角松敏生
 1999.3.21(Sun.) 東京国際フォーラム
 TOSHIKI KADOMATSU 1998〜1999 TIME TUNNEL TOUR "SPECIAL"


そして東京、です。ここと大阪、名古屋はツアーを締めくくるための追加公演でした。神奈ケンで初めて見てから、「次も行こう」って決めたこの公演、電話予約で取ったら1階の22列、国際フォーラムの真ん中にある段差のある所でした。…いやー、見やすかった。

曲順はというと、スペシャルとはいえ前回見たものとほぼ同じ。「TIME TUNNEL」、「Lunafairymiena」と、派手な黄色いスーツのカドマツがおもむろにギターを肩にかけて歌う。「SHIBUYA」なんか大好きなもんだから、ゆらゆらと体は動き、あぁ、私は腰が痛いはずなのに:-pみたいな。
途中「風のあやぐ」では、沖縄言葉の部分を歌っている下路悟が飛び入りで参加、CDを再現してくれました。不思議な言葉の響きと、柔らかい照明の当たり方と、ステージ上の二人、この曲の時だけはここが東京ではないように感じられて、すごく素敵でした。

ライブも中盤から終盤にかけて盛り上がりを見せてきた所で、なんと長万部太郎が登場。同一人物なのに一人二役の喋りを展開するカドマツ、すげ〜無理があるよなぁ、って思うのだけど本人はマジでやってるらしかった(^^;)。AGARTA(って字こうかしら?)のメンバーも出てきての「輪になって踊ろう」。私的にはこれは長野五輪の歌なのであるな(^^;)。閉会式の映像を思い出します。♪お〜おお〜 さぁ輪〜になってお〜どろ〜、ってサビがありますが、ここではみんなで手を左右に振ってました。私、最近こういう腕振りってあまりしないんですよ(だって疲れるんだもん:-p)。だから、体全体を左右に動かす事で参加しているつもりなんだけど、その時そうやってたら、隣の友人に腕をガーと掴まれてしまいました(笑)。しょうがないな〜( ^^)/\(^^ )

そして最後には、「さぁ、かかってきなさい」と言ってメガネをかけてカドマツもやる気まんまん(本当か?)の「TAKE ME TO THE SKY HIGH」。後ろやら2階やらからどんどん飛んでくる紙飛行機を拾っては投げ、拾っては投げ。中には「おいおい こんなの絶対とばねーよ!(笑)」っていう飛行機もあったりして。楽しい曲である。

ラストは「崩壊の前日」できれいにしめて、ライブは終了。3時間以上やってたような気がします。「えーくささーいず!」って事で連続ジャンプをしてみたり、DJセットを持ち出してスクラッチをしてみたり、多彩なステージを見せてくれて、時間が長かったせいもあるのかどうか、大満足なライブでした。相変わらずMCでは、今の売れセンの音楽を否定したりして毒づいてたりしてましたが、二度目ともなるとそれもご愛敬なのですね(笑)。あなたにはあなたの道がある。とても素晴らしい道だと思う。これからもそれを進んでいってくれ。…と、年下の私が言うのはおこがましいかもしれないけど、角松敏生には角松敏生の道を、これからも進んでいってください。また、背伸びしながら歌うボーカルを聞きに来ます。

この2回のライブで、私はカドマツにすっかりハマってしまったようです。特に、車の運転の時には彼のCDは欠かせないものになってしまいました。どうも、「TIME TUNNEL」を聞かないと運転してても調子が出ないみたいです(^^;)。


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