これ、誰も信じてくれないんだけど、本当の話なんだよね。
いきなりだけど、私の理想の人のルーツは、タイガーマスクなんですよ。
誰が買ったのか知らないけど(私が買ってって言ったのか?)、何故かタイガーマスクのEPがあって、
それをよく聞いていたのを覚えているし、TVの放送も見ていたのを覚えてるのね。
タイガーマスクって普段は伊達直人っていう新聞記者で、その姿を隠しているんだけど、彼はみなしごで、
自分が昔いた孤児院に贈り物をしたりする、優しい面があってね、子供たちは喜ぶわけですよ、
で、子供たちのためにも、クリーンファイトなわけなんだよね、反則とかしないの。強いならなんでも
やっていい、っていう虎の穴の出身なんだけど、最後までクリーンファイトなんだよね。
最終回でタイガー=直人にいちゃん、というのがバレて、で、勝つために反則をして、
それで、「もう子供たちの前には行けない」って言って、日本を去ってしまう所で
TVは終わるんだけど(ちなみに漫画では最後は死んじゃうんだっけか)。
で、私はこの設定にハマってしまっていて、伊達直人=最高にカッチョいい人、だと思って
いたのね。理想のお兄ちゃんだった。あぁいう人いないかなぁ、っていつも思ってた。
私の小学生の時の友達に、本田哲也君ていう子がいたのね。
その子とは、小、中、高と同じ学校で、私もそこまで同じ学校の子ってそんなにいなかったから、私に
とっては結構大事な友達だったの。彼は自分の「哲也」っていう名前が好きで、小学生の時に、席が隣り
だった時私によく、「哲」っていう字にはこういう意味があるんだ、とか、自分はこの名前がとても
好きだとか、そういうことを話してくれてたの。そんなに小さい頃から、自分の名前に、そんなに誇りを
持ってるんだなぁって、私は感心してた。私が小学校高学年頃から目が悪くなって、黒板の字が見えなく
なってきた時も、何も言わずにノートを見せてくれたり、字を読んでくれたりしてて。初めてメガネを
かけて学校に行った日、私はなんだかすごく恥ずかしかったんだけど、彼は「大変だね」ってだけ言って、
でも、これからは見えるようになるからよかったじゃん、って言ってくれて、他の、ひやかして
ばかりのいたずらっ子とはちょっと違ってて。その後彼とは高校まで同じだったから、クラスは
違っていても、何かと話す機会とかあって、仲が良かったんだよね。恋愛感情はお互いなかったけど;-)
#今、何してるかなぁ…
高校生の時ね、「週間セブンティーン」を読む事がお約束になっていて(そういえば
セブンティーン派かプチセブン派に分かれてたな)、私も、御多分にもれず、それを読んでいたん
だけどね、その中に私の好きな先生の漫画があって、その主人公の名前が「喬」って言ったのね、
タカシって読ませるにしては、ちょっとお洒落じゃない?それって。私、すごい気に入っちゃって。
もう青春まっさかり(笑)って時だよね、その頃、毎日友達と色んな話したけどさ、その中の一つって
いうか、「結婚するなら何歳で」とか、「子供は何人で」とかいう話になった時に、私言ったの、
「私は結婚したら子供は男の子3人で、名前は"なおと、てつや、たかし"なんだ、もう決めてるの」って。
それからしばらくして、1984年の春、週間セブンティーンの裏表紙で見たのが最初だった。
"TMネットワーク デビュー!"
ド派手な衣装の3人。すごい衝撃だった。洋楽っぽかった。よくわかんない、怪しいけど(笑)、
ちょっとカッチョいいじゃん。
でも、3人の名前を知った時、あまりにも驚いて、心臓飛び出るかと思った(笑)。
木根尚登、小室哲哉、宇都宮隆。
ウッソォ〜、何それ?(^_^;)
もう、こうなったら、この夢、現実にするしかないよね(笑)。