど、あんなに熱いとは。幕張の時スタンドで見ていたけどそれでも十分熱かったのに、今日の場所、熱すぎる。その勢いときたら、天井までつきそうなくらい。ここまでやるか、フツウ。
like a snowy kiss
スクリーンには雪の絵。健ちゃんと松尾さんのダブル・アコースティックギターがめっちゃ素敵。KEIKOもよく声が出てるし。椅子に座って、リラックスタイム。
TK PIANO SOLO
今日演ったのは、Get Wild, SEVEN DAYS WAR,RESPECT Power of Love,Can't Stop Fallin'in Love, そしてFEEL LIKE DANCE。去年、一昨年のツアーのピアノソロの時から、Get Wildをやり続けているね。お約束ってやつになってきている。複雑な気分、私は。
てっちゃんに落ちるバラ、落ち方が今イチきれいじゃなかったかな。花と花びらが一緒に落ちてきちゃいかんよ。幕張じゃあんなにきれいに出来たのになぁ。
creamy day
ステージ横から見ていたから、血が流れていたのが私には見えません。でも、稼働式モニターに、その様子はしっかりと映っていたそうです。気づいてませんでした(^^;)。
I'm bad
今日もてっちゃんはKKKな格好をしている。「動く歩道」に乗って、ギターを弾きながらゆっくりと移動。電気椅子のMARC、曲の途中で椅子に電気が走り一旦死んでしまうも、立ち上がりステージ上を彷徨い歩く。そして2コーラス終わった所で、いきなりのオルガン。電気椅子で処刑されたMARCへのレクイエムか。オルガンがステージ下へ格納されていくと、一番前の穴からてっちゃんが飛び出してくる。広島ではこのタイミングが絶妙だったんだけど、この日は、オルガンが沈みきれてないのにてっちゃんが飛び出してきた。う〜ん、これで、オルガンを弾いているのがダミーだとわかってしまいました。あまりイケてないな。
どうでもいいけど、この曲の時ってMARC歌ってんの?って思ってたけど、近くで見たら、歌ってました、ちゃんと(笑)。
FACE
wanna Be a A Dreammaker
この割れたガラスね、客席まで飛んでくるですよ。私はゲット出来ませんでしたけど。くぅ〜、私も欲しかったぁ。
で、てっちゃんのギタープレイもどんどん長くなってます。いや、そんなに長くなくてもいいのよ(笑)。
ギターソロが終わると、一気に暗転。ライトが全部消えて、ステージ後方からだけの明かりになる。スタンドまでうっすらと見えるくらいの明るさの中、会場はしんと静まりかえる。その静けさの中、てっちゃんだけがキーボードに触れていた。白い衣装の彼だけが、きれいに浮き上がって見えました。あぁ、カッコいい……。(こんな演出も今までなかったぞ!)
Sa Yo Na Ra
この曲は、ライブを見てから好きになったかな。最初の方はCDとそんなに変わらないアレンジなんだけど、後半アコースティックになったりして、見ててもきれいだし、KEIKOの声も素敵だし、いい雰囲気なのよね。
KEIKOがオリに入った後は、MARCが素早く鍵をかける。そしてそれを客席方向に投げるマネ(私の所からはよく見えなかったので、本当に投げたんだと思ってた)。投げられた鍵は、チャポン、と音をたてる。池にでも投げ入れましたかね(笑)?
Perfume of love
スモークの中から現れる巨大クモ。これが何なのかわからない人も結構いるみたい(^^;)。プロモーションビデオに出てくるんだってば〜。
というわけで結構口ポカーン状態の人もいる中、てっちゃんは体を揺らしながらキーボードを弾いてます。いつものように片手でキーボードを押さえながら、客席に視線送りまくり。でも、あれって絶対、周りの客の反応見てるんだよな〜。あっけにとられている人を「しめしめ」なんて思っているに違いない(^^)。
SWEET PAIN
夢の世界から現実の世界へ。てっちゃんのMCの後、フェードインしてくるSWEET PAIN。白いレザーの衣装に身を包んだ3人は、現実世界への案内人か。
illusion
歌が終わって、「ありがとーーー!」というKEIKO。あぁ、歌以外に聞いた初めての言葉だ(笑)。♪ら〜、らららら〜、の合唱が始まり、KEIKOは「スタンドー!」と言いながら手を振る。客席からの声が小さいと「まだまだー!」と叫んだり、てっちゃんが率先して歌ったりして、一気になごやかなムード。
--encore
Love again
アンコールへ行くまでの時間はおよそ2分です。毎回そうだから、これからもきっとそうでしょう。バンドが立ち位置に着くのが見えたら、その直後に来るLove again。ステージの一番前の穴から、ラフな格好の3人が登場。この曲の時、KEIKOは超コワレ状態。最初は欽ちゃん走りだけだったのに、ヒゲダンス(死語)になってた(笑)。見てるこっちも大爆笑モンである。この曲も、イメージが変わってしまいそうだ(^^;;;)。
そして、やっちまいましたよ、この人は。てっちゃん、またステージから降りてしまいました。…だからぁー、てっちゃんはちっちゃいんだから、降りたら見えないんだってばさ(^^;)。しょうがないんで私も、柵までダッシュ(爆)。きっと、ガンガン蹴ってしまっただろう警備員さん、ごめんなさい。
Relation
これがバックで流れている間は、タオル投げタイム。みんな思い思いの場所にタオルやら携帯ストラップやらを投げまくる。いやー、争奪戦がすごいです。加わりたいような、加わりたくないような…。
タオル投げ大会も終わり、メンバーが去った後のステージ上。白いライトがステージ中央にだけ、あたっている。するとそこには、ハラハラとバラの花が落ちてきます。最後の最後まで、いろんな事をやってくれるのね。はぁぁあ。感心…。
私自身福岡に久しぶりに来たわけだけど、大好きなてっちゃんの音を聞いて、間近で見れて、なんだかいつもより嬉しかったライブでした。MARCが「福岡サイコー!」って言ってたけど、生まれ育った土地のライブで、やってる人たちがそういう事を言ってくれるのは、いつも東京で見ているよりも感動の度合いが違うね。すっごく楽しかった。すっごく嬉しかった。