PUFFYは楽しい。ライブを見る事が、とても楽しいのである。なんか、私くらいの年になると、そんなのも見てるの?なんて言われがちなんだけど、でも、PUFFYのライブは楽しいのである。楽しいものを見て、ハッピーな気分になれれば、それでいいじゃないですか。どんなに由美ちゃんに「最近は年上の人も来てるみたいでさー、平均年齢上がってきてるらしいよー」と言われても(笑)、私は、PUFFYのライブに行って、踊るのである。
今回こそは絶対にグッズを買うのだ!という事で、私たちは4時頃会場へ行きました、本当なら、4時では遅すぎるくらいの時間(開演は6時)だったんだけど、日曜だったからでしょうか、会場にはまだ少しの列しか出来ていず、無事に買う事が出来ました(*^_^*)。買ったものは、バスタオル、ベースボールTシャツ、半袖シャツ。あのね、これからPUFFYのライブに行こうかな〜って思ってる人は、Tシャツは絶対買わなきゃダメよ。でね、ライブの時に、絶対着てってね。PUFFYのTシャツは、パターンが死ぬ程あってね、どれもかわいいのばっかりだから。
中に入ると、ロドニーがデザインした幕が、今回もかかっています。ほんといつ見てもこの人の絵はかわいいよね。今回のは、ステージ中央で亜美ちゃん由美ちゃんがサタデーナイトフィーバーの格好をしています。ミラーボールが光ってて紙吹雪が舞い、その周りでは、くじらやアザラシや牛や猫、サンダーバニーとワンダーミュウが転がってるという。超カワイイ。
ええとそれで、バンダナを頭に巻いて、サングラスはかけたまま、ライブのはじまりはじまり〜。
定刻から5分くらい?押しでスタート。場内が暗くなり、みんなが立ち上がり始めるのと同じくらいで、バンドメンバーと2人が歩いて登場。そのまま歌うのかと思ったら、ギターを肩にかけている。こういう光景は今まで何度も見た事がある。ふむ。そして、"パフィーのツアーメン"でスタート。その次が"Stray Cats Fever"で、その次がよくわかんないけどツアー用に作った曲だね、きっと。"FVER*FEVERのテーマ"とでも言いましょうか。7列目なんかで見ている私はのっけからぴょんぴょん飛びまくり、手挙げまくりで、きゃあきゃあ言っていたのだけど、周りはなんだか大人しい。…ん〜…?って感じ。
まぁいいや、というわけで私たちはその後も歌って踊って飛んでと、大変楽しく過ごさせて頂きました(_o_)。今回も、メモを一切取らずに見ていたので、曲順が全然わかんないです…。けど、やった曲はこないだのクラブサーキットとそんなにかわんない。
FEVER*FEVERからほとんどやったかな、それプラスシングルはほとんど。全部覚えていないのでピンポイント。
"日曜日の娘"と、"MOTHER"と、"アジアの純真"
私はPUFFYの曲の中で、これらの曲が好きです。私の中でのベスト3です。日曜日の娘は、流れるようなサビがすごく好きで、これを聞くと車を運転したくなっちゃう。2人の振り付けもすごく好き。MOTHERはベストワン。いつもおちゃらけている(笑)PUFFYがこんな歌を歌うなんて想像出来ないくらい、中身は真面目なのです。人生とは何かっつーかですね。アジアの純真は、今更何をいわんや、ってやつですね。語る必要がないでしょう。この日この曲は中盤あたりで歌われたんですが、いやぁカナケンの、盛り上がらない事盛り上がらない事…(-_-;)。こないだのクラブサーキットを知っているから余計、「なんなの?みんなこれが何かわかってる?」って思っちゃう。とにかく盛り上がる事なく、こんなに静かなアジアの純真は初めて聞きました。神奈川県人は恥ずべし!
"きれいな涙が足りないよ"
この時は、亜美ちゃん由美ちゃんはタンバリンを手に持ち、CDと同じようにリズムを取っていました。それに合わせて手を鳴らそうとした私でしたが、歌おうとすると手がおろそかになり、手拍子を合わせようとすると歌がずれてしまうという、なんとも情けない状況でした(;_;)。PUFFYらしくない曲調の歌だと、個人的に思っています。ちょっと暗めというか哀愁があるといいますか。なかなかです。
"ロボット プロトタイプバージョン0.2","パフィーdeルンバ"
バンドの皆さんがひっこんで、ステージには2人だけ。キーボードが一つあったのは覚えてる。それで、CDと同じアレンジ、でもライブだけに「間」は多い演奏(笑)。しばしば沈黙になり二人顔を見合わせて吹き出す、というのは今までと同じ。全然成長していません(笑)。というか、この素人っぽさがいい所でもあるのだけど。「なんやねーん」、とハモった後、やっぱり沈黙があって吹き出した後は、バンドのメンバーが戻ってきて"パフィーdeルンバ"。ずいぶん音の少ない、おとなしいバージョンでしたがなかなかよかったです。
"ジェット警察"
場内暗くなり(って元々暗いっつーか)、ドラムのしーたか氏の後ろからスポットライトが当たる。で、ここでこれって事は、あの曲しかありません。右手で拳を握って挙げましょう。イントロがフェードインして、ライトが一斉について、楽器が全部鳴りはじめたら、後は爆発するだけ。PUFFYの二人も、ステージを右に左に動きながら、まるで「も、どーでもいーや」と思っているかのように歌います(いやほんとに、勢いだけで歌ってんだったらどうしよう(^_^;))。この曲は今後こういう所で、こういう形で使われるでしょうね。PUFFY数少ない、切れられる曲だけに(^_^;)。
"愛のために"
アンコール一曲目です、これ。こないだのクラブサーキットではカバーをたくさんやったので、もしかしたらまたMaybe Blueが聞けるんじゃないか?なんて少しだけ期待していたのですが(^_^;)、それはやらず。しかしこれ(^_^;)。タミオものは外さないらしい。気がついたらこれも結構前の曲なのですね。タミオがソロになってからすぐの曲じゃないかな?もう3,4年前?…最初、何だか気づかなかったんだよね(^_^;;)。
" 誰がそれを"
CDを聞けば、きっとこの歌が最後に来るだろうなという事は容易に想像出来るわけですが、その通りでございました。CDで聞くと、ただ単に暗さ100万倍って感じの歌なのですが、そこはライブ、生楽器から出てくる音は、録音されている音には絶対に出せない音なんですね。バランスよく、それぞれの楽器から音が出ているのを聞いていると、暗いと思っていた曲もスケールがでかく聞こえます(^_^;)。
とまぁー、他にも"とくするからだ"とか"これが私の生きる道"とか"愛のしるし"とかはやってて、とにかく私は楽しくて汗かいたライブだったのですが、なんだかね、観客のノリがよくなかったですね。なんでそうなの?って会場に向けて聞きたくなっちゃうくらいですよ、もう。神奈川県民は大いに反省すべし!そして私は、次は秋のNHKホールだ!