9/27-10/4まで、アメリカ本土に行ってきました。遊びではなく、出張で。行ってきたのはいわゆる「シリコンバレー」ってところ。サンフランシスコ市内から101(わんおーわんと読む)を南へ下る事3、40分。101(フリーウエイ)をそのくらい走ると、道の両側には、いかにもそれっぽい企業のビルが見えてきます。私の会社もその中にあります。
一週間の行程だったのですが、結構間抜けな事やってきました。ホントは、書くとバカをさらしそうなのでアレなのですが、書いてしまおう(笑)。あ、だから、今回US本土は初めてだったのですよ(言い訳)
行きの飛行機で酔っぱらう事件
行きの飛行機の中で、最初の飲み物サービスから調子に乗って、ビールを飲んでました。しばらくして、料理が出てきた時も、ビールを飲んでました。で、飲みながらヘッドフォンで前日に見た美里の「ハダカノココロ」をガンガンに聞きつつ、「地球の歩き方サンフランシスコ編」(おいおい)を読んでいました。きっと顔も真っ赤だった事でしょう。いい気分になってきたので、寝る事にしました。…寝ました。 …ぐうぐう…(-.-)...zzz。ところがどれくらい時間がたった後か、急に気分が悪くなってしまいました。こりゃいかん、吐いてしまえ(^^;)、と思い立ち上がった瞬間、「グラッ」
かすかに残っている記憶では、「大丈夫か?」といわれつつ、外人に抱えられていました(^^;;)。でも、次に気がつくと、私はトイレの中にいました。なんか、外からがんがんとドアを叩く音が聞こえていました。…あとは、覚えておりませぬ…
EMERGENCY EXIT ONLY 事件
泊まっていたホテルの近くに、TOWER RECORDがありました。タイタニックのビデオを買ってきてね、と頼まれていた私は、それを買いに行きました。…物を買って、店を出ようろしたのですが、アレなんです、アメリカのお店(ex.スーパーマーケット)って、入り口と出口が分かれているところが結構あるのです、で、TOWER RECORDにて、ふと見ると、向こうの方に"EXIT ONLY"の文字。おお、あそこから出るのか。「ガチャ」
ドアを開けた瞬間、「ブーーーーーーーー」っと、けたたましい音で鳴り響くブザー。うを(^^;)???はっ、とレジの方を見ると、店の人が「オー、ノォー」ッて感じで見ています。え?え?え?私は、自分が出ようとした出口をよく見ました。そこにはこう書いてありました。"EMERGENCY EXIT ONLY"。非常口でした。
Denny's 事件
晩ご飯を食べに、デニーズに行きました。何故そんな所にって?…まぁ、まぁ(^^;)。いいじゃないですか。 で、そこで私は、一つのプレートに、ステーキ、ハッシュドポテト、目玉焼きがのっているものを選びました。…きっと、肉の焼き方は聞いてくるだろうと思っていました。ところが、聞かれたのは肉だけじゃなかった…
「卵はどうすんの?」
「パンとライス、どっち?」
「飲みものは何にする?」
矢継ぎ早の質問でした。あたふたしている私の事を、みんなはメニューで顔を隠しながら、ただただニヤニヤ笑っていました。…教えておくれよぅ…。
あー、そいでもって、卵の時に、"sunny side up"って言ったんだけど、伝わりませんでした(がっくし)
酔っ払いラボツアー事件
US本社のラボルームというところで、まだ人には言えない製品のデモツアーがありました。ツアーは何人かの少人数に別れて行くため、何班にもわかれたのですが、待っている人たちのためには、飲み物やスナック類が用意されていました。みんなそこで歓談していました。私はMiller Beerを手にし、くぴくぴと飲んでおりました。確かツマミはタコスだったと思います。…さて、自分たちの番が回ってきました。私たちは、普通の社員が入れないラボルームでいくつかの製品の説明を受けていました。が、心なしか、みんなが私を見ているような気がしました。やけに目があいます。…なんで? あとでわかりました。私、さっき飲んだビールで、顔真っ赤だったみたいです。で、その赤い顔で、デジカメを使い写真を撮りまくっていました。きっと、はたから見ると、「クレイジージャパニーズ」だった事でしょう。
しかも、途中でトイレに行きたくなり、抜け出してしまいました。でも、ラボルームに戻って来て、カードをセキュリティシステムに通したものの、普通のカードでは入れないのでした(泣)。
ID Please, 事件
近所のスーパーに、おみやげを買いに行きました。カリフォルニアワインを頼まれていたので、適当に見繕い、レジへ持っていきました。そこで言われました。「IDみしてくんないかなぁ」。なぜじゃ。なぜ聞いてくるのだ。昨日コロナビールを1ダース買った時は、聞かなかったじゃないか!
そこでも焦ってしまった私は、「じゃあ、車から取ってくるから待ってて!」。すると、一緒にいたMさんが「僕が出しときますから」と言って、国際免許証をポン。私がレジの人とあーだーこーだもめるのを見てないで、早く出しておくれよぅ(^^;)
ID Please, part2 事件
最終日、会社は金曜の午前中で終わったので、午後から車を飛ばして、ギルロイのアウトレットセンターに買い物にいきました。そこはハワイのワイケレショッピングセンターと変わらずの、超でかアウトレットモールでした。…私はそこの靴屋で、スケッチャーズの厚底スニーカー(年考えろよ)を買いました。レジに行きました。「でぃすわん、ぷりーず」
おねえちゃんは言いました。「ID Please?」ちょっとォ、靴買うのにもID見せなきゃいけないってのは、どーゆー扱いなんだ、コラァ(-"-)。
Please exchange? 事件
GAPのOUTLETでの出来事。お洒落なジャケットが$9.99というすごい値で売られていたので、すぐに手に取りました。しかし、サイズはM。試着しましたが、どう考えても私には大きい。棚に戻そうかどうしようか、と思っている間に、そのジャケットは残り1着になっていました。そして、その残りの1着を手にとっている女の人2人組。「ちょっと、これ$9.99よ?」「しんじらんなーい!」「着てみたら?」「…あら、これSサイズよ。私には小さいわ。」「Mサイズないのかしら?」…こんな会話が繰り広げられていました。でも、あまりの安さに、おねえちゃんはその品物を離そうとはしませんでした。うん、やっぱ、あれで$9.99だったらみんな買うよな〜。
私はそこで、自分のMサイズをじーっと見ました。どうしよう…。私には、これは大きすぎるんだよね…。ここで、交換した方がいいのかな…?私が悩んでいると、なんとそのおねえさんはそれをとっとと買ってしまいました。ガーン。は、早い(^^;)。
一緒に行った会社の人に「これ、大きいですか?」と聞いたら、「阿部さん、それ、大きいッスよ!」と言うので、交換を決意。店内を見回すと、いたいた!同じジャケットを持ってる親子が!…私はそそくさと近くにいき、言いました。"Excuse me, I have a Medium Size Jacket. But, it's too large for me. If possible, please exchange mine?" (今考えると、これで合っていたのだろうか?)…最初は目をパチクリしていたその人は、試着をして、少し大きかった(らしい)にも関わらず、交換をしてくれたのでした。…どうもありがとう。私は日本に帰ってもあなたの事は忘れないわ!
まだあるのですが、とりあえずこのへんで(笑)。