TM Network
 2000.7.27(Thu.) 横浜アリーナ
 LOG-ON to 21st Century Supported by ROJAM.COM


この嬉しさを、誰に、どうやって伝えよう。6年ぶりなのです。あの東京ドーム2daysから6年。この日、横浜アリーナの正面入り口前に立った時、私の頭の中には色々な事が浮かんでは消え、浮かんでは消え…。フラッシュバックするのがあまりにも早かったためか、その一つ一つの思い出を口にする事も出来ず、反対に、口にしようとすれば胸が痛くなり、何故かめまいを起こしてしまうという有様でした。 今まで色々な人のライブを見てきたけど、思いを口にしようとすると、感極まって倒れそうになるなんて、勿論初めてだし、これがいわゆる、「嬉しすぎて失神」ってやつなの?

…けど、ライブは始まってからも楽しいけど、始まる前もかなり楽しいんだよね。会場に行くまで、現地に着いて会場を見て、そこで同じファン同士でいろんな話して盛り上がって…。それが、TM Networkだと、ワクワクの度合いが違うんだね、やっぱり。いや、ワクワクなんてもんじゃないね。恋をしてるのと同じかな。6年待ったから、というのもあるのかもしれないけど、でも、それだけじゃないよね。なんとも言えない、胸がきゅんとなるような、せつない気持ち。これは恋だと思うのよ。

このライブはTM完全復活のライブだったんだけど、同時に、この日行われる予定だった、香港でのROJAM.COMお披露目ライブの振り替えライブでもありました。私は香港ツアーに申し込んでいたので、中止になった事はとても残念で。ただ、ツアーを仕切る近畿日本ツーリストが私のために用意してくれた席は、なんと、センター1列目でした。1列28番、というのが私の席。送られてきたe-ticketの封筒の中にそれが書いてあったのを見た時、あまりの事に、その時点で既に倒れそうでした。夢にまで見た、TMで1列目。嬉しい…(;_;)

というわけで、前々日くらいから完全に足が地についてない私、当日は勿論会社は休み。私がてっちゃんにはまっていて、おっかけしてると知っている会社の人、休んでいいよと言ってくれてありがとう。感謝。

チャット仲間と前オフという事で、会っていろんな事を話したけど、やっぱり、同じファンだね。TMの昔の事とかちゃんと覚えてるし、サポートメンバーの話が出来たりして。そうそう、今日のライブはドラムがワタルちゃんで、ギターに葛Gがいるのだ。ワタルちゃんのドラムって私は力強くてキレがよくて大好きなんだけど、TMに合ってる(というかてっちゃんに合ってる)ドラムは、悪いがべーやんではなくワタルちゃんだと思うんだな。ギターは葛Gだけど、どうせなら松ちゃんを呼べとか思ったけど、それはいくらなんでも無理か(^_^;)。じゃあベースにヒヅを呼べとか、私的には北島健ちゃんとかマットシさんとかでもいいんだけど、ってどこまで遡るんじゃい!(笑)、そんな事も考えてしまうほど、バックサポートのメンバーの事を語るのも懐かしく。また、チャット仲間にFREAKSがいたもんで、もー大変(そういえば昔私もFODのライブ何度か行ったなぁ)。

開場まで、正面入り口で待ちながら、そうやって同じファンと一緒に話をする。TMの話をここまで出来る仲間にまた会えた事がまた私にとっては何よりも嬉しくてさ。同じ思いを持つ人同士が同じ場所で、同じ気持ちを共有出来る事、最高だね。嬉しいね。きっと、それが更に、私の気持ちを煽ってたんだろうね。倒れそうになる気持ち更に倍ってか(笑)。

開場してからも列に並ぶのが嫌だったんで、なんとなく外にいたんだけど、グッズも見たいし買いたいし、というわけで、6時過ぎにe-ticket専用入り口から入場。カメラチェックの後に、一枚のCD-ROMを渡された。青いパッケージに、オレンジの「TM」のロゴ。お、新しいロゴだ。そしてそこには"TM NETWORK/MESSAGE"と書いてあるけど、これは何だろう。EXTRAというシールも貼ってあるし。メッセージというからには、何か、3人からのメッセージでも入っているのだろうか。この時は、そんな事を思っていた。

それからグッズを買おうと、列の最後尾を探した。列はかなり長く、アリーナ内を半周してしまった。するとさっきまで一緒に喋っていたチャット仲間と偶然会い、「これじゃ始まる前に買えないよ」と言われ、しばらく並ぶも諦めて、アリーナ内に入場…。普通、横アリでのライブの時は、グッズは1Fと2Fで売るのだけど、何故この日は一カ所だったのか。これだけは、この日イケてなかった事だったな。みんな不満爆発だったみたい。

自分の席に行って、目の前のステージを見た。思わず大きな声を出してしまった。「え、なに、これ、なに??えー、すごい、すごいよ、どうしよう?」もう、口から出るコトバは、文章にならないよね。しょうがないよ〜、夢にまでみた1列目だもん。荷物を床に置いたり、柵をつかんでみたり、その前にいるクレーンカメラに目をやりつつも、出てくるコトバは「えー、うそぉー?」(笑)。そ うっとう、舞い上がってましたな。でも、さっき会場の前では失神しそうだったんだけど、実際にステージを見てみると、本当にライブ会場にいるのね、って実感するじゃん?で、今からここに、あの3人が出てくるのねって思うと、逆に、嬉しさのあまり失神するではなくて、「一つも見逃してなるものか」的な気持ちに変わっていたんだよね。あはは。

で、冷静に(笑)ステージ上を見てみた。…派手な飾り付けが全然ない。広い横浜アリーナのステージ上の、両端にモニター。但しそんなに大きくない。ステージの後ろ側のスタンドにも客を入れてたので、後ろからも見る事が出来るようにか、最小限のスチールしかない。枠だけ。で、ステージに向かって、右が木根ちゃんの立ち位置。その後ろが一段高くなっていて、そこにギター(葛G)。で、真ん中より少し右寄りの所にワタルちゃんのドラムセット。正面は通路になっていて、ドラムと対称の位置に、てっちゃんのブース。正面にはハモンド、ハモンドの上にはいつもの、赤い noadlead2。ステージ中央を向くようにキーボードが3段くらいか?並べられていて、後ろを向いても弾けるように、そっちにも置いてある。勿論逆側にも置いてあって、ようは、てっちゃんの4方は全て機材で囲まれていたのであーる。うふ、そうこなくっちゃね!(願わくば、そこか一方はてっちゃんが見えないくらい積み上げていて欲しかったけど(笑))てっちゃんの一段上にも多分ギター(こっちが健ちゃん)。で、3人の立ち位置であろう場所には、上から吊されたスターライトの集まりが下がっていた。globeの"Love again"ツアーを見た人はわかると思うのだけど、それと同じやつ。電気のかさみたいな感じ、と言ったらいいのかな。

しかしそれにしても、自分に余裕なさすぎ(笑)だったので、PA見に行こうよ〜とかいう事もすっかり忘れ、ただただ足をバタバタさせるだけなのでした。だめだなぁ(^_^;)。

…そしてやってくるこの時が。オープニング。19:15頃、SEがいきなり止んだかと思うと、ステージの左右と横アリ上部にあるモニターにROJAM.COMのイメージ映像が映し出された。3Dグラフィックをふんだんに取り入れたムービーに、てっちゃんがつけたであろうメロディーがスピーカーから。スピード感溢れるその映像と音声に、みんなただ見入るだけ。

やがて、その映像が止み、場内が暗くなった。
会場内の温度が上がる。歓声、悲鳴。そして、ステージ後方のドアが開いた。まばゆい光の中、白い衣装の3人がゆっくりと出てくる。私の頭の中はすっかり"1974"になっていた。そう、地球外から来た3人。そして、タイムマシンに乗ってここにやってきた3人。私はボーゼンとしてしまっていた。言葉が出てこなかった。

1. KISS YOU

今まで聞いた事のないアレンジだった。"more rock"よりmore rockだった。力強かった。そして3人がいつもの位置について、てっちゃんはキーボードを、木根ちゃんはギターを、そしてウツが声を出した瞬間、私は「泣く」よりも、あの頃、昔TMを見ていた時と同じように、彼らと一緒にリズムをとっていた。そして歌い出していた。何故だか全てを素直に受け入れていた。泣くなんてありえない。目の前にいる3人を、しっかり見てた。

そしてウツは、2番のサビをトチる。どこかでやるだろうとは思っていたけど、1曲目からかい(^_^;)。くすっ、と私は笑った。でも思った。あぁ、確かにウツが歌ってるって(ウツ、ゴメン!)。

2. Happiness x 3 Loneliness x 3

1曲目とはがらっとかわり、今に一番近い、TMの音。元々ラテン調の曲だし、タイコ(本当はパーカッションね)とリズムが細かく重なって、会場は一気に華やかな雰囲気になる。CDに入っているやつに忠実だけど、微妙にライブ用に変えてあるのがわかる。てっちゃんのキーボードがいい感じで絡んでる。これで体が動かないわけがないよね。そして、"Happiness, Happiness, Happiness, ","Loneliness, Loneliness, Loneliness, "の掛け合いはとても楽しい(^_^)。この曲はとてもライブ映えする曲だね。これから先もライブで聞きたい曲になってしまった。

3. パノラマジック

イントロを聞いた瞬間狂喜乱舞。一つ目の音で何だかわかっちゃったよ!こんな曲やってくれるの?…本当に嬉しくて、ただただ、ぴょんぴょん飛んでいた。勿論一緒に歌って。いやしかし、マジでこの曲を?すごいや。

(MC)

ウツのMC。 「TM久しぶりのコンサート、ようこそ!皆さん元気ですか?OK,OK,OK!えー、今日はですね、最後まで、おもいっきり、それぞれの楽しみ方で、楽しんでいってください。All Right?」

4. あの夏を忘れない

from EXPO。EXPOの曲の中でも、私はこれがTHINK OF EARTHの次に好き。わかりやすいメロディーラインと、TMらしい音の重なり方、この日は、それに、鈍く響くベースの音。CDに入ってるオリジナルを聞くとわかるんだけど、イントロ部分に繰り返しで入っているベースのメロディー、あれを前面に出してあるのね。普段CDで聞いてる時はこんなメロディーは表に出てこなくて裏でちろちろ鳴ってて、逆にそれが小室哲哉的アレンジなのだけど(そんな事私が言わないでもみんな知ってるよね!)、この日のアレンジは、その、いつもは裏で鳴ってるベースを前に出したアレンジなのでした。うっ、カッチョええやんけ。こんなんが裏で鳴ってたのか。この、「よく聞きゃわかるんだけどさぁ」ってところがいいんだよなぁ。何も変わってなくて嬉しい。

5. 永遠のパスポート

続いて懐かしいナンバー。from CHILDHOOD'S END。しかもこれはかなりマイナーな選曲だと思うよ。私今まで、聞いた事あったっけなぁ……。…ん〜、と、曲を聴きながら思わず考えてしまった。「永遠」というパスポート、何を「永遠」としたいのか、これもまた、色々考える所だけど、私はやっぱり、TM Networkが永遠でいて欲しいな。この3人には、永遠の結びつきがあって欲しい。また、私やたくさんのファンとの間にも、永遠の結びつきがあって欲しい。

(MC)

再びウツ。
「どうもありがとう!(少し間をあけて)…似合いますか?(衣装の事ね)…えー、すごく懐かしい曲でしたが、次の曲は、アルバムhumansystemから、一曲聞いてください。」
ウツが「似合いますか?」って言った時、彼に「カッコいい!」って言ったのは私です。だって〜、正面にいるんだよぉ〜。何回も目が合うんだよぉ〜(*^_^*)。てっちゃんゴメン!好きなのはてっちゃんだけだけど、でも、ウツもすごくカッコよかったんだよ〜。許して〜。

6. Telephone Line

キーボードから最初の音が出た瞬間の歓声と拍手!…個人的にもすごーーく好きな曲なので、再び壊れそうになる。クラクラきてしまった。この曲はなんたって、間奏のてっちゃんのキーボードソロなわけですよ。あの間奏の部分が毎回違うアレンジになってて、ライブに行くたびに、今回はどんな風にやってくれるんだろう、ってワクワクしたものです。毎日違ってたからなぁ。そしたら今日は、ワタルちゃんの重いドラムにギターのアレンジ、そしてその後てっちゃんの、和音重視のハーモニー。弾きまくるというよりは、和音で美しく聞かせるという、大人になったバージョンって感じだったね。もうちょっとキーボードの音を上げてもよかったと思うけどね。ステージバックには流れ星がキラリ、そして満天の星と。うっとりしながら、そしてただ、好きな曲を聴ける事の喜びをかみしめておりました。うんうん。嬉しい。

#家帰ってきて冷静に考えたら、これってオブチさんと電話つながりって事なのか?とかちょっと思ったけど(^_^;)

7. Beyond The Time

この日これが一番意外だったかもしれない。すんごいマニアックというか地味というか、聞くのいつ以来?KISS JAPANか?あの時のツアー衣装(白い肩パッド入りまくりのやつ)を思わず思いだしてしまう私なのでした。懐かしい………

このへんまできて、やっと、今回のコンセプトが見えてきた。過去を懐かしむのではなくて、未来なんだね。だから、昔の曲でも、時空を越えるもの、未来に向かうもの、これから起こる事に目を向けよう、みたいな曲を選んでるんだね。(のちにtk56などを見ててっちゃんの真意を私は知るのだけど、この時は知らなかったのよ)

TETSU Key.SOLO part1 from CAROL(with HAMMOND)
A Day In The Girl's Life〜Carol(Carol's Theme I)〜Carol(Carol's Theme II)〜HAMMOND SOLOへ

前の曲を歌い終わると、ウツはステージ右から退場してしまうのだけど、ここでてっちゃんのソロがくるとは…うっ、意表をつかれた!

しかし"CAROL"ですねぇ。ライブの流れとは関係ないと思ってたんで、やるならば歌と歌の合間のメドレー形式かなって思ってたんだけど、こういう形でやる方が美しいしテーマを邪魔しないしよね。聞きながら、そっか、そっか、うんうん(^_^)と頷いていた私。どうでもいいけど、私の中でのTMのBest Albumは"CAROL"なんだよ(^_^)。

で、当然のようにハモンドが正面向いてるわけですが、一番前なので、火薬がセットしてある様子がよく見えまして(笑) ちょうど手を開いてパーにしますね、そういう風に、放射状に、ハモンドの両側にしかけてあるわけですよ。それ以外にも、ハモンドの前面にちらちらと仕掛けてあって、途中の爆破とかはこれなわけ、で、凄かったのは最後なんだけど、てっちゃん、RHYTHM REDの頃からなんだけど、揺らし攻撃、ハモンドの上に乗っかって反対側に降りて逆弾き、更に揺らし、と、やりたい放題。初めててちゃんを見る人は、これを見てかなり驚くんだと、昔雑誌なんかによく書いてあったな。普段のてっちゃんから想像出来ないって。…出来ないわなぁ、ガンガンいっちゃうから。普段はやさしそうでおとなしそうな人だけど、ライブでは壊れるからなぁ。この細い体のどこにそんな力があるの?って感じの。…そいで最後にその放射状の火薬が爆発したんだけどさ、その時散った火花、1列目の人の所まで飛んで来たよ!火の粉がぱぁ〜っと頭の上から降ってきて、ビビりました(笑)。

8. Children of the New Century

キーボードソロから流れるように、そいでもって次の瞬間ドラムが鳴り出し、次に低く重いベースが加わる。それにハイハットのような細かいリズムが乗って、一瞬、「これなに?」と思うも、あぁ、うそぉ?これぇ?って感じで。でも、その時はまだ、うおーすげーカッチョい〜!と思ってたのだけど、…ん?待てよ?出だしの♪1988、はどう歌うんだ?と思ってたら、最初のサビは飛ばして歌い始め、そして…

 1994君はここにいた
 夢はまだつかめないけれど
   2000君はここにいる
 しなやかに時をくぐり抜けて
がぁああああああん。その時、頭思いっきり殴られました、ワタシ。「1994、君はここにいた」って…?そして、「2000、君はここにいる」って…?
それを聞いた後は、もうあまり覚えていないです。腰から折れて泣きました。

9. humansystem

てっちゃんのピアノソロから。…TMが終了して、初めてglobeのTKのソロのコーナーでこのフレーズを聴いた時、思わず、「やめてー!」って叫んで、泣いてしまった事を思い出した。彼はglobeのライブのたびに何度も何度もそれを弾くんで、「TMを思い出すからやめて!」って叫んだ事もあったなぁ。…そんな事をぐるぐるぐるぐる、思い出していました。でも今日は、本家本元のhumansystem。あぁ、今日は安心して聞いていいんだ、って、思わず小さなため息をついてしまった。前の曲で、本当に帰ってきてくれたんだ、ってわかって、これでダメ押しだった。かえって落ち着いたかもしれなかった。

そして例の部分は、みんなで合唱。ウツが煽る。「もっともっともっと!」マイクスタンドを観客側に向ける。その先が私の目にあるよ(*^o^*)。一生懸命歌ったけど、届いていたかなぁ。

♪I'm here & You are there, in the humansystem〜

10. SELF CONTROL

humansystemが終わりきるかきらないかのタイミングで入るキーボード。そしてなんと懐かしの、FANKS CRY-MAXを思い出させる、昔と何も変わらない、同じアレンジ(再び感涙)。ライブ見てない人は、FANKS THE LIVE I を見て!あれと一緒だから!♪"SELF CONTROL" 懐かしいね。知ってる?この"SELF CONTROL"っていうのは木根ちゃんの声をてっちゃんがサンプリングして作ったんだよ。なぁーーんて事を、んな事誰でも知ってんのにさ、改めてそんな事を思い出したりして。みんなで人指し指向けたね。ウツも会場に向けてるし。みんなで一緒に歌ったね。うんうんうんうんうんうん(*^_^*)。わたしは嬉しい、本当に本当に嬉しい。またこの曲が生で聞けるなんて。嬉しすぎてゾクゾクして、鳥肌立ちました。

11. DIVE INTO YOUR BODY

これ、お祭り騒ぎにはもってこいな歌で、いわゆるディスコのノリに近いものがあるのです。ノーテンキでただひたすら騒いで踊りましょう、ダンスダンス!って曲。 "WE SAY YES!"で会場みんな飛んだけど、ウツも一緒にジャンプしてた!カワイイ!

ただひとつ、てっちゃんは昔はキーボードを親指と小指で叩きまくってた(わかるよね、アレよアレ)んだけど、この日はラインだけ弾いててそんなに遊んでなかったように見えたんだよね。いつ気付いたんだっけな、てっちゃんヘッドセットしてないしさぁ。…CAROL TOURの時のお祭り騒ぎ、あったじゃないですか、それを期待してたのだけどね。会場はもう半分以上壊れてる人ばっかだったんで、ステージ上の人たちも思いっきり壊れて欲しかったんですが(笑)
#まぁてっちゃんは違う所で違う意味で壊れるからいいのか(笑)

あぁそいで、この曲でキャノン砲が炸裂、銀色のテープが舞ったんですが、1列目だと、全部後ろにいっちゃって、全然取れないでやんの(^_^;)。なんで、終わった後拾いに行っちゃいました(^_^;;)。

12. Be Together

もう、素敵すぎ。何が素敵かってさ、イントロがCDに忠実なのよ。"humansystem"に入ってる、アレです。そのまま。しかもこれも懐かしの、歌の前のウツの言葉…。

 Gimme your love...
 silky,milky,funky night...
 feel me, all, all your heart!
これ、本当に、KISS JAPAN、しかもDANCING DYNA-MIXそのものじゃない?あぁ〜それにしても、やっぱり、"Be Together"はTMの曲だよ〜。

TETSU Key.SOLO part2 from EXPO(with KX-5)

そして再びソロへ。from EXPOって書いてるけど、私はそういう気がしたから。"THINK OF EARTH"みたいな感じだったもん。こういうの、"TOUR EXPO"でやったと思うよ。そして再び、EXPOのツアータオルをひらひらさせてたのはワタシです。あはは。

…あとはお約束のKX-5ターイム!それまでのキーボードソロを一区切りさせた後、てっちゃんはブースを飛び出し、肩からKX-5をかける。この時の会場の悲鳴と歓声(^o^)。そして会場の全員が注目する中、KX-5からはなんと"Get Wild"のスクラッチ音!てっちゃんはステージの右の方に移動して、そこで遊びまくり。煽るなって(笑)!

"Get Wild"のスクラッチも、"SELF CONTROL"と並んで、皆が壊れる事間違いなしの曲でさ。毎回毎回アレンジが違うから、今回はどうなんだろうって、それがいつも楽しみだったよね。スクラッチ音を一つ聞いただけで、顔がニヤけてしょうがなかった。でも、てっちゃんもすごく楽しそうだったよね。そして、しばーーらく遊んだと思ったらある所からワタルちゃんのドラムが重なる。それに合わせるかのように、KX-5を肩から外し、叩きつける!生産終了してるはずだ!何故そんなに毎回壊せるのかコムロ!一体何台在庫を抱えてるんだコムロ!

13. Get Wild

で、ウツがバーっと走って出てきて歌い出す(どこから出てきたんだっけ?覚えてない)。てっちゃんはこの時壊したKX-5を、なんと私たちの目の前、ステージ下にそれを置いたのでした。おかげさまで、こんなに間近で初めて見るKX-5、しかも破壊後(笑)!こんなものを目の前にして、目がそっちにいかないわけないじゃん?ステージ上ではウツが歌ってるんだけどさ、あぁ、どっちを見たらいいのやら!ちょっとね、せっかくの"Get Wild"に集中出来なかったのは、ちょっと残念だったな。

で結局そのKX-5は係員が拾っててっちゃんに渡し、3人のサインを入れて、ステージ左側から下に降り(おいおい)、センター席の後ろの方に投げたのですが、何故かその後、再びステージ脇から出てきたKX-5!なんじゃそりゃあ?なんで壊れたのが2台あるの?と疑問。(その後の調べによると、あまりに争奪戦がひどかったため、最初のやつは係員に回収されたそうです。オーノー!)そしててっちゃん、事もあろうに、その2台目を、今度はステージ上からセンター席に投げたのでした。でも、見てて、誰も受け取れなかったし、下に落ちて「ガシャン」という音をたてるKX-5、そして争奪戦。でもさぁ、そのKX-5はメチャメチャに壊れてるわけですよ、なのに、それを上から投げるなんて、いくらなんでも危ないと思ったのですがね。私は。壊してもいいし、あげてもいいかもしれないけど、危ないやり方はやめようよ〜。つーか、私にちょうだいってば(爆)

…まぁそれはおいといても(^_^;)、とにかく、最高の盛り上がりのうちに本編は終わったのでした。

多分この時だな。ウツが投げたタオルが自分の頭の上に落ちてきて、争奪戦になり。一度は掴んだものの、体勢が悪かったため後ろの、チャット仲間の友人に取られる(笑)。そしてこの時、席を支えている鉄柱に踵を思いっきりぶつけ、全治2週間の怪我(バカ)

--encore
(MC)member紹介

TM Networkは、アンコールしないユニットなんだぞう。とか思いつつ、でも、明るくならないし。

そして出てきた3人。まじまじ見てしまう。ちょっと恥ずかしいけど。
ウツのMC。「どうもありがとう!えー、今日は、楽しんでいただけたでしょうか?なんかあのー、久しぶり?TMらしいコンサートで?えー、とっても、MCもほとんどなく、久々のクールなコンサートという事で。えー、最後にですねー、まーあのー、懐かしいだけで集まったわけじゃないんで、新曲とかね、…これからみんなに聞いて欲しいのは、新曲です。…えーと、そうですね、今、メンバー紹介を忘れていました。」
木根ちゃんから、新曲の前にバンド紹介だよ、と突っ込まれるウツ。ウツさぁ、ステージをあまり動き回らなかったので、もしかしたら緊張してたのかなぁ…って思ってたんだけど、やっぱりそうだったのかなぁ(笑)?ねぇねぇもしかして、MCの時に"Welcome to the FANKS!"って言わなかったのも、「TMワールドへようこそ」って言わなかったのも、もしかして、忘れてた(笑)??
木根ちゃんに、「段々慣れていこうよ、段々思い出していこう、」って言われてるウツ。てへっ、て顔をしてるウツ。この人は本当に、カッコよくてカワイイ。
そしてバンド紹介。やっぱり、ワタルちゃんと葛Gの時の声援が一つ大きいね。当然だ。…けどさー、何が嬉しかったってさぁ、ウツが、「キーボード、小室哲哉!」って紹介した所かなぁ(*^_^*)…

更にウツのMC。「そうだね、ちょっとずつ、TMの雰囲気を思いだしてね、まだ、慣れてないんだ、本人が(笑)。えー、でね、この新曲の方を、この会場だけで、発売ですか、発売というか、皆さんの手元に。で、これを機に、ここからTMがスタートすると。(場内拍手)ありがとうございます。そしてー、12月、来年あたりから、なんとツアーを、やっちゃおうかと。まぁあの、小室先生が倒れない限り、倒れない程度にやっていこうかなと。そのくらいの割合で、ぎりぎりのセンで、まぁ、いっぱいいっぱいのセンで、いいんですけど、そのへんでやっていこうかなと。で、と言うことは、ツアーの頃には、オリジナルアルバムを!…発売する予定です!まぁ、そういう事なんで、これからね、TM Networkを応援して欲しいと思います!(場内拍手)…それでは、じゃあ最後の曲を、聞いて欲しいんだけど、(場内え〜!)…いいねぇ、このねぇ、久々だねぇ、TMはあんまりアンコールやらなかったしねぇ、まぁ、ある意味いいじゃないですか、まだ、ほら、やんないよりは。(場内え〜〜!)えー、この「えー」を聞きながら、僕は歌いたいと思います。新曲、聞いてください。"MESSAGE"。」

14. MESSAGE 〜SEVEN DAYS WAR〜

ウツはまだ歌詞覚えてないのか?足下のモニター見ながら歌ってるぞ。
で、新曲と聞いて、バラードじゃない方がいいなぁ……と思ってたんだわ。そしたら、その通りミディアムなナンバーだったんだけど、でも、サビに来るまでに私はすっかりこの曲にはまってしまってました。オマケに間奏にてっちゃんの声も入るし(*^o^*)。で、歌詞がね。

♪見つめてて君だけは もう一度走り出す僕を

ファン泣かせの曲になるに違いない。うむ。"Everything you see is a MESSAGE"。この曲は、TMから私たちへのメッセージ。完全復活したというね。うん、てっちゃん、木根ちゃん、ウツ。わかったよ。
歌が終わると、延々とキーボードの音だけが流れる中、3人が退場。

…私的にはそれできれいに退場でよかったんですけど、音楽はやがて"SEVEN DAYS WAR"に変わって。しかしテンポが早くて早回しのような声で(もしかしてわざわざ沖縄で子供たちと撮ったのか? とか思ってしまった)、終わり方も中途半端だし、なんじゃそりゃ?的なものをとても感じました。あれは必要だったのかなぁ?

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というわけで2時間にも満たなかったライブは終了したのだけど、あっという間で、冷静に考えると曲数も少ないし、ライブじゃ絶対やってた曲をいくつもやってないけど、このライブの意味と目的を考えたら、今日のこの選曲でもいいのかなって思いました。ウツも言っていたように、「ただ懐かしいだけで集まったわけじゃないから」って、うん、懐かしい曲はあったけど、それらは「ただ懐かしい」だけじゃなかったよね。今日から明日へ向かっていく曲だったから。選ばれるべくして選ばれた曲だったんだよ。

終わった後、さっきてっちゃんが壊したKX-5のカケラが落ちててね。それをなんとかかんとか無理言って係員のおにいさんにもらって、その場にいた人たちと分ける事になりました。…カケラのカケラでもいいの。てっちゃんのKX-5には変わりはないから。…また一歩てっちゃんに近づいたような気がするし…(#^_^#)。
#このままでは段々違う内容にいってしまいそうなのでこのへんでやめときます(笑)



最後に。

もう、TMがいないって、悲しむ必要ないんだね。
ありがとう、てっちゃん、木根ちゃん、ウツ。大好きだよ。


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