globe
 1999.4.3(Sat.) 名古屋レインボーホール
 フォード Ka PRESENTS
 globe tour 1999 Relation



いよいよ私の地方遠征(追っかけとも言う)も、これからだなぁ…と思いながら車を運転して、行ってきました名古屋。レインボーホール。朝6:40に家を出て、今回は高速を使わないでいってみましょう!って事で、周りの人に「そんな無謀な」と飽きられつつ、…R246経由R1で♪どこまでも〜 か〜ぎりなくぅ〜 まっすぐまっすぐ、ALL下道で行って来ました。

えーとちなみに、途中で物食べたり、ガソリン入れて洗車(笑)したり、渋滞にはまったりして、現地に着いたのは夕方の4:30でした。ははは。でもこれも、「てっちゃんに会いに行く」と考えただけで、全然苦じゃなかったのだぁーーー。

前置きはこれくらいにして、感想を書きましょうか。…ん〜、まだ、まだ書きたくないかなぁ(^^;)。とにかく、今回のglobeのライブは、「ライブじゃない」んだよね。これはもう、「エンターテインメント」であり「ショー」なのだな。私が思うには。で、演出が凝りに凝っているのもあって、ツアーが始まったばかりの今、ここじゃーまだ、何があったか言えないでしょう〜!っていう、そんな感じなんだね。ふふふふ。というわけで今回もちょっと控えめに、それでいて熱い思いを(笑)書いてみようと思います。

さて、レインボーホール。名古屋にある大きなホールとしてあまりにも有名ですね。アリーナツアーの時には、皆さんここを使います。ぴあホールマップで見たら、キャパは1万人、と書いてありました。代々木と同じくらいなのね。人数だけ見たら。けど、中に入ってみたらあまり大きさは感じなかった。なんでだろう?代々木の方が、縦に長いからかな?レインボーホールは、まん丸なんだよね。

私の席は、アリーナ西9列43番。これはどこかというとですね、ステージがあってですね、…って、この説明からしなきゃいけないのか?今回は(^^;)。…えーと今回は、最後に絵にします、どこで見たかを。で、位置によってこんなに違うんだね、というのをまとめます。

えーとそれで、私の席は、アリーナの真正面のブロックの9列目、さらにその列のほんとに真ん中だったのでした。多分、普通のライブだったら、私はこの席、めちゃめちゃ喜んでいたと思います。でもね、幕張を見てから、「正面からみてみたい」とは思っていたけど、でもきっと、スタンドで見た方が今回は絶対いいに違いないと思っていたから、席に行った時は「あぁ、やっぱり」っていう感じでちょっと肩を落としました。だって、ここじゃあ、何も見えないんだよ……。

私はちょっとがっかりしていたけど、周りの人の反応は、「こんなに近くでglobeを見れるの?」「まじぃ?」「すっごく嬉しい!」「今考えると、(あんなに遠くからしか見えない)よくスタジアムなんかに行ってたよね〜」なんていう感じで、会場が狭くなった事で喜んでいる人が多かったです。ま、会場が狭い方が、私たちにとってはすごくいい事です。オープンエアーな空間で派手なものを見せられても、私は「すごい」って思うけど、やっぱり、「近くで見たい」と思う人はたくさんいるよね。

18:00になった途端に、お約束のCMタイム。今年はFORD Kaです。メインスポンサー様です。TVではもうバリバリにCMが流れていますが、ここで流れるのは、そのCMのメイキングと、また今年も、てっちゃんの素晴らしいプレゼンテーション(^^)。うひひ。ステージの上に用意された、ついたてのようなちょっと小さな3つのスクリーンに映し出されるその映像。そしててっちゃん。あぁ、素敵…。それを見ながら、ぽっ(#^^#)なんて密かに思っている私はやっぱり変でしょうか…。あぁ…てっちゃん…

今回は、定刻を10分過ぎてスタート。フッ、と暗くなった、みんなが立ち上がる。私も上着を脱ぐ。準備は万端。胸はドキドキする。…いいね、この瞬間。たまんないね。顔にやけちゃいますよ。

ほんじゃ、控えめに(笑)。

Relation

タッ、タタタタッ、タッ、タッ…と始まるこれ。私、これで始まるとは思ってませんでした。驚きました。びっくりしました。うおー。なんじゃこれー。メチャカッコいいじゃん!最初のタッ タタタのところは、やや軽めに始まって、音的には物足りない感じがするのね。で、「あれ?こんなもん?」って思ってると、ダッ ダダダダッ、って、低音が響いてくる。その切り替わりようといったら、それまでの音って何かしら?と思うくらい全然違う。地の底からくるような、地鳴りのような音。このギャップはすごい。とにかく、これで度肝を抜かれました。くぅ。

…ってそれはいいのだが、なんじゃこりゃー!っていうのがもう一つ。音である。うおー、なんじゃーこりゃー!と発狂してしまうかと思った。音が3つくらいに分かれて聞こえてくるのである。サイテーだ。と思わずぼそっと言ってしまった。これから先、思いやられる…、そう思った。

departures

で、下から3人があがってくるのだけど、見事に何も見えなかった。いつ上がってきたのか、いつ演奏が始まったのか、音が悪かったために、いつKEIKOが歌い始めたのか、何もかもが、全然わからなかった。さすがに降る雪は見えたけど。でも、でも、このオープニングは、悪いけど、本当に、カッコいいのよ。シルクハットにロングコートのてっちゃん、…全然見えなかった。見たかった。かなり悲しい。

SWEET PAIN

何故慣れている、名古屋の人々…。3/23,24にやっているからか?リピーターが多いって事かい(^_^;)?

letting out a deep breath
across the street, cross the waters
sweet heart
TK DJ SOLO

"sweet heart"が、こんなにカッコいい曲だとは、ライブを見るまで知らなかったです(^^;)。かなり好きですね。音が良ければね。もっとね。

FACES PLACES

再び枠が立ち上がってくる。でも今度は、その枠に、巨大な顔(スクリーン)が埋め込んであるものが張ってある。横4つ、縦3つ。そして、KEIKOやマークやTKの顔にくるくると変わっていく。モーフィングだと思います。
これはね、正面から見ていないとわからない演出だよ。あの顔は気持ち悪いのだけど、カッコいい。

MISS YOUR BODY

この曲も、アリーナで見ると損する曲。未だかつて、ですよ、ステージ上に、タテに並んだアーティストというのを、私は見た事がありません。縦ですよ?普通は、横に3人並ぶはずでしょう?でも、globeは違います。ステージに、縦に3人並ぶのです。これはすごいです。やるって事だけですごいです。びっくりします。この曲、ふらふらしたノリが私は大好きなのですが、それ以前に、見るだけでびっくりします、この曲は。今でも目に焼き付いてます。幕張で見たものが(笑)。……名古屋では、何も見えませんでしたね(泣)。

Anytime Smokin' Cigarette

火炎放射器の炎がかなり熱かったです(^^;)。そして、歌ってる周りで火がたかれてたのは紅白に出た時のwanna be,,,で見せてくれた演出に似てますね。

like a snowy kiss
TK PIANO SOLO

ピアノがステージ下から登場。白いロングのフード付きコート(バスローブのようにも見える)を頭からかぶったまま、ピアノを即興で弾きだすTK。いつもならここで、いくつかの曲を弾いてくれるのだけど、名古屋ではちゃんと曲になっているものはなかった。かろうじて"Can't Stop Fallin' in Love"かな?って思うくらいだった。で、即興がやたら長かった。何故?それは、今回のテーマを意識していたからかもしれない。流れるような即興が、段々とゆっくりになっていき、やがてTKは演奏を止め、ピアノにもたれて頭を抱えてしまう。しばらくの静寂。観客も彼の姿を見据えたまま。これから何が起こるのだろう?そんな感じ。

すると、天井からは薔薇の花。最初は花びらがはらはらと、そして茎のついた薔薇の花が次々と、TKとピアノの上に落ちてくる。でもTKはしばらくそのまま。…そしてゆっくりと起きた彼は、再びピアノの鍵盤に指を置く。が、鍵盤を叩くのがぎこちない。TKの指の動きとピアノの音が合わない。さて、これは何を意味しているのか。…もしかしたら、これは、「悪い夢」なのでは。TKも、ピアノが弾けなくなる夢を見るという事だろうか。なんか私には信じられない。…でも、わかるような気がする。TKだって人間だよね…。

creamy day
I'm bad

マークよかったよ〜、これ。パフォーマンスもね、カッコよかったよ。かなり誉めちゃうね、私は。去年のツアーでは、これが4曲目だったっけか?広いスタジアムでは、ちょっとボケていたこの曲だったけど、今回のツアーでは、すごくいい味出していたと思います。拘束服を着せられて、電気椅子にかけられているマーク。やっと脱出するけれど、それは電気が流れて爆発した後。つまり彼は、死んでしまったという事?そして立ち上がり、歌いながらステージのあちこちを彷徨うのだけど、これも、マークの見た「悪い夢」?

FACE
wanna be a A Dreammaker

ガラスでしょう、これはやはり。幕張の時は、ひたすら去年のスタジアム(のアンコールの合間に流れてたシングル4枚リリースの予告)を思い出しててそれに浸ってたんで、気づいたらガラスが割れてたのね(^^;)、けど今日は、観客も割れるってわかってたし、イントロが聞こえてきた時から盛り上がりが凄かったんだけど、このガラスが割れた時なんかは、そりゃもう、すごかったね〜。うおおおおおお〜!!って。

でね、この曲はもう一つ、びっくりしますよ。ななな、なんと!TKの弾いているギターから、音が出てるのである(^_^;;)!!これは必見でしょう、はい。ええ。噂に聞いていたTKのギター。その音は、ライブに行って、聞いたひとが判断してくださいませ(笑)。

Sa Yo Na Ra
Perfume of love

で、このライブで、私が「かなり」好きなのが、これ。もう、これもね、「こんなんアリ?」っていう演出。3人の配置、巨大なクモ、正面から見てたわけだけど、ものすごくく迫力がありました。びっくりしました。クモが、TKに覆い被さるようなんだもん。足はわしわし動いてるし、う〜、こわぁ〜(-o-;)、そう思う。ほんと、「悪い夢」だよ。

SWEET PAIN
illusion

あ〜もう、あのね、この音の悪さを、誰かどうにかして!私の大好きなこの歌を、一体どうしてくれるの!もうね、あのね、あーもう。そんな感じです。

--encore
Love again

てっちゃん、ピンクのシャツ似合ってたよ。オープニングとは全然違ってラフだったけど、やっぱりアナタは素敵です。カッコいいし、かわいいし、本当に素敵です。大好き。

Relation

そしてこの曲が流れ、ステージ後ろの幕にはアルバム"Relation" のジャケット写真が映し出されます。

音は最低だった。アリーナだったから、何も見えなかった。けれども、決して、「なんじゃこりゃ」なライブじゃなかった。いや、演出がすごすぎて、ある意味「なんじゃこりゃ」的なものはあったかもしれないけど、でも、「いや、スゴイ」って言葉しか出てこないんだよね。見えない、よく聞こえない、という悪条件の中でもそういう感想が出てくるのは、ひいき目ではなくて、楽曲の良さと、演出効果だと思うね。スポーツ紙に記事が載ったりしてネタバレしてる所もあるけど、逆にそれを「早く見たい」と思うはずだし、見た後も「見てよかった」と思うはず。うん。絶対。

で、どうでもいいですけど、名古屋の人は、毎回あそこでライブ見てるんですかね?あんなに音響の悪い所で?だとしたら、かなり可哀想っすね。…逆に、代々木に早く行きたくなりました(^^;)。どっちが悪いかなと、比較したくて(^^;;;;)。



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