初めての大阪城。飛行機に乗って、まもなく伊丹に着くという時に、真下に見えるんですね、ここ。TMのファンの人ならわかってくれるだろう、このシチュエーション。
♪見下ろした 街並みに 低く飛ぶ エアプレイン
飛行機に乗ると、私はいつもこの歌を思い出します。窓から下を見下ろすと、緑色のお城と、その脇に光る、シルバーの屋根。あぁ、あれが大阪城ホールか。
通称城ホール、に着いた私は早速グッズ売場へ。幕張にも名古屋にもなかった、KEIKO目覚ましを買うのだ!走ってテントの前に行くと、おお、ありましたよ目覚まし。高さ20cmくらいでしょうかね、2.5等身くらいのKEIKO、目の下にはスパンコールをつけています。かわいい〜!
今年は無事に、友人Sさんと再会。紆余曲折ありながら(笑)お会い出来たのはよかったです、ハイ(^_^)。しばしglobeやTKの話をしてから会場に入りました。
Relation
departures
Relationの時になんかよくわからないタイミングで手拍子が始まり、もうどうしよう(^_^;)とか思っていたのだけど、その後この曲にいく時には、それまで見た会場と同じ反応に。よかった。マークのラップの後の途中のアレンジ、私の好きな、音を重ねていくやつだった。KEIKOの歌が終わった後のアレンジも、シンプルなバージョンだった。去年のツアーでも、その前のツアーでもやってたバージョンなの。
SWEET PAIN
会場からは「MARC〜!」という声が多く飛んでいる。このイントロの部分の彼は、後ろから光があたってすごくカッコいい。人差し指はステージに、だ!飛べ〜!歌え〜!
そして音が途切れる。みんなどういう反応をしてるかな…?むふふ、と思いつつ周りの声に耳を傾ける。すると、「今の仕掛けやったんか?」「KEIKOぉー!」などの声の他に、「金返せ〜!」。いや、あの、…さすが大阪(^_^;)。
letting out a deep breath
この日のKEIKOは歌が上手い!音と音の中間、フレーズの頭の音も、微妙な歌い回しもほぼ完璧。それから、この曲、演出も好きなんだけどアレンジも素晴らしくて私は大好きなの。
across the street, cross the waters
sweet heart
TK DJ SOLO
ライブだとだいぶんアナログっぽくアレンジしてありますね、sweet heartは。ドラムの音もよく聞こえるし。CDしか聞いてない人はちょっと驚くかもね。スローな感じだし。けど…KEIKOの歌が半分フラットしていたような気がする。てっちゃんのキーボードからは、和音を取るような音が聞こえてきてた。なかなかきれいにハモれてましたよ。
てっちゃんのソロは、スクラッチ多用。高い音とピューって音、規則的なリズムの上でそれらをミックスして、幕張とも名古屋とも違うもの。こういう即興でどういう音を出してどういう風に終わらせるか、その場でぱぱっと出来るのってすごいよね。うまく音をミックスしたところで、最後はこれこそシンセ!って感じの音できれいにしめてくれました。
FACES PLACES
え”っっっ。めちゃめちゃ驚いた。枠が立ち上がってきて、それに顔が貼ってあるのは同じなんだけど、一番前の枠にロープがついてて、そのロープの先は…なんとMARCの首に繋がってる……。かなりびびっていたのですが、更に驚くべき事が…。ラップの途中でいきなりロープが引かれ、なんと宙に浮いてしまいました。…そう、首吊り状態なのです(@o@)。そして更に(まだあるのか!)歌が終わると後ろの白い幕に、死んだばかりのMARCが両手を広げた姿で映っているという…。歌う事も忘れて、ボーゼンとしてしまいました、わたし。今までこんなのなかったじゃんよぉ。
そしてそのMARCのMC(声だけ)。会場は暗いまま、可動式のモニターが降りてくる。画面には止まったままの時計と心電図。心電図の線は真一文字。…死んでますな(^_^;)。
MISS YOUR BODY
これを見るのも3回目か。ふらふら踊り、歌うMARCと対照的に、直立不動で歌うKEIKO。タテに並ぶ3人、動いているのはMARCだけ。私の位置はアリーナ正面の、前から18列目くらいだったかな。名古屋では前すぎて何も見えなかったけど、ここではベーヤンまで、よく見えました。改めて真正面から見ると、やっぱりこの配置は変わってるよ。
Anytime Smokin' Cigarette
MISS YOUR BODYからのまったりとした、ちょっと暗めの感じのする雰囲気の曲を2曲。イイですね〜、この雰囲気。そして火炎放射器の所で大歓声が起こると、。
like a snowy kiss
息継ぎのタイミングがCDとは違う。最初一緒に歌う時違和感あったけど、もう慣れました。
TK PIANO SOLO
Can't Stop fallin'in love
Get Wild
nothing without you
Feel Like Dance
Get Wildだ、ってわかると会場からは悲鳴とも似た歓声が上がり、そして手拍子。みんな喜んでるって事だろうか。
そして今日はあみちゃんの曲もやってる。
ピアノを弾き、死んでしまうTK。場内からは「死ぬなー」と声がかかっている。そして花がパラパラ…と落ちてきて、また生き返る。会場は割れんばかりの歓声だ。すごい。
creamy day
I'm bad
うっ(^_^;)。バックにガイコツの絵がある…。こんなん今までなかったぞ。そして、てっちゃんは頭からすっぽり黒いフードをかぶり、その姿はまるでKKKである。なんじゃそりゃ。なんて、驚いている私を、更に驚かせる事が!歌の途中でオルガンの音がする!MARCが拘束服姿でウロウロしている間に、後ろの方の穴からKKKな人がオルガンを弾いている。うっ(^_^;)。そういえば、KKKなてっちゃんはいつの間にいなくなったのだ?!えええ?なに?なに?なに?驚いてばかりの曲だった。
FACE
wanna Be a A Dreammaker
この2曲で壊れる人続出。思いきり歌って、"LET ME SHOUT!"で腕上げて。後ろの方を見ると、健ちゃんも思いきり壊れているし(^^)。
♪旅の支度なんて〜、の所が「て〜え〜」に聞こえるように、サイレンの音が出てた。うお〜カッチョイ〜!
Sa Yo Na Ra
この曲で、壊れた気持ちをちょっと中和。タイトルの割に優しい曲だよね。ピンクの照明で柔らかい感じがするし。ん〜、と思って聞いていたら、(^_^;)。うっ(^_^;;)。後半の部分で、何故か檻が登場。KEIKOはその中へ閉じこめられてしまう。これがタイトルのSa Yo Na Raとリンクするのだろうか……謎。
Perfume of love
…って事はですよ、KEIKOが檻の中にいるという事は、今までのフォーメーションが取れないって事になるのですね。MARCだけが動く歩道に乗っている。最初のサビが終わると檻はすごい音をたてて崩れ、KEIKOが解放される。そこからはいつも通り、三角形のフォーメーションから動く歩道によって2人がTKと同じラインに並ぶ。どうかなぁ。この檻の演出は、ない方がいいかもしれないよ。
SWEET PAIN
さぁ、盛り上がる所です。時計が段々現在時刻に戻っていきます。一番前の穴から、3人が白い衣装でせり上がってくるのね。下からライトを照らされて…。
ドラムの2拍は、入ったり入らなかったりだな。この日は。
illusion
最後、きれいに決めるところです。みんなで手を振って、♪ら〜ぁららら〜、って合唱。大阪だけに、KEIKOは「聞こえへん!」とか言ってました。けど、KEIKOが色々あおっても、あまりみんな歌わなかったね。ダメですよ、こういうのがやってる方は嬉しいんだから、ちゃんとやってあげないと(笑)。バックではてっちゃんはキーボードからピアノの音を出してて、これもそのうちピアノ中心のアコースティックなバージョンになるのだろうか。…やって欲しいな。
--encore
Love again
バンドのメンバーが立ち位置へ移動するのが見えると、会場からは悲鳴と歓声が上がる。この後すぐにフェードインしてくるイントロ。去年と同じだ。このふつふつと来る感じがめっちゃ好き。会場も切れるし3人も切れてるしバンドも切れてる。一番最後のサビをKEIKOは会場に歌わせて、この時ばかりは会場も歌ってた。みんなが一体となってガンガンいく様っていうの、見ている観客も、やってる方も、きっときっと楽しいはず。お互いが "I'm fallin' love"状態かもね(^_^)。
そして全てが終わり、タオル投げタイムとバンドメンバー紹介。バックにはRelation。そしてこの日、最後にてっちゃんが「どうもありがとう」って言ってくれました。なかなか喋ってくれないTK、お声が聞けて、うれしゅうございました(*^^*)。
会場を出たら、友人Sさんから電話が入りました。彼はスタンドの上から4列目くらいで見ていたそうで、開演前はその席の悪さに憤慨してたのですが、終わってからの一言目。「いや〜阿部さん、あれは一度上から見るべきですよ!」(笑)そうなのだSさん。このステージは、近くで見るのもよいけれど、遠くから、上から見るのもすごく面白いのだ。何せステージに穴が4つも開いているから、中でスタッフが何やってるのかとか、globeの3人の動きなんかが見えてしまうのだ。凝った演出をただ見ているのも面白いけど、こういう、舞台裏みたいなのはなかなか見れないからね。Sさんは「面白かった」って言ってたけど、そんな、スタンドの上から数えた方が早いような席で見ても「すごい」「面白い」ステージは、なかなかないと思うよ。大抵、音がどーのこーのとか、見えないとかあるからね。まぁ勿論、表情まで見えないとかはあるかもしれないけど、十分それをカバー出来る演出と歌があったからね。いや、すごい事やってくれたんだな、って、改めて思う大阪の夜なのでした。音響もすごくよかったし、大阪市内から近いし、いいホールですね。また機会があったら来たいと思います。