JAMIROQUAI
 2002.1.6(Sun.) 東京ドーム
 A funk odyssey World Tour 2002

ジャミロクワイのライブを一言でいうと、やっぱり「クラブ」になるんだろうと思う。キーボードとベースが効いていて、自然と体が動き出す、しかもあのテンポで。あのテンポは、私にはとても気持ちいいのね。速くもなく、遅くもなく、私にはとても合ってる。

ジャミロクワイ、というよりジェイ・ケイがステージ上で足をちょこまかと動かしながら、カクカクとブレイク・ダンスを踊る姿を見るのが私は好きで、一昨年生で見た時に「カッコイイ!」って思ったんだよね。
で、今年の公演だったわけだけど。

席はアリーナのA-5ブロックで、前から5列目。スピーカーの外側だったので位置的にはイマイチだったけど、前の方だったのでまだ救いでした。

…つーか、ドーム入ってビックリしたですよ。スタンド2階に客がいないんですよ。あれぇ?なにこれ? って思うよね。しかも、1階スタンドも、ほんとに中央に集めましたって感じで、両脇になんかいないし、その中央の方に集めてあるにしても、あちこちブロック単位で空けてあるんだよね。え?
そういえば、ドームの入り口の所に、「明日の公演はアーティストの強い希望により、1/17武道館に変更になりました」とか書いてあったんだよね。それを見て、え〜?広い所から狭い所に会場を移して、客入るの?って思ったんだけど、その謎が解けたって感じよね。変更もなにも、客がいないんじゃん!

何故にそんなに客がいないのか、甚だ疑問だしその理由もよくわからないんだけど、少なくとも去年のドームは超満員だったじゃん?じゃあ今年は何故? うちの弟が言うには、"A funk odyssey"はあまりにもfunk過ぎてクラバーな人たちにはウケなかったんだとか。…とかいう私も、このアルバム今までとチョットチガウよね、とは思っていたので、世間の評判としては妥当なセンなのだろう。う〜ん。確かに。

さてライブの方は、"A funk odyssey"のジャケットからまさに飛び出してきたかのようなジェイ・ケイが、今年も跳ねる、回る、飛ぶ、と、私を(と敢えて言おう)十分楽しませてくれました。ジェイ・ケイといえば「かぶりもの」、ジャケットと同じ、シルバーのツノがたくさん生えてるやつをかぶってたんだけど、どうも重くて動いてたようで、しきりに頭を押さえていた仕草がなんともラブリーでした(笑)。

これ!っていうヒット曲はあまりないので、すっげー盛り上がりというのはなかったと思う(しかもこの客の入りである)のだけど、私のいるあたりの人たちはかなりイケてたので「場」として楽しかったし、演奏の方々のプレイも力強くて歯切れのよい、やっぱり「踊りやすい」ライブだったなと思います。

以下セットリストは東京ドームのページから。

1, Twenty Zero One
2, Cosmic Girl
3, Main Vein
4, Little L
5, Love Foolosophy
6, Canned Heat
7, Titan/Strauss
8, Bad Girls
9, Space Cowboy
10,Corner Of The Earth
11,Black Crow
12,You Give Me Something
13,Deeper Underground

--encore

14,Alright


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