渡辺美里
 2001.8.11(Sat.) 西武ドーム
 MISATO WATANABE SEIBU DOME 2001
 TRY TRY TRY

今年もこの日がやってきた、西武ドーム。
今年は開演時間が1時間早く、じゃあ終わる時間も1時間早いのね?みたいな、「終わる時間が早い」イコールなんとなく「早く終わる」みたいなイメージがあったんだけど、結論からいうと、「全然そんなことない」ライブでした。疲れたよ〜。

私は友人たちと今年もリハが始まるところから参加。リハも1時間早く始まるだろうという予想の元、12時に西武着。コンビニに買い出しに行き、「いつもの場所」臨時切符売り場前へ移動。軽く乾杯の後、昼食タイム。この日は小雨交じりの曇り日で、夏の日差しがない分だけ、いつもの西武らしい雰囲気を感じられなかったのがナニだけど、直射日光がない分だけ暑くなくて済む。さてどっちがいい?私は絶対に、晴れてる方が好きだけどね。夏=美里=西武、だから。

しばらくすると、ドームの中から音が聞こえてきたんだけど、ギターやキーボードの音合わせみたいで、ちゃんと演奏してない。これリハーサルかぁ?それにしてはー。ずっと飲み食いしながら聞いてたけど、結局1時すぎくらいまで何もやらなくて。曲をやり始めたのが2時頃だったけど、ちゃんとした歌になってたのは3曲くらいだったかなー。あとは「お決まりのリフ」をちらちらとやるだけで、なんか、例年とは違う感じに、ちょっと、オヤ?って思ったけど。しかし、そのリフ聞いて何の曲だかわかるところが私も信者だよね(^_^;)

1時間早くなるって何か感覚ずれるよね。3時開場っていうんだけど、えっ、そんな、まだ3時なのに?って気がするっていうか。だってリハ終わったの、15分前じゃーん。わらわらと中へ入っていく人たちを横目で見ながら、恒例のライブ前オフ。いつものように自己紹介から始まり、今年の席申告タイム。 今年はほとんどの人がファンクラブで取っていて、DGは少数。しかしその大半を占めるファンクラブ経由ってのがほとんどアリーナのA, Bのブロック。毎年ファンクラブはスタンドばっかだったから、今年はどうしたんだ?!もしかしてチケット売れてないんじゃないの?とか言ってたんだけどさぁ… まー、客数は…確かに、少なかったです、ハイ(^_^;)。

なんだかんだと、何枚もMLで集合写真を撮って、さて入場。5時20分ころだったかな。チケットをもぎってもらって、荷物チェック。このゲートをくぐると、ライブへの期待感が一層高まるよね。ワクワク、ワクワク(^_^) 今年はアリーナA-12ブロック、行ってみたらAの一番端っこ。端といえどもスピーカーからは少し外側なだけで、スクリーンの真ん前なので、私的には○。

定刻の5時を回ったところで、SEが "Take me out to the ball game" に変わった。はは、小技使うじゃ〜ん。そんで、なんとなく、「きっとこの歌が終わったら始まるんだろうな」と思った。

と、予想通り、次は"break on through"。心の中で「当たったじゃん、ムフフ」なんて思いながら、会場の皆と一緒に、手拍子と共に立つ。始まるぞ〜〜!って思う瞬間だよね。なんのかんのいっても、この、始まる瞬間って、いいよね。一年間待ったライブだから、特にそう思うよ。
バンドメンバーが出てきて、声援に応えてる。ナナメから見ているので、松永さんや斉藤有太が見えなーーい。
みさっちゃんもどこにいるかわからず。音楽が終わる頃、ようやく見えたんだっけか。風船がバン!と割れたと思ったらみさっちゃんが手を挙げて立ってて。果たして1曲目は何なのか?!そう思った次の瞬間、何度も聞いた事のある、キーボードのイントロ!

JUMP

みさっちゃんの「JUMP!」という声。
ウッヒャーー!マジ!?これはきっと、誰も予想出来なかったでしょう!びっくりだよ。まさかこれで始まるなんてね。これはいつも、もうちょっと後ろでやる曲だったから、「おいおい、終わるつもりかい」なんて友人たちと言ってた。しかも、1曲目なのに球場の照明全部スイッチ・オンだし。明るくなるって事は、終わりかい、って思っちゃうんですけど(笑)

ラブ・ゴーゴー!!

1,2,2,3の手拍子が2,2,2,3に変わってた。
そいで、おおっ、と思っていたら、みさっちゃんのかけ声と共に、デカい風船がいくつも会場に放たれる。手拍子して、歌って、Go Go!で手を上げて、オッケー!で叫んで、飛び上がりながら風船に触って、すごーくすごーく楽しい1曲だった。

やるじゃん女の子

みさっちゃん、アンタ、出だしの歌詞飛んじゃダメじゃん(笑)

(MC)

挨拶。「みーんなみんなみんなみんなみんな、あーーいたかったよーーーー!」えーと、「みんな」は5回でした(^_^;)
「今年は1時間早く始まったって事で、みんな、時間は十分にあります!」おーいえー!

センチメンタル カンガルー

もう、このへんの曲は、来てる人はほとんどわかってるのである。どこでコーラスを入れればいいかとか、どこで飛べばいいか、とかをね。♪君はセンチメンタルカンガルー、の後にマイクを向けられても、ホントに、皆が口をそろえて歌えるし。私もめっちゃ飛んだなぁー。

すき

だから、みさっちゃん、もう終わるの?って感じ(笑)。なんだかこの曲の並びはいつもと違うぞ!
で、私が個人的にとても好きなサビ部分の男性コーラスですが、この日は葛Gが担当してたそうです(私のところからは見えなかった)

(MC)
バンド紹介

MCはセンチメンタルカンガルーな話。「あの曲を作った時には私はまだ運転免許を持っていなくって、教習所に通ってた」そうです。そして、取った後に買った車が届いたその日に西武球場まで運転したらしいのだけど、助手席には拓ちゃんに乗ってもらったら、彼はかなり無口になっていたとか。

Truth

夏灼きたまご、のカップリング。静かな曲なんだけど、美里にしては珍しく、サビに英語が使ってある。曲そのものよりも、この事に神経を奪われていた私。へぇ〜、どうしたんだろ、と思って、なんか新鮮な感じだったなぁ。美里曰く「カーペンターズを意識して作った曲」とのことですが。

(MC)

最初に「今年は16回目の西武球場です」って言ったのね。その後もずっと「ドーム」ではなく「球場」って言ったみさっちゃんが好きだな(^_^)。

最近初めて競馬をしたそうです。しかし大井ってところがなんともいえません(笑)19800円という事は19.8倍だったのでしょうか(笑)

跳べ模型ヒコーキ

MCで「隠れファンが多い曲を歌います」って言ったので何だろうと思ったらこれでした。この隠れファン発言には、私のMLの友人たちにはちと違和感あるらしい。(隠れてない!という事らしい)
しかし私はただ単に、引っ張ったわりにこれかい、って思ってました(ごめんなさい)

悲しいね

イントロが流れた瞬間、懐かしくて嬉しくてちょっと胸キュン(死語)モノでした、ハイ。小室哲哉会心の作だよねぇ、これ、曲の作り方や、転調していくところ、「泣き」のサックスも、なんともいえないよねー。いい歌だよ。うっとり聞いてしまった。
多少、真夏なのにどうしてこの曲なのか?ということも頭をよぎったけどね。

My Revolution

アカペラから始まるマイレボ。頼む〜、この後は通常バージョンに戻ってくれぇ〜、と思ったのは私だけではあるまい。戻ってくれて良かったけど。しかし、コムロ2連発で来るか。何年たっても色褪せない名曲。手拍子も、突き上げる拳も、会場全体でのコーラスも、もちろん歌詞も、みんなこれだけは完璧に知ってるよね。

で、なんとなく、ここまでが一区切りって感じだった。ようやく外も暗くなってきたし。やっと照明も消えたし。

とびだせ青春

長いイントロだったけど、曲はなんだったかわかってたのね。でもなんていうか、慣れって怖いよね(笑)頭思いっきり振ってるし、いつの間にか歌詞もそこそこ覚えちゃったし、サビじゃ飛んじゃってるし、何度も聞いてると、こうなっちゃうもんですかね(笑)

パーカッションソロ

元々知り合いの知り合いだったパーカッショニストでありパフォーマーであるスティーヴエトウさん、「真夜中の王国」つながりで今回西武に参加、という事だったらしいのだけど、ワタシ、ここんとこで、あぁパーカッションが別にいたのね、って気づきました、はは。いや、リハの時に、あぁパーカッションの音がするな〜、っては思ってたんだけどさぁ、斜めから見てたからかな、ステージ上がどうなってるとか誰がいるとかがあまり見えなくて。

そしてこの人のソロは、ベースの上にパーカッションが乗り、ステージ狭しと動き回りながら叩いたり、パーカッションを置いたと思ったらドラム缶にグラインダーをあてて火花を散らせたり、そのドラム缶をスティック(鉄の棒だった?)で叩いたり、見せ場は十分、音だけ聞いているとクラブっぽいノリもあって、ここはWIRE2000か!って感じだった。この間だけ、美里のライブだって事を忘れてしまうくらい。とにかくカッコよかった。こういうゲストはアリだな。

(リハの時に音を聞いて「ねぇこれってこれ(足の間に挟んだタイコを叩く仕草)?まさかこれじゃないよね(バチでタイコを横から叩く仕草)?」って言ってた事はここだけのヒミツです。はい。

夏灼きたまご

歌詞がいただけないのはこの際おいておく。というか、聞くとやってられないからね。
でも、歌自体音階に高低があってなおかつ歌い回しが難しいような気がするんだけど、それを難なく歌えてしまうのはやはり彼女の歌唱力に依るところが大きいからでしょうか。美里がTVで「ラテン系を歌ってみた」と言ってたけど、雰囲気はよく出てると思った。ラテンなノリにスピードが加わって、新しい分野かも。歌詞はイケてないけど、楽曲としてはとてもヨイ。そして、ライブ向け。TVでただ歌われても面白くないかもね。(いや実際ミュージックフェアの時は何も感じなかったし)

ジャングル チャイルド

前の曲のノリを引きずったままのイントロから始まって、全体的に元歌がいい感じに崩されてた。ちと聞き飽きるくらい聞いてたので、壊されてる曲の方が好き、というか「そういうの」の方に目が向いてしまうっていうか。

スピリッツ

ほんとアタシも、、、、いやぁ、慣れって怖いよね。っていうかこの曲と「とびだせ青春」はあまりにもライブで歌われる事が多いので、もう割り切って、楽しむ事にしているので、いーです(^_^;)。今年は自分自身もかなり盛り上がっちゃってたんで、美里と一緒に2回もターンしてしまいました。(わかるよねいつも美里がくるっと回るところ)

egoism

新曲。秋頃に発表したいと思ってるそうで。
歌詞も曲調もかなり重く、それまでの雰囲気飛んじゃいました。スクリーンに歌詞が出てたんだけど、曲調の重さ故にぼーっと見てしまった。まぁ一緒に歌う歌ではないな、これは、、、

ムーンライト ダンス

曲の流れとしては、このつながりはグー。とてもヨイ。前の曲の重さを持ったまま、イイ感じに流れに変えたよね。私はegoismを聞きながら、これと一緒に聞くならムーンライト ダンスかな、って思ってたんだけど、その予想が当たってびっくり、もしたけど、この曲が持つ暗さっての?それが前の曲を壊していなかったというところに、つなぎの上手さを感じました。この流れはよかった。うん。

虹をみたかい

この人は、一番大事なところで大失敗やらかしました。おいおい!!そこで間違えるなぁー!がっくりだよー(^_^;)

恋するパンクス

スパイ大作戦のテーマから入り、途中にホーンズ+美里でルパン三世のテーマ、そして一人ステージ最上段の荒木さんは、注目を浴びたまま必殺仕事人…、なんでやねん!とにかく私はメチャクチャ飛んで、メチャクチャ首振った。おかげで今日(次の日)は死にそうです。首が回らない…。

グッときれいになりましょう

このナゴミ方というのが、なんとも、恋パンで切れてしまった体を心地好く引き戻してくれたというか、クールダウンという言い方がいいかどうかはわからないけど、精神的に気持ち良かった1曲だった。どうしてここでこの曲?って一瞬思ったんだけど(これはもうしょうがない)、結果的にそれがヘンな使われ方をしてなければOKだと思うので、そういう意味での「ここで、この曲」っていう選択は、私は間違ってないと思った。さっきの、egoismからムーンライト ダンスの流れと同じようにね。>(MC)

静かにバックで和音が流れる。あぁこれってもしかして…と淡い期待を持っていました、ハイ。
みさっちゃんのMCは「この瞬間のために、めいっぱい思いを募らせてここまできました」とか「みんなと私の気持ちはバッチリくっついているよね? もう大丈夫だよね?(場内大歓声)」とかで、あぁ、シメって感じよ。

My Love Your Love

なんじゃそりゃー。これかいなーー。多分、本人この曲すごく好きなんだろうなぁ、って思うんだけど、ちょっとお約束化してきてる分だけ私はキライかな。さっきのはいい感じのクールダウンだったけど、更にナゴミ系でこられると、あぁ終わりなのね?って思って、かえって落ち着きすぎてしまうんだけど。とか思うのは私だけか?!

さてこれで、本編はしゅーりょー。去ってゆくメンバー。みさっちゃん。
屋根のせいかなー。アリーナにいたからそうなのかなー。わかんないけど、今年も皆でやったウエーブ(もうええっちゅー噂もあるが)がきれいにスタンドに伝わっていかなくて、もう限界かもよー。とか個人的には思ってしまいましたが、いかがなもんでしょうかね。

--encore

(MC)
バンド紹介

インターバルは5分程度。出てきての、恒例のMC(MC?叫びか?)

「サンキュー、西武球場ー!」あ、やっぱり西武球場って言ってる。
「サンキュースタンドー!サンキュー、アリーナ!」そのあとは、♪ラーララ ラーラ、ラララララ(文字にするのは難しいですな、あれですよ、恋したっていいじゃないとかの間に入るやつ;それでもわかんないって(笑)?)

そして発表。「久しぶりにコーヒーのCMで、歌を歌う事になりました!(大歓声)」と言ってアカペラで歌ってくれたのは、ロバータ・フラッグの「やさしく歌って」。楽しみだねー。

そして更には、「あのねー。今日の西武球場が一番好き!どれが一番って、言っちゃいけないのかもしれないけど、でも一番好き!」だって。なんか、今日はMCがハイになってるよ。どうしたんだろうなぁ、って思ってた。この時は。

Boys Kiss Girls

このイントロが、全然わかんなかったなぁ。いやその後すぐにわかったんだけど、一瞬わからんっていうの?お?何だ何だ?って一瞬思わせるところがニクいと思った。そしてこの曲、すっげー久しぶりだよ。西武でやったのは、さていつ以来でしょうか。

夏が来た!

なんだかマイク(音)が変で、1番のサビまでほとんど何歌ってるか聞こえたませんでした。後に友人が言うには、彼女がスピーカーの前に立ってたんで、そこでマイクの音を上げちゃうとハウリング起こしてしまうので音を抑えたんだろうと、なるほどそう言われればそうかも。私たち側のスピーカーの前にいたからなぁ。

あと、調が外れてたのよ。美里にしては珍しい事だけど。しかしこれがまたみさっちゃんがヘッドフォンを外したりつけたり、「ん?」っていう顔をしてたのがスクリーンいっぱいに映ってて(^_^;)あ、自分でも何か変だってわかってるんだー、って思ったんだけど、まぁ、ライブならではだと言えばそうかもしれないけど、もう、ずーっと、終わるまで変だった。これもPAの調整のせいだったのかな。

チェリーが3つ並ばない

そして、音はつながるこの曲に。
で、出たよ。乗ったよ気球に。そして一周。今年の目玉はこれだったか。

皆の視線の先にはみさっちゃん、私も後ろを向いたり横を向いたりして、なんかいつもより20%増しで体力が必要だったかな(笑)。1曲まるまる飛びながらモンキーダンスは疲れたー。でもこんなにバカになれる曲という意味では、すごく好きかも、この曲。ライブでこれ踊るのがすごい好き。

どうでもいい話ですが、私たちのブロックの脇に密かにロープがあったようで、アンコールに入ってから係員がそのロープをべりべりっと剥がして手に持ったんだよね。これを見たら、おー、ここを通るに違いない?って思うじゃん?だからすごくワクワクして待ってて、ヨシこれは椅子を超えて行くしかないなーとまで覚悟を決めてたのに(^_^;)、結果ぜんっぜん関係なくてさ。ヌカ喜びでございました。ハイ。

(MC)

問題のMC。
「どうして西武球場にこだわるんですか?」って取材される時にコメントをいつも30秒とかで語れって言われるんだけど、それは無理」という事を言ってた。まぁー、これだけ続いてたら、一言で言えって言われてもそれは無理かもね。私でもそう思います。で、みさっちゃん「その代わり、ここに来てくれた人たちには、う〜ん、いいのよ、楽しいのよ、って思ってもらえればいいと思って」、そうだねー、自分も、しょうこりもなく(笑)毎年来てるけど、来るまではなんのかんのと、好き勝手言うんだけど、ライブが終わる頃には、「ん〜、いいんだな、」なんて言ってるからなぁ。

それから…なんだか、年を感じるMC。皆年をとってきて…子供連れが増えてきて…とか…出会いがあって、別れがあって…渡辺美里という人間にも色々な事があって、出会いも、別れも、……、「こんな事しゃべらないんだけどね」と言いつつも語ってました。私はそれを聞いて、美里がこんなに人生語るなんて珍しくない?って思ってたんだけど、それが最後にきたのが、Lovin' you の紹介の時。ポロポロと涙をこぼしながら、「私にとって最近、大親友だった、友達が、悲しい事に、5月に天国に行ってしまって……みんなも、大切な人がいる人は、是非、その人、周りの人を大事にしてください。…永遠ってないんだなー、って思ったね、…」

Lovin'you

それでこれだもんなぁ。。。。
斉藤有太のピアノ、きれいだったけど…
一緒に歌う気は到底なれず…
美里も涙声だし。
こんな重いLovin' youは初めてかもね。

もう一回バンド紹介。何度やってるんだか、とか思ってたら、美里、有賀くんの事をを「ドラーム!」と、スティーヴの事を「ベース!」と、思いきり間違えました。「私は今日はどうかしていまーす!」っていうのがとても笑えたんだけど、いやー、色々とあったのねみさっちゃん。なるほどね…。

サマータイム ブルース

今年はないんだなー、と思っていたら一転。私はLovin' youで終わりでも良かったんだけどねー。
でも間奏の拓ちゃんのサックスが大好きな私としては、ここんとこピンポイントで鳥肌立ちそうでした。ここんとこを境にして、私も段々正常に戻ってきてさ、もう、めいっぱい腕を伸ばして手拍子したし、歌ったし、肘の神経のびるぜまた、っていうくらい左右に振ったよ。言わせていただければ、私がここまでするのは、すごい珍しい事だぞ。

「美里、美里」のコール(うしろの方には聞こえなかったかもしれないけど…)の後には♪オーレ チャンピオーンをワンフレーズ歌って、「サンキュ。」って言って、跳ねながら袖に消えて行きました。

よかったよ。ニッコリで終わって。

--ここからは雑感、色々。

終演8時半。
なんとびっくり、3時間半もやってましたよ。でも、いつの間にそんなに時間たってたんだろう。全然時間を感じないライブだった。美里のMCも、今年は長いと感じなかったのね。いつもなら「しゃべってないではよ歌やれー」とか思う事しばしなんだけど、この変わり様は何かしら。今年の方が面白かったなぁ、内容濃かったなぁ、って思うのは、やっぱりみさっちゃんのMCかなぁ。なんか私も、色々考えちゃったもんなー。なんていうのかな、私もなんのかんの言っても、美里の事は好きなので、彼女が何を考えているかとか、彼女に何があったかとかもそれなりに気になるんだよね。だから、MCですごく気になる事を言われたり、果ては泣かれたりすると、どうしたのかなぁって思うよね。そういう時に彼女は「ここにくるとみんなから力をもらえるから」って言うじゃん。そうするとさ、私も、来てよかったなぁって思うし、これからも来ようと思うんだよね。

それから、触れておかなければならないのは、観客かなー。やっぱ年々、平均年齢が上がってしまうのはどうしてもしょうがないかな。で、それに伴って、段々静かになっていくよね。今年はアリーナのAブロックで見てて、やっぱ前の方で見るってのは、それだけで盛り上がり度って違うよね。やっぱり。だからだと思うんだけど、私が去年よりも何倍も盛り上がってたのは。だけどなんだか、バカになってんのは私だけっていうか、おとなしーく見てる人って、多いよ。なんでやん、こんなに前で見てるんだから、もうちょっと、盛り上がってもいいんじゃないかと、思います。あと、自分もかもしれないけど、拍手小さいよ。

あと、これだけ売れ線から遠ざかっていて、客の入りはどうなんだってこと。もう、ここ何年も、チャートに上るような曲ってないよね。中にはいい歌もあるんだけど、「よく聞いたらいい歌」ではなくて、率直に聞いていい曲っての?タイアップでも、敢えて売れ線狙いでも、なんでもいいと思うんだけど、チャートに出て新しいファンを獲得しないと、いくらなんでも、こんな都心から遠い地に何万人も集まらないよ。今年、スタンド席すごい減ってた。一番上まで入れてないんだもん。なんだそれって感じだよ。で、気球のせいかもしれないけど、アリーナもすごい少なかった。これ、来年あるのかなぁ?今から来年の夏までに、美里がどかんと起死回生の1曲でも出さないと、もしかしたら、来年ないかもよ。「ない」っていう理由が、本人にあるんじゃなくて「観客が入らないから」っていうんだったら、こんなに悲しい事ないよね。でも、このままゴーイングマイウエイ状態だと、それもあるかもよ。

私はそれは悲しいんだけどなぁ。
西武っていうものが、単なる「連続記録」だけのためにあるわけではないのだと言うなら、持続させられるような努力を、本人がすべきじゃないだろうか。ねぇ。

あとは最後に、何が"TRY TRY TRY"だったんだろう。謎(^_^;)。


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